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ボクらの時代 川村元気×佐藤健×高橋一生 億男 子供の頃の話

お金の話、高橋一生の印象

川村 テレビ苦手なんですよね
高橋 聞く所によると断り続けてた
川村 いやいや、そんな偉そうな。カメラの後ろ側にいるのが楽しくてこの仕事してるんで。自分たちみたいにね、カメラの向こう側にいる人たちとは違うんで。つらいんですよね(笑)
佐藤 そういうテレビ向けの発言は、今日いらない。今日はもう、きれいごととかいらない。視聴者の皆さんは本音が聞きたい
川村 視聴者の方々は本音が聞きたいんでしょうけど、ぼくたちはしゃべりたくない(笑)
佐藤 せっかくなかなかこんな3人で話す機会ないですから面白い話をしたいわけですね

高橋 昔だったら俳優の神秘性みたいなものって、言ってても良かったと思うんですけども、これだけいろんなところで情報が発達してしまうと隠しようがないんで。諦めるしかないんですよね。逆に僕は実験する方に行ってますけどね。どう見られるか、楽しんでる感じはしますけどね。
佐藤 たしかに、それが答えかも知れないですよね。役のイメージがあるから神秘性をまとって、プライベート隠すみたいな時代は終わった。元気さんの貯金額の話しかしない
川村 すごいな~把握してないんすよまじで
佐藤 激変したんじゃないですか。ここ1年ですごい売れて、映画プロデュースした「君の名は」大ヒットして
川村 お金の苦手意識がすごいあって。父親も映画の仕事やってたり、とにかく映画の現場なんて絶えず制作費がないとかいう世界じゃないですか。苦手なもんを苦手なままにしておくと危険なんで、小説書いてみたっていうのが「億男」のスタートだった。一生くん、この人は最初から最後まで何考えてるかわからない
佐藤 僕未だに何考えてるかわからないです(笑)
高橋 そっか。結構出してるつもりなんだけど
川村 得体が知れないんだよね
高橋 よく言われる。
佐藤 ちょっと思ったんだけど、他人に興味関心がなさそう(笑)誰にでも興味があって話しかける人もいれば、やっぱ、興味の範疇が人より狭くて、っていうタイプだと僕は思ったんです。だから、自分なんかに興味持ってくれないだろうな、ってなるじゃ...あんまり話しかけないほうがいいかな
高橋 そういう距離感だったんですね。むしろ全然。話しかけて来てくれるの待ってるぐらいでした。

トークテーマを決めてきた佐藤健

泣く演技、子供の頃の話

高橋 8歳から子役。芝居で泣けるのは、自分の人生と役の人生が何の気なしに曖昧だったんだと思う。全部が新しいからまるで自分の人生にジャンプするのにエネルギーいらないんですよ
佐藤 あります?台本来て「うわ、このシーンできねえ」みたいの。「どうしよう、こえ~」
高橋 怖いっていうか、向こう行ったらどうにかなるだろみたいな。恐怖回路が切れてるのかもしれない。
川村 子役上がりの人はそんな感じがする
佐藤 未だに怖いですもん。泣くシーンとか(笑)泣きたくねえ~いやだあ
高橋 泣かなくてもいいよ、っていうのすごく大事ですよね。僕もそういう瞬間を求める。自分に。予定調和で「ここで泣きます」じゃない何か。

川村 健さんの子供時代はイケメンだったんですか
佐藤 イケメンじゃないです。ただの弱虫坊ちゃん。めっちゃ人見知りでしたね。目立たないタイプ。今まで振り返ってみると、話が合わなかったんだと思います。周りの人と。音楽の授業とかすごい好きだったんです。でも周りみんな歌うの恥ずかしいからって言って、歌わないんですよ。男子は特に。仲のいい友達と僕、二人だけで男パートは歌ってた感じ。卒業式の歌もめっちゃいい歌だから歌いたい。でも「女子泣いてるよ」とか茶化す連中が多くて、なんだこいつら、と思ったのは覚えてますね。
川村 マイノリティ側だったのね。見た目のメジャー感と、内面のマイナー感のコントラストがこの人の良さだなあって思う
佐藤 絶対この3人もマイノリティ側だと思う

川村 あれ、俺言ってなかったっけ?幼稚園も保育園も行ってなかったって
佐藤 なんでですか
川村 母親の方針なのか
佐藤 方針で行かせないことできるんだ、すげえ
川村 家にテレビがなかったから。本と映画はOKだったから何もメインカルチャーには触れずに。一人で過ごして。小学校でいきなり「子供ってこんないっぱいいるんだ」すごいびっくりする。図工の時間に粘土をやる。粘土板買ってきてくださあいって先生に言われて、僕は普通に文房具屋に行って、ピンク色の粘土板買ったんですよ。なんでかっていうと粘土が黒くて汚いから、せめて綺麗な方がいいじゃんと思って。学校行ったらクラスメイトに「お前何女色の粘土板買ってんだ」言われた。戦隊もの見るの禁止だったから、男が青、女がピンクって知らなくて。次の日青買って。世間に負けて。やっぱり自分の中では、誰がそれ決めたんだよって、すごい泣きながら青い粘土板買った...

高橋 「みんな」って言葉が怖い。子供の頃から怖かった。
佐藤 みんなと同じって、すごいみんな安心するけど、悪いことしかないですからね。みんなと同じことやって成功したとしても、みんな成功しちゃうわけだから、取り分が少ないし。みんなと同じことして、そっか、失敗してりゃ怖くないからな。違うことして成功したら一人だけ勝てるし、違うことして失敗しても痛くないじゃんと思いますけどね

川村 みんなと違うけど、この感覚は、もしかしたら10万人100万人ぐらい共有してんじゃないかな世界で。ピンクの方が好きって男子、いっぱいいるはずだってどっか思って仕事をしているっていうか。たまに外れるけどね「はい?!」っていう(笑)