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サワコの朝 岡田准一 ユーだけレベルが足りない、母親、緒形拳、田村正和、V6、高橋一生の話

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デビューのきっかけ

元気が出るテレビジャニーズ予備校

たけしさんの番組の「ジャニーズ予備校」に母親が応募して。なんか、バズーカで起こされて(笑)たけしさんの番組ですから。寝てたらバズーカでドーン!っていって、女の子100人ぐらいをどうやってすり抜けるか。少年だからもみくちゃにされてそういうの上手くないとアイドルになれないよ、みたいな企画ですよね。番組の審査員がKinKi Kidsさんとか、うちの今のメンバーの森田君とか三宅くんとか。いうても5~6年、Jrのメンバーでやってた人たち。彼らが「岡田がいい」と。

阿川:見初められちゃったんですね
岡田:どうだか(笑)
アイドルのデビュー前 ジャニーズ予備校 - YouTube

いきなり転校

夏休みに「ちょっと仕事があるから来なさい」と言われて「来なさい」が「いなさい」になって(自分の意思は)なかったです。帰りたいです、帰らなきゃいけないです、部活最後の試合があるので。ラグビー部だったので。そしたら転校が決まって夏休みが終わったら行きなさい、と

ラグビーボールの寄せ書きが送られてきたんです。うわ俺、本当に大阪での生活がなくなったんだ(笑)好きな女の子にバイバイも言えず、一緒に帰ってたりしてたのに急にいなくなって

記憶の中できらめく曲

Mr.Children/星になれたら

東京行きの新幹線で聴いた曲
阿川:そのまま東京にいることになるとは、まだ自覚のない新幹線?
岡田:うーん、ないようなあるような。大阪に戻ることがないのかもなっていう雰囲気も。きっと自分はどこかで、自分の生活を見つけて行くのかなと14歳で思いながら。この歌の影響もあったのかも。街を出て行く、という歌詞を聴きながら
阿川:歌が後押ししたんですか
岡田:これ聴きながら東京に出てきたんだなー
阿川:切ないというか健気というか。ミスチルのせいじゃない
岡田:ミスチルのせいですね。世代で、ものすごい影響受けてる。「車ん中でかくれてキスをしよう」したことないのにしたような気分(笑)14歳で。そういう世代なんですよね

いきなりV6のメンバーに

ずっと怒られ続けた

何もできないので「ユーだけレベルが足りないから」(笑)誰に言われたかはっきりわかっちゃう。合宿所生活、掃除洗濯もしたし。寮母さんみたいな方が来てくださるので
お腹減ったって、いる時言うと作ってくれる。いない時は勝手に冷蔵庫開けて何か作って。僕が大阪なんで納豆食べれないから、三宅くんが作って。

生い立ち

とにかくお金が僕はなかったんですよ。東京に出てきて。ずっとオーバーオール。来た時の格好のまま。岡田ずっとその格好してたよね、ていうのがメンバーの思い出。買うお金なかったんで、白のオーバーオールが黒くなるまで着てた

阿川:お母さんにねだったりはしなかった?関知なさらないの?

うーん、今思うと不思議だと言ってました。当時は気を張って、心の中ではすごい心配してた。14歳でよく出せたなと言ってますけどね。母子家庭でずっと育ったので、寂しかったです当時は。母親が一生懸命働いてたので。家でピアノを教えてたのでピアノの音を聞きながら、最近調子いいんだとか、音で会話...キーで。なんかすごく古風な母親というか「将来あなたに面倒見てもらう気はない」最初に言われて。小学校5~6年ですね。自分で生きていきなさいという感じ。男の子なので、部活でドロドロで帰ってきても一番に風呂いれるような すごく深い愛に支えられてたなと。父親が急にいなくなったので、大人の男になったときどういう男性になるのか、追い求めていた感じはある。自分はどういう風になりたい、おやじ像を重ねて。たくさん本を読んでずっと考えてた感じはありますね

緒形拳田村正和の話

自分がすごいなと思ってる人たちに「向いてるよ」って言って頂いたのがお芝居で。緒形拳さんに、全てを見透かされるような眼と大きな手でバーンと叩かれながら「芝居続けろよ!ナチュラル目指してるだろ!ナチュラルだけが芝居じゃないからな!」すごい覚えてるし田村(正和)さんにもTBSのスタジオで、田村チェアって知ってます?(笑)言ったら怒られるのかな。ドラマ一緒にやらしてもらったとき田村さん用の椅子があって、そこに照明さんが愛情でピンスポ落としてんですよ。そこでずっと台本読まれてて、空き時間とか。そういうの見てたり。すごいなって。緒形拳さんとか渡哲也さんとか、しっかりとした時代ものが演じれるようになって欲しいと、ちょっと言われた。それには技術がいるし、30、40なった時にそういう話を演じれる俳優になりたいと。

勉強しなきゃいけないと若い頃に思って。天才じゃないから。映画1日3本、本1冊と決めて。カット割りから書き出してみて。キレキレじゃないといけないと思ってご飯食べないで。ボクサーが減量してるぐらいの。隣の部屋の音が聞こえるぐらい、感覚を研ぎ澄ましたいとか(笑)

映画「追憶」

降旗康男監督、撮影・木村大作

映画界のレジェンド。監督は80越えてらっしゃいます。お二人には何が見えてるのかを探しながらラブレターのようなお芝居をした。

阿川:怒られたりはなかったんですか?

ないです。「そろそろお前、考えて考えて違う役柄になろうとするんじゃなくて、 人間力に移っていくって方向を視野に入れてもいいんじゃないか」って。

アイドル、俳優として求められること

阿川:メンバーを抜けようと思ったことは?

ないですけど、俳優として求められることはどんどん汚くなっていくというか、その場になじむようになっていく。歳を重ねることを楽しんでいきなさい、アイドル業は真逆だったりするので、求められることがバラバラでその違いについていけない自分がいたり。正直なかったといえば嘘になる。ある企業の社長を演じた次の日に、ライブで1万人の前で歌って踊らなきゃいけない。世界が違いすぎて。ライブやってても役柄のまま「今日は元気がないのぉ」みたいな(笑)混乱しながらやってる。自分なんて、みたいのが未だにある。いつか普通の仕事に就くってずっとあって劣等感がある。投げキッスはできない。V6は誰もできない。手越くんぐらいかな。子猫ちゃん!みたいな。

(V6のメンバーに)すっごい嫌われてもすっごい好きだと思うんです。多分嫌われてないと思うんですけど。すごい優しいんです。甘えてるんですかねー(笑)今一番はしゃいでるのは井ノ原さん

いま心に響く曲

JUST THE TWO OF US/Grover Washington Jr

高橋一生くんとの高校時代を思い出す曲。毎日彼んちに行く。屋上でこの歌を聴きながら人生語ってた。僕は彼に劣等感があったけど、僕のほうが先にデビューして、お互い悩みながら青春時代を過ごしてた。男二人でこの曲を聴いてたっていう(笑)

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