学校の道徳について
何か書いたら「そうじゃないぜバーカちげーんだよ」って思う人が一定数いる。
きっと「道徳」アレルギーなんだろう。
授業のせいだ。昔から何も変わってない。
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嘘をつくとお月様が見ていますよ、だの
早く寝ないとオバケが出るぞ、だの、信じるのはせいぜい小学1年生まで。
3年生過ぎるともうちょっと突っ込んだこと、
たとえば外部の不審者から身を守る事と同じぐらいに
学校内で起きる生徒同士のトラブル実践対策についても教えて欲しいのに
どうしても「みんな仲良く」になっちゃうんだな。
一人で本読みたくても
「天気がいいから昼休みはみんなで校庭で遊びましょう」とかな。
6年生はネットに多少触れる。学校によっては
「悪口を書き込まないようにしましょう」
「怪しいリンクを踏まないように(表現はちょっと違うけど)的な講義をする。
まあ、学校の先生はかわいそうだなあという気もする。
何の前提もなしに道徳を教えなきゃいけないから
道徳の意味
人間が無意識のうちに世の中に存在するものと認識している正邪・善悪の規範。
個人の価値観に依存するが、多くの場合は個々人の道徳観に共通性や一致が見られる。
社会性とも関わる。
※道徳性は道徳心に等しい。規範に従う心、能力、判断。成文化された法律とは一致しない場合もある。
では「道徳心がない」とは
検索したらいきなりこんなん出た。恐ろしい恐ろしい。障害でくくっちゃうのか。
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一番言いたいことと感想
人間として生きるには、やっぱり道徳はあったほうがいい。
ただし、他人の作った道徳に鼻面つかまれて引っ張り回される必要はない。
(中略)
学校で作る道徳の教材にいろいろ文句をつけてきたけれど
少なくともあの教材は自分なりの道徳を作る手本にはなる。
道徳教育に対する突っ込みは納得。
道徳について深く掘り下げて書こうとするとどうしてもブレる。
矛盾も葛藤も生じてくる。
「老人には阿片窟」は往年のツービートのネタの数々を思い出すし
「子供に喧嘩をしちゃいけないと教えるなら、大人も戦争をしてはならない」もわかる。
でも「日本は無宗教の人が多いから道徳に説得力がない」そうかな?
「生涯熱中できる趣味があれば歳を取って犯罪を犯す確率はかなり減る」
その趣味さえも衰えのせいでできなくなったらヤケ起こす。
老いって子供に戻ることだからな。
「性教育には出産シーン」
もはや道徳から逸れてる。福岡県及び近隣住民は山本華世を思い出す。
ひとつの考えとして、使いたければ使えばいい。出産で死にかけた自分は嫌だ。
どうせならもうちょっと時期遅らせて、組体操をどう思うか書いて欲しかったが。
たけしの本を買ったのはじつにひさしぶり。
30代の漫才ブームの時のなんかキレッキレだった。
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『たけし吠える』によれば、漫才ブーム最盛期に、「俺達はもう頂点に達したし、それなりに金も儲けた、ブームが終わったらどうせ消えるので頑張ってもしょうがない。」と漫才の稽古を放棄したのは、ビートきよしの方、たけしはしかたがないんでピンで成功した。それなのにきよしの面倒を見るたけし。
— eternalwind (@juns76) 2015, 10月 5
たけし本はダンカンとかが勝手に書いてるって話はホントかネタか。
たけしといえばねーちゃんの話が常だったが、68歳になったら興味が無くなったらしい。
ところで、某通販サイトの個人書店で購入したら痕跡本が届いた。
「アンダーライン有り」という説明はなかった。
人に何かを伝え理解させるのに必要なのは、巧妙な話術でも
甘いお菓子でもなくて、伝える側の本気度だ。
テストに出るのかな。
引き方が中途半端だしまっすぐじゃない。鉛筆で力を込めてぐいっと。
もうそろそろ昔話を道徳に使うのはやめようよ、と言いたいわけで。