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【人生案内】やりたい仕事 次々と変わる 鷲田清一さんの回答

将来やりたい仕事がコロコロ変わる

大学生の20代女性

やりたい仕事がころころ変わり、困っています。中学生の頃は、テレビドラマがきっかけで医者に、飛行機に乗って客室乗務員になりたいと思いました。音楽の先生を夢見たことも。

最終的に、医者になろうと医学部を目指しましたが入試に失敗。今は大学で臨床検査技師になるための勉強をしています。しかし、自動車教習所に通って、指導員に憧れるようになりました。そのため、コミュニケーション能力を高める勉強をしています。

自分でも、何かあるごとにやりたいことが変わっていいものかと思います。(中略)今は教習所の指導員にも、臨床検査技師にもなりたいと思っていますが並行させるのは無理でしょう。私は勝手なのでしょうか。

勝手ではないけれど

まとめてみた。

医者→客室乗務員→音楽教師→医者(受験失敗)→臨床検査技師と教習所の指導員になりたい

小学生の卒業文集を読んでる感覚。「将来の夢」が単なる憧れの職業の列記になってて、締めのフレーズが「こんなに将来の夢があったら選ぶのに困る」学年に何人かいたぞ。

中学と大学、なりたいものが変わるのは当たり前としても現実問題、並行は難しいんじゃないか... ※職種による
相談者はインターンシップが目前に迫って、不安に思ってる2年生かな?

鷲田清一さんの回答

欠点ではないけれど

天職とでも呼べる「本当の仕事」を求めて、これでもないそれでもないとどれひとつ満足できずに次々と職を変える人がいます。一方で、飽きっぽくて一つのことに没頭できず、職を転々とする人もいます。正反対の生き方ですが、結果としてひとつの職にとどまれない点ではおなじです。あなたはどちらのタイプ?

あなたは二つの職業を並行させるのは無理だと言いますが、そうでしょうか。ある江戸学の研究家によれば、朝は障子を張り替え、昼は豆腐を売り歩いて夜は屋台に立つというのが、江戸の町人の間では当たり前だったそうです。このように複数の「小商い」を日々こなす手もあれば、雑多なことを経験して「何でも屋」さんになるてもあります。
さらにはいろんな仕事を組み合わせてコンサルタントのような仕事をするのもありです。

憧れやすいというのは欠点ではありません。いろんな勉強をするのも無駄ではない。

ただ、あなたはまだ準備の段階なのに、準備のことで悩みすぎです。水に飛び込む前に悩むより、飛び込んだほうが早い。いずれ、それら憧れの仕事を実際にやってみれば
「これかな?」という感触がすぐに得られるはずです

回答者が鷲田さんじゃなく山田昌弘さんならなんと答えただろう。やりたいことが見つからない人の方が多いのに。

臨床とことば (朝日文庫)

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