口うるさい母親になってしまう(抜粋)
テストを見て子供を罵倒
40代看護師
出来の悪い中学生の子供がいて
テストの結果に一喜一憂してしまいます
子供本人はなんとも思っていないようですが、
私はテストを見て子供を罵倒することもあります。
塾に行かせ、勉強を見てやるなどのサポートもしていますが
結果が伴わないのです。
先日も、テストの結果があまりに悪く、落ち込んでしまいました。私自身は親から放任されて気ままに育ってきたのに
なぜか親とは反対に、口うるさい母親になってしまいます。
子供から「友達は成績が学年で○番だって」と聞くと心穏やかではいられません「スマートフォンを買ってもらったって」
「家族と出かけたって」という話を聞くとよその家はよその家と言い切るのに。どうしたら、子供に過度な期待をせず寛大な母親になれるでしょうか
感想など
たぶんツイッターで拡散されて、togetterにまとめられると思うので
どちらもやらない人向けに綴ってみましょう。
人生案内カテゴリだけを楽しみに、このブログにやってくる人もいらっしゃるから。
自身は悪い点数を見ると爆笑してしまう。
日頃の子供の性格にもよるけど、まず沸き起こる疑問は
「本当に苦手でわからないからこの点数なのか」
そして「先生が嫌いだから反抗の意味でわざとこの点数なのか」
悪いにも程があるんですが、罵倒は人間を消耗させる。した方もされた方も。
親に笑い飛ばされると、思春期の子供によってはバカにされたと感じるだろうから
ほどほどに。
罵倒とは
口汚くののしること。また、その言葉
※罵倒といえばまついかずよ、とよたまゆこ。
好きの反対は無関心。これ以上はスルーで。
相談者は看護師。夜勤明けに出来の悪いテストを見せられると
疲れも溜まってるしキレやすくなる。
仕事のストレスを子供にぶつけてないかい。
性格、心持ちを変えるのは本当に難しい。まーできないね。
参考までに。
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努力の方法、方向を間違えてる可能性も。
塾が合わないとか、通信教育に切り替えるなど、ちょっと見方を変えてみたら
山田昌弘先生の回答(抜粋)
子供に過度な期待をせず、寛大にいられる良い方法はありません。
子供に期待して、他人の子供と比較するのは、親として当たり前です。
というより、子供の将来に関心を持たない親のほうが問題と思います。あなたは、理想的な子供を求めるだけでなく
ご自身に対しても理想的な母親を求めていらっしゃるのですね。
それが「過度な」という言葉に現れていると思います。まず、ご自身に対してもう少しおおらかになってみたらいかがでしょう。
子供を叱った時、優秀な他人の子供の話を聞いて心が動揺したとき
それを否定するのでなく「自分は怒っているな」「嫉妬している自分が居るな」
と距離を置いて自分を見てください。たぶん、客観的に見れば仲の良い母と子の関係に見えるでしょう。
どうぞ、このままの関係を続けてください。仕事や子育て以外で楽しめる時間を少し、自分のために作ってあげてください。
キレる大人は「キレてる自分」に酔ってるよね
「怒ってる俺ってカッコイイ」どっかで思ってそう。
昔そう言った子がいて、一理あるなと思った。
追記 2017.7.21
合わせて読むと、怒る側の心理状態が多少理解できる
fktack.hatenablog.jp
実は私自身、算数が出来ない子だった。
今でも思い出すのは小4の夏休み。
また上の子は勉強があまりできず昨日などは学校から封書を預かってきて見ると夏休みちゅうはよく指導するようにということが書かれていて私は学校というところは大変だなと思った。
子供を怒るのは気持ちがいい - 意味をあたえる
40年前もそうだった。
担任から一筆もらった母(当時36歳)に算数を教えてもらっていた。
「どうしてできないのっ!」「なんでわかんないのっ!」
教科書の背の部分でテーブルをバンバン叩いて
「この公式を当てはめれば出来るでしょっ!!」
いや、それが分かれば苦労はしない。
できない、わからないは感覚的な問題だと今になって思うし
「なぜ」「どうして」を連発する指導者って教え方がまずい。
どうしたらいいのか、方法を提示できない人って本当に嫌。
しかもその表情が野比玉子の激怒した表情にそっくりだと気づいた瞬間
笑いを我慢するのに苦労した。
あれから40年(2017年現在)
母は76歳になり、相変わらずなぜなにが口癖である。
「なんで山口俊は病院で暴れたかねえ」「どうして巨人はクビにできないかねえ」
最初の質問については酒癖が悪いからと即答できたが、次の答えは7月21日現在まだ出ていない。
私は上の子が中学に上がったくらいまではよく叱ったがだんだんとこれは私自身のストレス発散ではないかと思いそうするとシラケてしまい以来あまり叱らなくなった。
子供を怒るのは気持ちがいい - 意味をあたえる
坊主が生まれてから小3ぐらいまでは怒ってばかりだった。
いわゆるママ友とうまくいったりいかなかったりで、ストレス発散のはけ口が坊主に向いていたのだろう。
そう気づくとなんだか醒めてしまい、忠告程度に留めることが増えた。
ブログをはじめて10年
当時小4だった坊主は大学2年、もうすぐ20歳。
当時40手前だった自分は来年50歳に成る。やれやれ。
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2017.12.26追記しました 1番になれない我が子が嫌 回答者は鷲田清一さん
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