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【人生案内】怒ると物を壊す50代父 最相葉月さんの回答

怒ると声を張り上げる父に困っている

タツを投げたことも

50代後半の父。毎朝5時に起き、真面目に運転手の仕事をこなす父をすごいとは思います。
しかし、私や妹の態度が悪いと、ファミリーレストランやデパートにいても激怒。家で怒ると物を壊します。コタツを投げたことも。こちらの態度が悪いのは申し訳ないのですが、ストレスが溜まっているとき、家で吐き出せないのは窮屈です。
父だって帰宅すると「疲れた。気分が悪い」と職場の愚痴を言うのに。「飯を食わせてやっている」と言いますが、収入は母の方が上。私たちの学費も母が払っています。
それに働いているからといって物を壊していいことにはなりません
私は来年、就職して家を出るかもわかりませんが、母と妹が心配です。爆弾みたいな父の性格はもう直せないと諦めています...

最相葉月さんの回答(抜粋)

星一徹を思い出す

巨人の星星飛雄馬の父、星一徹を思い出しました。一徹は肉体労働に励み、息子を野球選手にするため厳しい特訓を行いました。食卓をひっくり返して息子を殴るシーンが有名で、スパルタ教育の代名詞のように語られたことがあります。あなたのお父様はこのアニメをよく知る世代。もしかすると感化されたのかもしれませんね。

でも星一徹とお父様には大きな違いがある。時代です。体罰はもう許されません。奥ゆかしく影で支える妻や娘はほぼ絶滅危惧種。お父様は暴力こそ振るいませんが、稼ぎは妻のほうがよく、娘たちの態度が悪いとなればモノを壊すぐらいしかストレスの発散の方法がないのかもしれませんね。だからといって行動が正当化されるわけではありませんが、なんだか気の毒な立ち位置だと思いませんか。

キレる相手には、こちらが大人になるしかありません。父親の発火ポイントは熟知しているのですから、いたずらに刺激しないこと。家族に執着せず、自分の人生を生きましょう。

子が独立し、10年もすれば、父親は丸く弱くなると思います。

セラピスト(新潮文庫)

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一刻も早く逃げたほうが良いのでは

余談。星一徹がちゃぶ台をひっくり返したのはたった1回。しかし飛雄馬は「日本一の日雇い労働者」の父ちゃんから殴られていた。
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寺内貫太郎一家」で小林亜星西城秀樹がケンカを始めると必ず、加藤治子樹木希林(当時は悠木千帆)と浅田美代子がちゃぶ台をどける。貫太郎こと亜星が、かつて投げたことによるものか、単に危ないから咄嗟によけているのか。いずれにしてもコタツを投げる前にどけておこう。茶化しているわけじゃない。読んでいて思い出したし、このままだとさらに肉体的精神的に家族に危害が及ぶ可能性がある。物は事前にどけるのが鉄則だし、街中でキレたら咄嗟に他人のふりで逃げ...無理か

そもそも本当に娘の態度が悪いから物に当たるのか疑問。単に気に食わないからキレているのではないか。態度が悪いと断言していいのかな。父親が気の毒な立ち位置には見えない。発火ポイントがわからないから相談しているとしか思えない。

丸く弱くなるには独立しか方法がないのはうなずける。徐々に出ていく準備を始めたほうがいい。