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【感想】MOZU 超絶精密 ジオラマワーク 何度も眺めては読む。

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不思議な懐かしさ、ジオラマの魅力

 twitterで見かけ、ポチって届くまで5日を要した。4月の初めに購入し、何度も眺めてる。うちに遊びに来た母(※77歳・デヴィ夫人と同学年)とも一緒に眺めた。実家に持ち帰ろうとしたので「篠山紀信の写真集を返してからにしてくれ」と静止した。「また遊びに来るけんその時見せて」と言うので、母の日も近いことだしもう一度ポチってプレゼントした。母は喜び、この本を毎日のようにめくりながら県外に住む大学生の孫を思い出し、52年連れ添った夫であるワタシの父がいつどうなるかわからない不安を打ち消そうとしているそうだ。(※別記事にあるんだけど要介護5で入院生活が長く、熱が下がらない状態が何日も続いてるんだ父)

「自分の部屋」にはどっかで見たような現代社会の教科書や、キャンパスノートのミニチュアが無造作に(ここ大事)置かれてある。そうだ、教科書はうちの坊主が使っていたものと同じだ。もしかして同世代だろうか。あ、1学年下だ。1998年7月生まれなんだ。単に手先が器用なだけじゃここまで再現率が高くはならない。参考となるものが少なすぎて、手探り、そして独自に考案したんだからすごい。陳腐な表現だがすごい以外に言葉が出てこない。先駆者がほとんどいない不安もあったろうに、いや、楽しめる気持ちのほうが強かったんかな。

じゆうちょうに描かれたマンガ

 小学校低学年から高学年までを順に見ていくと成長が分かる。低学年の落書きは多くの男子が描くものとあんまし変わらないが、高学年の「大魔王をたおせ!」は父との共同作業である。これ付録で付けて欲しかったな(何言ってんだ)

親子対談

ほめる、応援する、信じる。

 なかなか読ませる。父子関係がうらやましい。うちの場合坊主と父はどこかいがみ合っており、なにか頼みごとがあるときは間にワタシを置きたがる。困る。もしかすると夫の育った家庭環境に何かしらの影響があるのかもしれない。夫は亡くなった父親を反面教師にして生きてきた。
 
 仕事が忙しく、なかなかコミュニケーションが取れなかった時に思いついたのが漫画を描いてあげることだった。また「ほめる、応援する、信じる」この3つはいつも意識したのだそう。さらりと書いてあるけど難しい。特に先がどうなるかわからない、点数や結果が出ない様子を見て、行く末を案じることは出来ても、信じることはなかなかできないものだ。子供が自分で目的を持ち、そのためにどうすればいいのか自発的に動くのを、いつまで待つのか、待てるのかということ。


 息子につねに言っているのは「失敗したらどうしようじゃなくて「成功したらどうしよう」と常に思いなさいと
MOZU で、そういう発想をしていると大体成功するんだよね


これからもますますのご活躍を。