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【備忘録】ハートネットTV 境界性パーソナリティ障害 チエノバ 激しい感情変化 咲セリ

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諸注意

挙げられた症例はほんの一部。実際は多種多様。
なので「自分にも当てはまる」などと単純に判断・診断できるものではない。
愛情不足ともいわれるがあくまでも一因。

繰り返すために、本人も周りも苦しい思いをするということですね。

メディカルハート - 境界例 テスト -

激しい感情変化

会話中突然豹変。

「私はこんなに辛いのに!なんで助けてくれないの」家族に対してきつい言葉や攻撃的な表現を繰り返す。
怒りのあとは急に反省し、しばしば落ち込む。悪いと思っていても感情のコントロールができない。

見捨てられ不安

つきあってても不安が拭えない。デートしてて別れたあと、相手が振り返ってくれないと急に不安になる。
「無理に楽しいふりをしていたのではないか」「本当は自分が辛いのではないか」疑い始める。
不安を解消するためLINEしまくり、返事が来てもネガティブな感情を拭えないまま夜中に押しかけるなど、非常識な行動をとり続ける。

仕事で「いいプレゼンだ」などと褒められても、どんなに評価されても自分に自信がもてない。
過去の失敗ばかり思い出し、否定されるのではと怖くなる。

やがて自傷行為に走る。

こんな自分に誰か気付いて欲しいとサインを送り続ける。

咲セリさん

WEBデザイナー。10代から自傷行為や依存に苦しむ。境界性パーソナリティ障害当事者。

感情が1日に何十回も入れ替わってしまい、自傷行為を繰り返したり、自殺未遂、夫への暴力もあった。
暴力は最初は素手なので、相手が男性だと止められる。もっとやろうと思って、植木鉢をひっくり返し振り回し砂だらけにしたり
ネクタイで背後から首を絞めたりした。

荻上チキ:周囲は性格や性質だと思ってしまうので、本人がますます孤立し追い詰められていく。さらに家庭で居場所をなくしたり、仕事ができなくなる。
   

父の暴言・暴力で母に依存され、結婚してからもBPDが顕著になり夫をさんざん困らせてきた

※BPD=境界性パーソナリティ障害

対処法

とにかく自分をほめる

できたことを書き連ねる。「コップを洗った」(←洗えた、と書くとなお良い
傷つけてしまう自分を慰めるように

実に事細かにノートに書き込んでいた。
事実(起こった出来事)それに対しどう感じたか、どうしてそう感じたか、どうすればよかったか

書き込み、といってもネット、ブログだと読み手は大変きつい。病名がブログタイトルだと、一瞬たじろぐ。
息抜きができれば苦労はしない。

周囲の人間も苦しんでいる?

「?」じゃないよ。キツいよ。表現悪いけど「振り回される」からね。いつ爆発するかわからない地雷がそばにいる。

周囲はスルー能力を身につけるしかないと思う。危機回避能力。危害が及ぶだけじゃなく、最悪自分自身も病んでしまう。
おとなだけでなく、こどもにもある。関わってしまったことにより、二次被害も起きる。自分も苦しいですが、周囲はもっと辛かったり苦しかったり。受け止めざるを得ない人はどう動けば良いのか。

豹変ほど怖いものはない。
予め「こういう人ですよ」と教わっていない場合が多い。もちろん誰にも言えず苦しんでいる当事者が多い。辛いのは本人だけじゃない。一方通行で「理解してください」と訴えるけれども、仕事上どうしてもそういう人と関わらなければならないと、通り一遍のマニュアルが全く通じずさらに悪化させてしまうケースだってある。だから症状が強く出てしまったら、当人は「ふりかえり」がとても重要。

対応できる第三者医療機関訪問看護となるとまだまだ少ない。周りの人に助けを求めていい、と言うだけなら誰にもできる。