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【感想】NHKスペシャル 足元の小宇宙Ⅱ 絵本作家 甲斐信枝 雑草が教えてくれたすてきな世界

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科学絵本の世界

のげしとおひさま

ノゲシはたんぽぽのように陽気でない
独特の哀愁があるの
たんぽぽのように無邪気じゃない。
おまえさん、どうなってんだ。
これさわいでる。今非常に働き始めてる。
会話をしようと思わなくても
向こうでなんとなく....

のげしさん、さあ、はるかぜにのって
すきなところにいらっしゃい。

※あっ、これ、小学校の図書室にずっとある。
このおばあちゃんが書いてたのか。
低学年の男の子が読んでいた。かれも絵を描くのが好き。

綿毛は下に飛んだり、渦を巻いたり
葉っぱにぶつかると簡単に曲がっちゃう
かんたんに舞い舞いする。おもしろいでしょ。あ~舞い舞いしてる
だって子孫をできるだけ広範囲に。
毎日同じ場所に行く。ある日突然お宝をくれる。

描きためたスケッチを組み合わせて一枚の絵に。
種をテープで貼る。
種の大きさは比較するから大事。できるだけ正確に。

やがて くさのこどもは たびにでる
めをだして おおきくなって またたねをつくる

 

大人になってからも草花の美しさに惹かれ続け
40歳で絵本作家としてデビュー。
ある日の深夜隣の家が火事に。自分の家も全焼。

人生観変わったの
草が教えてくれた「安住せよ」
細かなことでがたがた思うな
それは財産でしたよ

わたしには「ぼうぼう」じゃなくて、元気よく生きているように見える。
5年は待てる。そりゃ熾烈な戦いを見せてくれましたよ
体で知ってるよ、きっと。

くさたちは てんでに
じめんのとりっこをしてる。
うえから じめんを せんりょうしていく くさもある
ところが どうだろう
じっと まっていた たねたちが
いっせいにめをだしたのだ

雑草のくらし (福音館の科学シリーズ)

雑草のくらし (福音館の科学シリーズ)

子供の頃に読んだ。1976年初版。

ざっそう (かがくのとも絵本)

ざっそう (かがくのとも絵本)

種が飛ぶ瞬間の映像は懐かしさを感じた。
昔、夏休みの早朝、6時ぐらいに放送してなかったっけ。
野鳥の映像も。NHKニュースの前に。

こういう連中はどこへ行ってもおいでおいでするから
永久に追いかける。
1年の、ほんの数日しか出会えない、ヒガンバナ
(放送中に描いたスケッチは満足いかなかったみたい)

ひがんばな (かがくのとも絵本)

ひがんばな (かがくのとも絵本)

※2016.11.23に放送されたものの第2弾。