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【人生案内】金銭的不安 父が大学進学反対 山田昌弘先生の回答

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奨学金選考から漏れた高3女子(抜粋)

父から進学を反対される

大学進学のため、奨学金を申込みましたがダメでした。父には「大学なんか行かなくていい、働け」と言われています。両親の収入が基準を上回ったため、選考から漏れました。母は病気で自宅療養となり、実際に家計に入る収入は減っています。父は毎月、同居する祖父母にも生活費を渡しており、苦しい状況です。友人も親の収入が基準を上回り、選考から漏れました。おばあさんが入院しているため、大学の費用が払えるかどうかわからないそうです。それぞれに家庭の事情があるのです。

奨学金がないまま大学に行った場合、父の収入と私のアルバイトで家計を支えた上で妹の先々の進学費を払えるか不安。

父は「大学に行かずに働き、親に頼らずに生きているひともいる」と言う。父から否定されても大学に行きたい思いは自分本位だろうか

選考基準(JASSO)

ご参考までに。うちも超えてる。意外とハードルが高かった。
収入・所得を確認する際の注意点 - JASSO

とはいえ

奨学金とは、あなたの借金。教育ローンにするなら、親の借金。学内奨学金制度を利用する手もある(入学後申請)どこの大学を希望しているかにもよる。もし4年間全てを奨学金にするなら、卒業後40歳超えても返済し続けないといけない。

反対する理由については

・学費を払うことがとにかく不可能
・4年間多額の金を払ってまで(特待生でもないのに)行く必要はない
・金銭的な理由で中退の可能性が高いので、最初から行かないほうがいい
・「働きながら大学へ」は体を壊すから心配だ(親心として)
・(古い考えながら)そもそも女が勉強する必要はないと思っている※未だにいるんですよこの考えの人は。年代問わず。

..あたりが考えられる。あくまでも想像だけど。父の考えも自分の希望もどちらも自分本位だが、行かない後悔は後々残るだろう。うちは奨学金に頼らない方向で進学させた。2年まではなんとかなるだろう。3年以降は教育ローンにするかも。折衷案としては教育ローン+奨学金だと、相談者の負担も親の負担も半々になるのでは。と思ってみたが、母親が働いてない、しかも妹の先々の教育費の心配までとなれば現実は厳しい。

山田昌弘先生の回答(抜粋)

親の収入が基準を少し上回るだけで借りられなかったりするのは問題ですが、制度に文句を言ってもすぐには変わりません。お父さんには、学費を出せないことに対する後ろめたさがある。目くじらを立てないで聞き流してくださいね。

経済状況が変わり基準が下回ったのであれば、入学後に改めて申請すれば、借入できる可能性はあると思います。それまでの立替として、入学金などを親に頼んで、一時的に借りるなど方法はあります。

入学試験成績優秀者には学費免除したり、奨学金を出したりする私立大学もあります。寮がある国立大学で入学しやすい専攻もあります。志望大学のレベルを落としたり、希望する専攻分野を変えたり。経済的負担がなるべく少ない大学を探して受験することを考えてもいいでしょう。

決して諦めないで下さい

もう12月だけど、選択肢はいろいろある。道はひとつじゃない。まずは入学金など、最初にどれだけお金が出ていくか、家計と照らし合わせて考えてみて欲しいな。

しっかしこの手の情報が少ないな。いい回答だなと思った。