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SWITCHインタビュー達人達 二宮和也×落合陽一 波動使い

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波動使い

2014.11.16放送「嵐にしやがれ」で共演。信念はどれぐらい実現したのか、その先を聞いてみたくなった。

きっかけはエレキギター

二宮 何してる?て聞かれたら
落合 大学の先生で普通に会社経営してます「波動使い」って答えてます(笑)魔法使いって何使える?って言ったら「波動ならだいたい。電波か光なら割と得意です」その時点でだいたい話がかみ合わなくなるんですけど。やってるのはシンプルで「音を出すか音を拾うか。光を映すか光を拾うか」
二宮 普通の人はさ、やってないわけじゃん。

落合 でも普通の人もカメラで写真撮るから。光を拾っている。
二宮 無意識的にやってんじゃん。振動で声が出てて。
落合 みんなあんまり真剣に考えたことない。エレキギターを中学生ぐらいの時に周りが弾いてて。分解するのが好きで。
二宮 はぁ~、もう違うね。
落合 オシロスコープ繋いで。高校生なったらシンセサイザーに行って。コンピューターに取り込んで出力して入れて。光をやってもいいし音をやってもいいし。だいたいなんでもコンピューターを媒介させると波動は制限できる。で楽しくなって大学院行って、二宮さんの番組出て。
二宮 4年前。あの時既にモノ浮かせてたの?あれってどうなの?
落合 ゴミを吹き飛ばしたり、いろんな使い方ができる。その中でも高速で切り替えると音が出てくる。たとえば英語・日本語に分けて使えるスピーカーを作ってて。
二宮 実用化してるとこあるの
落合 あともうちょっとで世の中に出てくる。社内で使うのにはもう出てる
二宮 えっ!すごいじゃん。儲かった?
落合 徐々に徐々に
二宮 すごいね
落合 4年経ったらできるようになりました

二宮 まわってきてる?何人ぐらいいるの会社?
落合 会社自体は15人ぐらいかな。僕系のエンジニアリングで波動好きな人は5人ぐらい。人工知能やコンピューターサイエンスやってる人はだいたいAIとかロボット行っちゃうんで。僕らはロボットとか動くものじゃなくて、音だけ、光だけ。形はないけど現象は出てくるものをやってる。
二宮 結構エンターティンメント性の強い話
落合 撮影・放送の機材として使ったりするのが多いですね。自分にだけ音声が届くようにすればカンペがいらない、とか。網膜に直接レーザーに絵を描く、直接映像が投影されると綺麗に見えるとか。大体20年後を見通して研究してる。95年頃に研究されてたことがいま世の中に出てるので。今の考え方が2038年、2040年ぐらいに何が出来てるかを考えながらやってる。5Gの回線が来るのがあと2年後。ケータイの動画、かけっぱなしで止まらなくなる。そうすると恐ろしく世の中はかどる。一番世の中はかどるのは医療だと思う。風邪ひいて病院行かなくても、skypeでお医者さんと話をすればいい。法令整備しないとできないけど
二宮 病院行かなくてよくなるの
落合 一般診療、風邪で病院に行くことはほぼないと思います
二宮 法律を可決するマシーン作らないと
落合 多分出来るでしょ(笑)

「聞こえない」を体験する

ろう学校の生徒たちに協力を仰ぎ、サウンドハグを使って音楽会を。楽器ごとに光がどう反応するか。意見感想を聞きながら改良を重ねる。

落合 音楽は耳で聴くだけではない。目で聴くもの、体で聴く、耳でも聴くもの。子供っていうのは反応に対してストレート。嘘ついてエンジョイしてくれないじゃないですか。大人だったら意義に共感してくれれば納得してくれるんですけど、子供は意義共感に関係なく楽しいか楽しくないか。子供が楽しそうなやつはそのまま使おうって
二宮 そこってさ、難しさはないの?だってさ落合くん聞こえるわけじゃん
落合 はい。それは非常にいいご質問ですね。その通りで、僕は耳が聞こえるから完全にその人の気持ちにはなれないんですよ。仕方ないから耳栓突っ込んでやるじゃないですか。つまらんわからんって試行錯誤(笑)youtubeを無音で見るってことをずっとしていて。クソつまんないんですよ(笑)オーケストラ無音で観る(笑)どう面白くするかっていうのをずっと考えてて
二宮 擬似的に音を出さない環境作って、実際やるであろうものを見る
落合 そうそう。つまんねえなあって
二宮 そうすると、もっと体で感じるべきだなあとか
落合 そう。聞こえないといってもある程度聞こえたりはするんで、低音・高音だけ聞こえたらどう補えばいいのか。低音聞こえない人は振動だな、高温聞こえない人はハイレゾな触覚とか、目だなとか。ある程度同じ体験しないとわからない。

パラリンピック、社会にインパクトもあるし難しい条件を解いてる。100mをすごい速く走るとか。一人のユーザー、10人のユーザー、100人のユーザーが楽しい(と思う)条件の方がはるかに面白い。耳が聞こえない人が楽しむ音楽会はかっこいいし楽しい。聞こえない人聞こえる人どっちも楽しくする条件を探す。そのほうが耳が聞こえる人だけが集まってるより明らかにエキサイティング。

ワークアズライフの話の後にグミ大好きなとか。後半は二宮和也。自分がわからないことは1回見た人はわからない。1回の人に伝わらないものほど意味のないことはない、なるべく噛み砕くようにしようと。ぽさではなく、内容とか展開を伝える。