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【まとめ・近況】父の延命治療について

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延命治療とは

命を延長させるだけの治療

本人の意思がはっきりしない場合には家族が決定。※うちはそう。

心肺停止になったら....心肺蘇生法、または人工呼吸器。高齢者は心肺蘇生で肋骨が折れることがある。電気ショックで蘇生する方法もある。
昇圧剤、輸血、血液製剤使用、人工栄養(点滴・胃瘻・鼻からチューブ)

近況(2018年7月なかば)

もう1年ぐらい言葉が出ない。意思の疎通はできない。先日、点滴で腸に栄養を届けると嘔吐を繰り返すようになり、転院。貧血も起こしていたので輸血。数日後の夜になって、心拍数が急激に変化したと連絡があった。
当初は腸閉塞の手術有無の確認を、もっと先、別の曜日にすると聞いていた。余命がどうとか言われていたわけではない。慌てて病院に着くと主治医は「より良い亡くなり方」の話を始めた。人工呼吸器をつけて苦しそうな姿を見て、最期の時は1週間以内。誰もがそう覚悟した。

※この時点で最も悩んだのは、誰にどこまで伝えるか。仕事上でも親戚筋も。とりま離れて暮らす大学生の坊主、直属の上司。母らと話し合った結果、亡くなったら伝えることにしたのは近くに住む叔母、数名のいとこのみ。そういえば病室で家族葬の話になったとたん、意識が遠のいているはずの父が首をぶんぶん振り始めたんだっけ。

ところが

2018.8月初旬

人工呼吸器が外れ、呼吸が楽になったため簡単な言葉が出始めた。葬儀の話を聞いて正気になったのかも。
具体的に何の症状が長く続いているか書き忘れたのでここで説明。脳梗塞(改善の傾向)、腸閉塞に肺炎を併発している。もう3年ぐらい病院~施設~病院(転院)生活で実家には帰っていない。体型に例えると、恰幅の良かった頃は全盛期の大橋巨泉だったが、3年後の現在は桂歌丸
病状、この知恵袋とほぼ同じ状態。これを調べるためにネットがある、近年ネットのありがたみを痛感する。

父が、8日に腸閉塞と肺炎で入院しました。腸の方は、パンパンに張っ... - Yahoo!知恵袋

肺炎が一向に改善せず、といって腸閉塞とどちらを先に治すかで、麻酔医と内科医の間で意見が割れていて、手術をするか回避か家族の意向をまとめて欲しいと言われた。麻酔医は術後のリスクを分かりやすく説明してくれた。腸閉塞の手術を選ぶと術後の呼吸が再び安定しなくなり、再び人工呼吸器をつけるようになる。ポートを埋めると肺炎が悪化しやすいらしい。より良い、眠るように息を引き取るのは難しくなるとおっしゃった。
主治医は、長年の腸閉塞がこのまま続くのもまた苦しいのではないか、と。成功の確率としては何とも言えないが、高熱でないのなら手術を選択しに考えても良いのではないか、とも。

きょうだいを呼び寄せて話し合った結果、数日後に手術を受けることに決めた。
知恵袋の回答には
>お父様にしんどくても1日でも長生きしてほしいのか、長期間しんどい思いはさせたくないのかで判断は変わってきます。

どっちを選んでもうまくいかないかもしれないなぁ。でも先延ばしにはできないし。術後安定するか、合法的に死期を早める結果になってしまうのか。

おりしも #息子介護 がTLを賑わせていた。娘として、母のメンタルケアを重視したので父は外部、医療の力を借りた。ので番組自体は見ていない。語る資格もなかろう。しかもお前高校野球やらテレビばっかしみてんだろ、はいそうですね。仕事セーブしてますよ。入院先は家の近所なので、行ったり来たり。趣味ないと心のバランスが取れないからね。気晴らししちゃいけないかい?珍しくとりとめない文章になった。まとまってない。

よく読んだ記事

実家は狭すぎて最期を迎えるにふさわしくない。「自然に任せて欲しい」というが、長期入院の難しい病院としては「治療の方針を定めたい」わけだし。家族にとっても医療費がかさむ。
終末期医療のガイドライン改定へ!拒まれる延命治療、理想的な人生の最期とは?|ニッポンの介護学|みんなの介護求人

昔のドリフのコントみたいになっちゃいけないからなぁ。余命宣告、医師にもよる。

余命宣告トラブル 医師から「1年」、それから5年…仕事や財産手放し困惑|【西日本新聞me】

「本人も苦しみぬかなければならないのと同時に、ご家族も最後の数日苦しんだことというのは、相当後になっても、場合によっては何年も残るような後悔とつらかった思い出になる。」ガンではないけど....それと「手術に踏み切る決断」をしたのが自分だという後悔で、のちのち苦しむことになりそう

本人に確認できない(首を横に振るだけの意思表示で判断していいものなのか)

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