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SWITCH インタビュー達人達 松田龍平×PES 面白いと思うこと売れること(抜粋)

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MV、売れること面白いこと、ライブの距離感。

松田:初めて「熱帯夜」のMV見たときに、中3、高校生ぐらい。水着のセクシーな人が出てくるから「大人ってなんかすごいな」(笑)こんな華やかなパーティーがあるんだ」って。HAPPYな感じ。
PES:そう。基本的には自分たちの楽しいと思うことを。10楽しいことを100楽しい風に見せるか。それが、来てくれる人だったり、買ってくれる人聴いてくれる人だったりに伝わるんじゃないかってことを信じるしかない。
松田:自分たちが面白いと思うことを突き進むという感覚と世の中の人がどう受け入れるのか。もちろんセールス、売れるためにどうしたらいいかが絡んでくるから。
PES:それはやっぱりスタッフの人が「売れたね」「売れなかったね」とか言いながら、ここまで進んできているけれど、やっぱり自分達が楽しんでなかったら 世の中の人には伝わらない。作るときに「これだったら売れるんじゃねーかな」って感じでは作らない。「これだったら面白い事が起きる」
松田:ライブ行った時に、すごくお客さんとの距離感が心地よくて。そんな近くない、というか、バランスがすごく良くて。
PES:まず敬語ですからね。「よろしくお願いします」
松田:初めて行ったけど、俺、なんか幸せな気持ちになれるなって。
PES:ありがとうございます。
松田:ファンとの距離感が近すぎて、投げて、向こうから返ってくるやり取り。ライブなんかで「yeah!!」って言ったら、向こうも「yeah!!」そういうことの面白さに気づいてない人たち、何回も行ってれば楽しさに気づくんだけど、俺なんかいきなり言ってそれやられると「いや、やんないし」(笑)だって初めてライブ見に来てるし、そんな温度にまだ慣れてない。なんだろ、ちょっとした、勝手な疎外感。元からいるファンと盛り上がってるな、な引き方をついしちゃう。
PES全体論としては、RIP SLYMEってグループを「ライブやりますよ」って 自作自演で用意はするけど、来てもらった人たちと完成を目指す。そのつもりでいるから。 
松田:ダンスレッスンはするの?
PES:しますよ。
松田:その感じを見せないところがいい。
PES:いや、俺たちはそんなにしてないですよ。来てくれる人達に踊ってもらえたらいいという目標。バシッとは決まらない。
松田:ま、バシッとはやんなくてもいい
PES:ね、そうなっちゃうでしょ?(笑)

基本的には不器用なグループ。
ヒップホップが好きでそのことしかできない、って言ってっけど。

変わらないように努力しているわけでもないし
変わるように努力しているわけでもない。


RIP SLYME - One

作詞に関しての在り方

PES:例えば「恋」というテーマがあったとしても、4人で書くとバラバラになるわけですよ。それをまとめるのはサビだったり、ユニゾン(同じ音を同時に歌う)だったりひとりの時はそれを通して詞を考えるわけだけど。
松田:自分の歌うパートとかで詞を書いてる?
PES:そうですね。基本的にはガチャガチャしてサビでまとまって、またガチャガチャしてキュッと締まって、みたいな感じですね。スタッフのみんなと作ってる感じもある。曲は。中から出てくるもの、俺の魂の叫び!みたいなのはない。
松田:こだわっちゃうとかえってつまらなくなることが多いんじゃないかな。
PES:そうですね。時間もかかるんだよね。振り返ってみるとそんなに悩むことじゃないなって。
松田:時間経って見返すと全然違うことのように見えたり。そういうことが当たり前に起きると思いながら作品を作ると、そもそもの作り方も変わっていくってのがあるよね。
PES:ある。
松田:RIP SLYMEの形の中でみんなが自由にやっている感じがすごい伝わって来る。それぞれがRIP SLYMEの釜の中でやってる。

映画とか楽曲に寄り添った作品を作りたい。
珍遊記観たい。

後半 松田龍平

作品によってやり方が自分の中で定まっているわけではない。
色々失敗したりしながら、「じゃあ次はこうしてみよう」とかしながら。
ナチュラルにな自分でいることかいいかどうか
1回確認しながらやってみないと。
頭で考えられることの限界っていうか、撮影現場では頭で考えることがかえって邪魔になったりする。
かと言って何も考えないで行ったらまずい。

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