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久米書店Midnight~夜の本の虫~ 本音で生きる 堀江貴文

本音で生きる

まとめサイトのようなノリ

堀江:購入した人たちは本音で生きていない人たちだと思う。本音で生きたくて買ってみる。とりあえず。
久米:冒頭が「本音で生きることがどういうことかわかんない」って書いてありますもんね。著者自身が(笑)
堀江:もともとこの企画自体が、僕の本のまとめ本みたいな感じ。総まとめです。参考文献って書いてある。かなり引用してあるので。まとめサイトってあるじゃないですか。あんなノリです。僕の本のまとめなんです。後から分かったんですけど。申し訳ないんですけど、この企画つまんないって思ったんです。出版社から提示された時に。あんまり面白くねえなあって(笑)なんでつまらないかって言うと、10年ぐらい前からいろんな本出してるんです。15年ぐらい前かな。散々言ってることしか書いてないんですよ。僕的にはもっと新しいことを言ってるし、してるのに、それをなんか10年越しに同じことしてるみたいでもういいよって思ったんですけど出版社の方が顧客目線だったってことですよ。お客さんがこれを求めてた
壇蜜:そして27万部。
堀江:そうなんですよ。こんなに売れるって思わなかった。著者的にはすごいくやしい。なんで売れるんだよこんな本が(笑)

ホリエモンと呼ばれて

久米:ホリエモンと呼ばれるのはお好きなんですか?
堀江:いや、どっちでもないですね。ブランドとして。ま、ブランドですかね。ヤフーのライブドア株掲示板で、誰かが書いてるんですよ。
壇蜜ドラえもんのようにいろんなものを出してくださるから。
堀江:なんなんですかねえ。なんでしょうかねえ。あまり覚えてないんですけど、2002年か03年の初めぐらいに書かれて、結構ウケたらしく。そんとき秋元康さんと仲良くなって、いろいろ話してたら「ホリエモンていうのを広めようよ」どうやったらライブドアを有名にできるか考えたのずっと。そしたらホリエモンがいいんじゃないかってなって。どうやって広めようかといったら、プロ野球の話になって。そこで一気に行ったんですよね
久米:近鉄バッファローズ
堀江:はい。
久米:いいネーミング、いいブランドだったってわけですね。
堀江:登録商標持ってますからね。うちの会社の許可がないとホリエモン使えないですよ。結構あるんですよ「炭火焼ホルエモン」とか(笑) 
久米:微妙ですよね
壇蜜:ルとリですもんね

自意識過剰といじめ

久米:日本人全体が自意識過剰になってるとこが肝だと思ったんです
堀江:これは自然ですよ。自分がすごく注目されてると思う。だって自分が見てる世界じゃないですか。だから自分が中心にあると思いがちなんですよね。すごく容姿を気にしたりとかするんだけど。家族ですら、自分のことをあまり見てないじゃないですか
久米:そんなに自分のことを気にかけてないですよね
堀江:実はほとんど考えてなくて。考えてる時間の主はやっぱり、自分のことがほとんど。人間は。だからあまり気にする必要はないよと。よく例えで出さして頂いてるのがイジメられっ子の話。イジメられっ子が同窓会に出ると、いじめっ子のことをすごい意識して構えていくけど「おお~久しぶり!」とか言われてまるでいじめなんかなかったかのように仲良くするいじめっ子。何なんだあいつ、みたいな。だけどいじめっ子からしたら、いじめられてる子をいじめたつもりはないんですね。
壇蜜:記憶はないんだ
堀江:だけどイジメられっ子はすごいトラウマになってて「あ~」ってなってるんですけど
久米:それは学校に限らない話ですよね。
堀江:そうですね。だいたい何気なく他人にかけた言葉で傷ついたりとかしてますよね。
久米:それはね、傷つけた方は分かんないんですよ。10年後に聞いてびっくりしたりするんですよ。

自分で考えているほど、他人はあなたに関心があるわけではない

嫌われる勇気と車輪の再発明

久米:本題に近づきたいんですけど、言い訳多過ぎるんですか?我らは
堀江:多過ぎるんじゃないですか。最近ベストセラーになってる「嫌われる勇気」僕はアドラー心理学を「車輪の再発明」しちゃったんですよね。車輪の再発明ってプログラマーがよく使うんですけど、車輪は人類が発明したものの中でも結構古くて、だけど非常に便利なもの。あの車輪を再発明することはすごく無駄なことだと。
久米:できてるのに
堀江:プログラマーで言うと、ツールとかを作るんですね。並べ替えをするソートってアルゴリズムがある。クイックソートって、すごく高速に並べ替えをするプログラムがあるんですけど、こういうの考えたら広く世の中に周知して、みんなが使えるような状態にすると車輪の再発明をしなくてよくなる。それがオープンソースの考え方。インターネットが発達して、ネット上に「俺こんな便利なの作ったよー」っていうと、おお、そら便利だとみんなが使う。するとイノベーションが加速するので、インターネットは発達してきた。僕は不幸なことに、アドラー心理学を知らなかったんですよ。40年間考えて構築した自分の理論が、既に100年以上前に考えてたんだって思って。ちょっと残念な気持ちになりましたね

親の言うことはほとんど間違ってる

久米:「親の言うことはほとんど間違ってるから聞かないほうがいい」とか
堀江:僕は20年以上前から言ってました
久米:言ってることはほとんど過去の判例だから。全部過去の話で。これから先の世の中のことは、親は分かんないわけですよ。親はこれから先の世の中に、責任がないわけです。
壇蜜:むしろ子供の方に責任がある
久米:これは親が読んだらショックですよね
堀江:親の言うことはほとんど聞かないほうがいいんじゃないかってことまで言ってます。40代60代って関係がないんですよね。テクノロジーの進化で10代だろうが70代だろうが同じことができる。ネットで繋がってスマホみんな使える。いろいろアシストしてくれるデバイスもできるので、年齢も性別も住んでる場所も関係ない。アイデアじゃないんですよ。

イデアには意味がない

堀江:イデアがなんで意味がないか説明しましょうか。車輪の再発明をしない世の中になってるんです。オープンソースはインターネットの思想ですね。IOTの時代になると、リアル世界に入ってきた。全くのゼロベースじゃないじゃないですか。オリジナリティじゃない。先人たちが発明してきたもののマッシュアップなんですね。組み合わせて「こんなんできました」ってなるんで。これからはキュレーションとかDJの時代って僕は言ってるんですけど、たくさん知ってる人が優位に立てる。マッシュアップして、情報収集がそれなりにできれば、どこにいてもまとめサイトが作れるのと同じで、どんどんアイデアが生まれるわけです。だから、俺が思いついた素晴らしいアイデアは、世界中で何百万人が思いついてる可能性が非常に高いですよ。
      

すぐやる人が勝ち

やらないかやるかの差であって「すごい思いついた」ってのはあまり意味がない

あと、一番最初に手を挙げる奴が一番偉くて、そいつの能力は実はあまり関係がなかったってのも、やってくうちに分かった。

バカか天才の2種類いて、天才はすべてのリスクを承知した上でゼロリスクはないし、いろんな分析をした上ですぐ動き出すのが天才。バカはそんなことは考えない。だいたいバカです、世の中の社長は。世の中の創業社長だいたいバカ説ってずっと唱えてる。知り合いいますけど、だいたいバカです(笑)

水曜日のダウンタウンでプレゼンしたら..

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伝えたいこと

孤独が不安だというのなら、どれだけ続くかわからないたった一つの人間関係に、自分の人生を委ねるほうがよほどリスクが高い。「本音で生きる」

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