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【感想少々】石橋貴明のたいむとんねる 江夏豊に聞きたかったこと

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タカさんとはハンマープライス(96年、草野球のリリーフで21球だけ投げてくれる権)以来。改めて見ると、ホンマに福耳すぎる。こんな吉田義男みたいな顔してたっけ(※個人の感想です。メガネ外したら似てる思う。ミッツもいるし、このまま「スポーツ酒場語り亭」的に持ってったら毎週見る。ゲストにもよる。今回面白かった。曜日と時間帯が悪いのかも知らん。

長嶋茂雄王貞治の存在

ミスターに打たれても、腹が立たない。だってど真ん中平気で空振りするしね。と思えば、アウトローいっぱいいっぱいの球カーンとライト線に打ったり。訳わかんないですよあの人は(笑)抑えても嬉しくない。打たれても腹が立たないのがミスターでしたね。そのくせキーの高い声で「豊!さぁ行こうぜ~!」
王さんはギョロッと、難しい顔をして(打席に)立つ。大きな目玉を開けて「この若造は」って感じで向かってきましたよね。

石橋 高卒2年目の二十歳の青年に、そこまで特権が許されていた
江夏 普通は歓迎すべきことじゃないと思うんですけど、やっぱり許された時代が「昭和」なんですよ。
江夏豊の"ドクターK伝説" - YouTube

昭和46年、9連続奪三振

田淵幸一

9人目の打者、阪急・加藤秀司。バットに当たったボールは捕手の頭上へ

江夏が追うな!って言ったんですよ。9つ連続なんて、オールスターで記録ないんだから。ギリギリでバックネット裏に飛んだ。あの場面でもしボールがファウルグラウンドに落ちていたら、最高のパフォーマンスだったなあ。

江夏 9者連続は思わなかったですよ。完全な劇画の世界ですよね。加藤君がファウル打った時に「追うな!早く座れ!」座って、早く帰りたいという(笑)ワーワー言ってるスタンドが、一球投げるたびにシーンとなるんですよ。その静けさを背中でひしひしと感じて、怖かったんですよ。嬉しいと思う前に、キャッチャーの田渕。んまあ、コイツは無神経な男(笑)普通こういう記録が出たら、このボールを絶対ピッチャーにもっていきますよ?ブチ、ポーンと放ってベンチに帰っていくんですよ。なんと田渕という男は冷たいか。ミスターなんて全然知らん顔(笑)王さんがバーっと走ってって拾いに行って、僕にくれたんですよ。その時から王さんは僕にとって大事な方です。

調整中とはいえ防具無しで捕る田渕もすごい。角度を変えて田淵寄りで観てみたい。
- YouTube

江夏の21球

仰木さんは目をそらしたんですよ。んん、何かあるな、ということは感じましたね。ウエストのサインはなかった。
※衣笠さん亡き後に読んだ。ずっと大事にしたい1冊。思い出話でもあり、球史。

金田正一水沼四郎

昭和42年に入ったとき、札幌遠征に行きまして、金田さんが「江夏、バッターを見ろ。トップに上がるまで。」はじめは全くわからなかった。技術というのは、上の者から見ると下がみな見えるんですよ。でも、下の者から上見たって、上のレベルが全然見えない。それが技術なんですよ。自分が年々やってるうちに、なるほどな、なるほどなと思うんですけど、右目でバッターを見て、左目でボールを追いかける(笑)勝てる投手は皆やってる。決して偶然ではない。僕の気持ちの上では100%無い。あの時ほんとに神様が味方してくれたのは、水沼くんが立ってくれたところに自分が放れた。のちのち古葉監督が「ああいうスクイズ用の練習、外す練習やってました」そんなん全く嘘です。そんな練習できっこない(笑)

衣笠祥雄の真実

というかライオンエピソード

石橋 ライオンって言われてるんですよ。肉しか食わない。500本塁打クラブ。あの時7人しかいなかった。それ言ったら衣笠さんがニコッとして「そ〜なんだよ石橋君!手の中に感覚があったら打てるんだよ!」まあそれから3時間、肉1枚も焼かずに野球の話。ずっと俺腹ペコで

江夏 あいつをのに乗せると周りは迷惑する。俺は嫌というほど経験した。サチなんて自分のルールを貫くもんね。ひどい時は寿司屋に行って、出てくるのがステーキだもん(笑)

川藤や掛布は弟みたいなもの。その川藤から「試合後に甲子園から名古屋に消える」伝説の話なども。