別館.net.amigo

料理、人生案内、野球、TVメモ。

サワコの朝 磯田道史 歴史は因果関係の研究

阿川佐和子を分析

ものすごくしゃべられますよね。初めて会った時に小柄な方だけどものすごくしゃべるから。きっと、生涯にしゃべる言葉の数を体重で割ったら、最大値になるから、体重1kgあたり、一番地上でしゃべる生物を見た、っていうようなことを考えて喜んでいた....

現代の日本を懸念

1700年頃の人口

心配しますね。過去の事を考えるよりは、日本、世界激変しているので。例えば人工知能とかあって、国際情勢もいろいろ変わっているので、むしろ過去のことよりも未来を予測するような本を読んだほうがいいと思うんですよ。歴史的に見ても異常な時代ですね。千年ぐらいで起きる変化がほんのひと世代で起きる。引きの目で世の中見るためには歴史の本を読まれるのもいいかと。日本はあんまり良くなってこなかったので、過去によかった時代を見ようとしている可能性がある。
それと、日本人、この島に暮らしてる人たちが一番多かったのは1700年頃。これが、最大の世界シェアを日本人が持ったとき。世界人口の20人に1人が日本人だった。3000万を20倍した数、6億が日本の人口。300年前。今はそんなことないでしょ?減ってます。その半分ぐらいになってるとすると、あと何十年か百年かして、日本の最盛期はいつだったかというと江戸時代。江戸時代を思い浮かべたり、よかった時代を思い浮かべたりするのは心地よいのじゃないかと、僕はすごく気にしている。歴史なんかやってる場合じゃないかもしれないと思うぐらい(笑)

記憶の中で今もきらめく曲

My Revolution /渡辺美里

小さい頃、勉強で苦労したんですよ。試験用の勉強ができない。(学校の成績は)最初はすごく悪かったですよ。このままだと歴史を一生しながらおまんまを食べるなんてことは無理そうだなと思ったんで、どうしたらいいのかということになって。なんか自分が変わんなきゃいけないだろうということになって。その時にこの曲が流行ってましたね。

きっかけ

小学生で弥生式土器を作ってみた

近所で建築廃材をもらってきて焼くんですけど、生焼けになるんですよ。そらそうでしょう。野焼きだと炭がないから熱が外に逃げちゃう。中まで火が通らない。それで図書館に行きまして、焼き物の本を読んだんです。陶芸の本に書いてあるんですよ。釉薬ってものがあって、表面の赤は土に含まれている鉄分だと。それで、ぴーんときたんですよ。サビのある鉄板をアレして、それを表面に塗りつけて焼いてみたら綺麗に焼ける。

阿川 ピーンと来ちゃった

その時思ったんですよ。自分じゃ思いつかないと。ここで文字の凄さを思ったんです。土器は一万年やり続けたはずなのに、1日で文字を覚えたらこの技術が手に入ったと。文字があることによって1日で行ける。図書館にある文字の情報を読み尽くしたらすごくよく出来ると思って、味しめて、本が好きになったの。

阿川 国語もそんなに好きじゃないけれども漢字を勉強した。中学の時には古文書を読み始めた

そうですね。ある時おばあちゃんが「うちにあるけど読めない」と。それで古本屋に行ったら古文書を解読する辞書があった。500円だから買って帰れたんですよ子供でも。その日からしばらく、古文書が読めるまで学校の勉強をしばらくやめようと思いまして(笑)遅れたとは思ってないですねえ。だいたいおかしいんですよ、源氏物語とか学校の勉強って四文字教えといて、源氏物語そのものを深く教えることはない。せいぜい抜き出されたとこだけで。試験って出るとこ決まってんですよ。あんな面白くないものはない。(学校教育は)奇妙でしたね。

阿川 考えるってことをしない
そうそう、記憶するだけ。しかも短期教育なんですよ。試験が終わったら覚えてなくても大丈夫な覚え方をする。これがまずいんですよ。しばしば見るんですけど、優秀だったとされる人は、2ヶ月ぐらいは覚えてるんですけど、学生時代にやったから忘れたなんて言いますけど、あまりに短期記憶過ぎるなと思いますね。不思議なもので、歴史は因果関係がわかるとすごく腑に落ちるところがあって。歴史はある種因果関係の研究なんですよ。なぜ自分はここにいるのか、あの人はなぜあの苗字なのか。なぜが分かると非常に面白いです

ami-go45.hatenablog.com

現在は忍者の研究を

古文書から実態を暴く。

戦場でどのように忍者を運用するか。かまりとは忍者の控え所、見晴らしの良い山の上とか。口伝。記録しませんよってこと。ここまでやってきたのに口伝とは腹立つなあ(笑)秘密にしないで欲しいんですよ(笑)情報は今んとこ僕しか知らない。秘密文書は残さない。まさか忍者のところだけ読む人もいないだろうし。それをひとつずつ得ていくのは楽しい。本を書くのは寂しい時もありますね。しょうがねえな、分けてやろうか....じゃいけませんよね。ひとりじめもいけないよなあ。

識字率が高い理由

問題点

恥の文化、字が読めないと恥ずかしい、読める人がいたら僕も会いたい。それは日本人の良いところであり悪いところでもある。均一に発達してきたところ。
直系家族制度、長男に全部継がせる制度を取ってまして、長男と親が同居する、生涯同居する制度をとってるから、当然母子、父子密着で親子がすごい交流して技術を教え込もうとしますし、家意識が強いから家を盛んにするためには子供に教育投資をやりますから。

子供を伸ばす方法

僕も考えますけど、どれがいいかと考えればやっぱり「よく会話する」が最初でしょうね。子供とまず会話するが最初。面白いと思うことは発見の喜びであることが多い。今週だと、子供が大相撲に興味を持ったから、すぐに通信販売で大相撲の名鑑を買って。見ますよね。一層面白がって得意の決まり手がどうだとか言い始める。子供が直接入手することは(小さいと)無理なので、そっちに行きそうだなと思ったら少し先回りしてあげるのはやってあげるといいんじゃないかなと思いますね。
発想。コミュニケーションも必要なんですけど、面白いことしたほうがいいんじゃないかな。目標決めなきゃいけない、情報生産するためには面白い国じゃないといけないので、発想がいい人を育てなきゃいけない。隣の人と同じ事を考えるのではない。そこをどう教育で、非常に難しいと思う。古文書だって僕が生きてるうちに人工知能が読みますよ。正確に解読したら、古文書の読み方を教えてる大学教授は何で生きていけばいいのか。

AIができないことは、たとえば、将棋盤をひっくり返したら裏側に凹みがあるから、そこにお皿を置いて将棋盤の脚にろうそくを灯してパスタを食べたら面白いだろう、てことは絶対考えない(笑)

変化の時代に

反実仮想

もし~ならば、と考える習慣が必要。日本人は考えたくないことは起きないことになってますから、それで失敗してきてる。縁起が悪い、やめとこうとか。自然災害の対策とはまた別であって、起きる前に予測して手を打つのも必要。本出して数年で同じ現象が起きるとは思わなかった。予見とは言わないですけど、原発で来るようなことになるとは思わなかった。頼まれもしないことを勉強するのが、この21世紀には重要になると思う。

いま心に響く曲

クリスマスイブ 山下達郎

36まで彼女いなかった。「君はきっと来ない」来る予定の人がいるんだなあと思いながら聴いてた。最初っから来る予定の人もいないんだからこっちは古文書読んでんだと思いながら。こっちのほうがもっと悲惨でい(笑)

素顔の西郷隆盛 (新潮新書)

素顔の西郷隆盛 (新潮新書)