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人生案内メモ、文字起こし、感想。

SWITCHインタビュー達人達 唐沢寿明×中村頼永 倒す武術、魅せるアクション。ブルース・リー。

中村頼永とは

截拳道ジークンドー)の継承者。

五反田にはブルース・リーのコレクションがズラリ。

中村:稽古するとその人との距離が縮まった感じ。その人が表れる。どういう人かがわかるとこっちも楽しくて。ちょっとノッてきてるのもわかるし
唐沢:ジークンドーは6秒以内に倒せと。僕は6秒以内に倒れそうでした(笑)
中村:いや、ブルース・リーが好きっていうことで、型にちょっと入ってる。
唐沢:やたら真似しましたからねぇ。何歳ぐらいの時ですか?
中村:僕ちょっと遅れて、中2ぐらいですかね。第2次ブームぐらい。もう電流が走って。中2ぐらいから自分の人生が決まった感じ。
唐沢:うちの兄貴が「燃えよドラゴン」見てて。横目で見てるうちに迫力・今まで見たことがない。すごいなって。
中村:ブルース・リー先生にハマる前にハマっていたのが永井豪先生。ちょうど小学6年ぐらいに。大きな意味で永井豪先生に感化されて「漫画家になろう」と決めちゃったんで。その後アニメーターになっちゃって。でも武道が断ち切れなくて。佐山先生から電話があって「うちに来なさい 給料払う」インストラクターとして招き入れるからこないかって言われ朝5時間トレーニング受けて地獄の日々だった。でもすごく充実してて。その次の年66キロ級で優勝できて、プロになろうと思ったんですけど、シューティングがなかなか理解されなくて。プロレス全盛期ですから。本当の戦いはそんな大技は決まらない。

唐沢:地味な戦いですからね。関節技とか。
中村:そうです。関節技を見る目をほとんど観客は持っていない。わかる人が少数なんで自問自答した。

截拳道

Yori Nakamura Jeet Kune Do & Shooto 中村頼永 ジークンドー & 修斗

Jeet Kune Do - Yori Nakamura (中村頼永) 1/2

渡米

中村:ダン・イノサントに弟子入りしたくて、バイトしながら渡米資金を貯めた。親に頼れないのもありましたしね。あそこで底辺を見たのが良かった。格闘技は1キロ体重が違うとだいぶ違うんですね。ローキックを1万発練習するのと同じぐらい、1キロ体重を増やすのは重要。だから88キロにして。でっかい外人がいますから。それにもやんないといけない。66キロは、技だけだとキュッとやられちゃう可能性があるから。やっぱ体重と力が必要なんで体重上げて向こう行って。向こうの人に認められてちょっとづつ広まった。イノサント先生の方から「プライベートレッスンをしてくれないか」うわーこれはすごいなと思って。僕なんか青二才のペーペーなのに、あんなレジェンドの人が僕から習う??ブルース・リー先生もダン・イノサント先生も「常に白帯から習う」姿勢。
唐沢:好奇心が旺盛なんでしょうね
中村:常にエンプティ・カップ(空の器)
唐沢:言葉の壁とか、なかったんですか?
中村:僕は英語はクラスで一番だったんですけど、全然しゃべれないんですよ。学校の英語とアメリカに渡ってからの英語は全然違う。通じない。学校の英語と英会話「これ違うじゃん!」奥さんが全部通訳して。技教えるのはカタコトでも出来るんで。そのうちヒアリングはできるようになって。カタコトで話せるようにはなった。唐沢さんの映画(杉原千畝)よりは全然下手くそです。
唐沢:僕らの世代って頑張るしかないような感じじゃないですか
中村:もうあんまり頑張った感を出したくない

ブルース・リーが大学時代に描いたイラストはすごい迫力。
まさにトータルアーティスト。
「ドラゴンへの道」スクリプトの現物も披露。

唐沢:ブルース・リーって「アチョー」のイメージが強いじゃないですか。この前もすごい笑われた。「尊敬してる人はブルース・リー」と言ったら。
中村:そう思ってる人はすごい多いですね。

心を空っぽにするんだ

水のように形のないものになれ

水はコップに注げばコップの形に

瓶に注げば瓶の形に

ティーポットに注げば

ティーポットの形になる

水は流れることも 激しくぶつかることもできる

水になれ わが友よ