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SWITCH インタビュー 達人達 Chara × 村田沙耶香 歌う女書く女(抜粋)

思い出のスタジオで

Chara:たとえばボリューム。何が聞こえないから、じゃあ、何を上げるかじゃなく、何かを下げると見えてくるとか。自分もお化粧してる時ちっちゃい鏡で見ていると、なんかやだ~眉毛ばっかりこんなんあっちゃった、とかあるじゃん。全体の感じを見ると別にそこ気になんなくなった、みたいな

村田:このあいだのライブ、素晴らしかったです。ライブ伺うの初めてで。そもそもライブ行く習慣があまりなくて。好きな曲を部屋でずっとうずくまって聴いてたり
Chara:うずくまって??
村田:Charaさんの音楽と戯れてるのが美しく見えて、ボロボロ涙が出てきました。ホント素晴らしくて思った通りの。直だと声量も全然違う。
Chara:ありがとうございます。励みになります。ホントに初めてだったの?
村田:そうなんです。ライブってどうやって申し込めばいいのか(笑)
Chara:ええ~ 簡単に今だったらポチッとか、知り合いと「ライブあったら行くね」来ればいい
村田:ライブをするのはお好きですか?
Chara:まぁ、そうですね。大好きです。デビューしたての頃、20歳近くに歌うことを決心して。それまでバンドでやったり曲作ってたんですけど。自分の声を使ってステージで歌うことは自信がなかった。歌ったことがあまりないから。思い切って歌う事になって、でも全然ダメで。だから悔しくって。やっと最近ですね、進化していけて。バンドのメンバーと融合していかなきゃいけないけど、ソロなので主張もしっかりしなきゃいけない。だんだん遠慮もなく、はい(笑)いつぐらいから知ってます?
村田:高校生ぐらいの時に、ウイルス性潰瘍で入院したことがあって。お見舞いでCharaさんのベストアルバムを
Chara:「キャラメルミルク」かもしれない 
村田:入院してる2~3週間、聴いてて。どんどん自分の人生、魂が豊かになっていく感じの音楽。退院してからCDをいっぱい買って。

話して尊いその未来のことを

https://youtu.be/vdqumibJ51I
村田:歌詞がものすごい好きで。擦り切れるまで聴いたというか
Chara:あの時お腹に息子がいて、その意味と恋とを引っ掛けてるんですけど「あいにきて あいにきて あいにいきて」とか 言葉遊びが結構ある。「生きて」漢字で書くのとひらがなで「いきて」書くのはまた違うし、目で追うと、難しい漢字は時間がかかるし、ひらがなにしておくと意味が2つに増えるから面白いと思ったり。  ひらがなが多いんです。
村田:小説家も迷うところですが、絶対にひらがなだと思う文章ってやっぱりあってCharaさんの歌詞はそういう感じがします。「このあいにいきて」は絶対ひらがななんだ。
Chara:ノート1個じゃなくて3つぐらい置いて、曲だと構成があるので、パーッと書く時もあるけど、なんとなくメロディーと一体化して出てくるものがあるから。例えばAメロ→Bメロ→ソロでは、言い切れないことを入れたり。最後はPCで留めたり。
村田:自分の音楽の聴き方が、ずっと映像を想像するのですが Charaさんの音楽は、その映像がなんか凄い。自分の魂が行ったことのない場所に届くような映像。聴かないとたどり着けないような映像なんじゃないかと思いながらその映像を受け取っていって、小説を書いていた。Charaさんの音楽の映像を借りて。
    

後半

コンビニ人間

コンビニ風のレンタルスタジオで店員としては陳列がちょっと・・バックヤードも再現されてた

タイトルは後で決めてて。最初は全然違う話を書いてたんです。前の作品で書き残したことを書いてることが多くて、編集さんに「もし前の作品とかぶってたら言ってくださいね」お見せして「かぶってます」すごい正直に言ってもらって

Chara:私なんかかぶりまくりです。そこからコラージュしていく

確かに言われた通りだと、さて何を書こうかと。急にコンビニを思いついて「これで最後まで完成させましょう」ということになった。
似顔絵まで描いてる秘密のノートも公開