モンテーニュ
エセー
同僚の不正、裏切りを目にし、うつ病に。
実家に戻って20年間書く(後悔、怒り、良心、酩酊、嘘つきについて 仮病を使わないこと、子どもの教育、人の死の判断、親指についてなど)。まとめたものが「ESSAIS(エセー)」←フランス語で「試す」エッセイの語源となった言葉。
他人の知識で物知りになれたとしても、賢くなるには自分自身の知恵によるしかない。
自分の意見を持つための情報選び
鈴木紗理奈 ビンビン来ますね。人間不信になったってところ。人を追求したら1回通る道。
小川仁志 自分でどうやって選んでいくかなんですよね
水道橋博士 ツイッターとかやってますが、SNS全般。ブロックをしないと決めてます。割とするんですよみんな。自分が意見されることであるとか、反対のことを言われたり、自分に向かってくるものも受け入れる。
鈴木 それちょっと滅入ったりしない?
水道橋博士 炎上を恐れず。炎上で暖をとる。
高田 ある程度オールマイティーに、全体像を見る?
水道橋博士 そうですね。それをしないと、やっぱり一方向に持っていかれるし。
小川 博士は懐疑主義だと思うんですよね。自分の考えも正しいのかどうかもね。いろんな人の意見を聞いて疑ってみよう。モンテーニュはまさに懐疑主義の立場なんですよね。(※懐疑主義=自分の意見が正しいのかどうか疑うこと)
高田 俺なんかダメだな。俺の意見を褒めてくれる人しか友達じゃない(笑)
鈴木 情報にはなにか意図があると思ってる。その人はどうしてそれを発信してるのか、どう思わせたいのか。
高田 バックボーン
鈴木 その人の裏を取る。
誰もが自分の前を見る。私は自分の中を見る。絶えず自分を観察し、点検し、吟味する。
モンテーニュは書くことで自分を点検する。
水道橋博士 意見を持つことは孤独。自分が自分の意見に耐えうるというのは、それで良しっていうのを決めないと。決めてない人は不安があるじゃないですか。孤立すると思っちゃうから。
高田 覚悟するっていうこと。

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