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メモ代わり。ジャンルも気まぐれ

セブンルール フードエッセイスト 平野紗季子

文章の面白さ

10歳から食日記をつけ始める。
大学からブログを書く

口に入れなくても匂いだけでごはんは楽しい
店には一銭も払わずに匂いだけ借香(なんて単語はないですけど)する貧困マリアージュ
人形町・柳屋のたい焼きはそれ単品でも本当に素晴らしいんだけど
私はその一連の行為を フリーライドお茶会と呼んでいて
そのあまりの完璧さにひとしきり恍惚とする。

基本的には、食べ物の消えてしまう味とか体験を残したいと思ってるから、
「この食べ物をどうやったらキャラ立ちさせられるか」
みたいなことを考えてる。
たとえば明石焼きを食べた時に「フワフワしてるな」まず思うじゃないですか
でもフワフワだと、マシュマロもフワフワだし
これってふわふわというよりは「足腰の弱いたこ焼き」(笑)
「それってどういう食べ物だっけ」を言葉にして
なんとか引き出しやすいようにしまってる

毎日、食日記をつける

「美味しい」幸せをエネルギーに生きてる

※潮カツオうどん
伊豆名物「潮かつお」(塩漬けした鮭の干物)を
ふりかけ状にしてうどんに混ぜたもの

食事した店では何かしら持ち帰る

箸袋とか

行ったお店の記録として、必ず持って帰る。
お店のDNAが刻み込まれてるじゃないですか。
だから愛おしいというか、捨てられない。

小学生の頃から集めたショップカードは二千枚。
うずらの手など骨のコレクションも。

大変だな、休みたいって思うけれど、自分で選んじゃってるだけなので
辞めたきゃやめればいいし

ご飯はひとりで食べる

人と食べると味がしない。
会食とか飲み会だと、目的が話すことと食べることの二つあるじゃないですか
それがごっちゃになると、パニックになってしまう。

今ってもうインターネットで、夜寝る直前まで
いろんなコミュニティで接続されてるから、食ぐらいはひとりで静かに
黙々とご飯を食べたほうが元気になる。
※ああ~これものすごくわかる

ショートケーキは背中から食べる

普通、最初の一口目が一番美味しくて、
満腹になるにつれ味覚的な感受性が鈍くなっていくと思うんですよ
だとしたら一番濃厚な部分を一番最初に食べたほうが絶対美味しく感じる
逆に尖った方から食べていくと、苺がクライマックスじゃないですか
いちごを超えた後の斜陽感バリバリのクリームって
惰性で押し込む一口みたいなっちゃう。構造的に欠陥がある
.....会社で一人でケーキ食べてる時に気付いた

着痩せする服しか着ない

例えばひざ下とか。スカートは絶対ひざ下
デコルテも出したくないから首まで詰まってる
肉がむちむちついてるから隠したい
小賢しいことを重ねて

底辺料理記を連載でやってるんですけど
料理って自分の嫌いなところと向き合わなければいけないから
性格が出るっていうか。不器用なとことか雑なとこ、慌てるとこ。
自分の嫌な部分が表出するなって気づいた

自炊する前にレシピを書き写す

できるだけ失敗しないようにやってるのは
レシピを紙に書きうつすこと。
言葉が結構気になっちゃって。「~しておく」とか出てくるんですよ
「しておく」いつやるの?事前にやっとけっていつ?
「その材料をひと晩寝かす」とか出てきて「えっ待って、24時間後だ」みたいな
最後まで読んでないんだなってことに気づいて

2008年「きょうの料理」で紹介されたれんこんと豚バラのベトナム風煮込み。
高山なおみバージョン。
www.kyounoryouri.jp

美味しくなくてもいい

まずいってことがむしろ味になってたりもする
美味しいだけが価値じゃない。お店の人とも話せるし。
そのお店の物語というか、食体験みたいなものに没入するのが好きなので。
映画観る感覚とかに近いのかな

生まれた時からアルデンテ

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