平鍬成(ひらくわせい)
クワガタと人生
未公開
どうですか、強そうな名前です。いっぱい種類があるんですね。一番メジャーなノコギリクワガタ。最近あまり見かけないですけども、ミヤマクワガタ。先生一番好きなんですけども、デパートとかでものすごく高い値段で売られているオオクワガタ、真っ黒です。さらに小さいコクワガタ。ここテストに出るところですよ、ね。どこに線を引きますか?(ノコギリ、ミヤマは)あごの部分がほぼ真横から見たとき隆起している。なんのためか。威厳を保つ、威力を示す。掴んだものを離さない。
一方、オオクワガタとコクワガタに関しては、顎が隆起してない。(平ら)そういう違いがあります。この違いが大きな違い。この子達(ノコギリとミヤマ)は、2015年冬に前の世代が卵で生んだものが、2016年夏頃にサナギから成虫になって蜜を吸い、けんかしまくり、メスをどうみつけようかと躍起になった挙句、メスは卵を産み、オスは亡くなっていく。1年の人生で終わります。
ところが、あごが隆起していない地味系の二種類はですね、多くが2015年に生まれて2016年夏に盛り上がって、パーティーに次ぐパーティーを彼らやりますが、2016年冬何やるかといいますと、葉っぱの下や木株の中にめり込ませて乗り切るんです、厳しい冬を。そして2017年春すぎ、あるいは夏ぐらいに二度目の夏を迎えるわけです。ここにこの授業のポイントがあります。(BGM:プリンセスプリンセス「M」)
これは人間の生き方に通底するもの。みなさんも何かあった時に、すぐ無くしちゃうんじゃなくて、次の年に残しておこう。ちょっと一歩引こうという、謙虚な生き方をすることが長い気につながる。こういうことをクワガタが教えてくれるわけですね
ワードセンスさすが。
kotobank.jp
クワガタは越冬してもいいけど、俺の番組は越冬させちゃダメなんだよ。
カマキリ先生は雨男。
分量考えようよ。30分番組に4日かけてんだよ、っていうなら、マジほんと、ノーカット版希望
どうにも実際の昆虫パートが短く、カマキリ先生のトークが長いうえホワイトボード等の書き込みからするとカット部位はさらに多いと思われることから、45分なんてケチくさい事は言わず2時間ぐらいのワクに延長すべき
— aodaisyou (@aodaisyou) 2019年1月1日
ではないだろうか?#昆虫すごいぜ
たまに見るから楽しいのかもしれず。四季の移ろいと香川照之を愛でる番組。
#昆虫すごいぜ 下手にレギュラー番組化しないからこそのテンションと密度は、実はNHKらしいと言えるんだよな。
— 葛西伸哉(HJ文庫『封印魔竜が〜』発売中!ノベリズム『聖なる彼女に~』連載中) (@kasai_sinya) 2019年1月1日
自然が相手だから、レギュラーにすると無理も出るだろうし。