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たけしの等々力ベース「本屋道」幅允孝 ブックディレクションに挑戦。

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幅允孝

ブックディレクター

人が本屋さんに来なくなってしまったので、待っていても辛いなと思って。数字だけでなく客の数も減ったのでこの道へ。昔の本屋さんの優位性は、たくさんあること。今はネット書店以上にある本屋はない。厳選すること、差し出し方のウマさ。

どんな書店づくりをするのか

ディレクションのポイント
La Kagu

・滞留時間が長くなるような仕掛けを作り、本との「偶然の出会い」を演出。「幸福な事故」を誘発する。
 
・洋服や雑貨などと共に関連した本を点在させ、本離れした人でも自然に本に手を伸ばす流れを作る

ブルックリンパーラー新宿店

ビール飲んで気持ちよくなった勢いで(本を)選ぶ。シラフの時では手を伸ばさないような、未知の本との出会いの場を設ける。

タカ:大型書店と、何かとコラボした書店に分かれている。

幅:年間8万タイトル、1日に210タイトル

たけし:基本的にオイラって買う気がなくても覗きたいんだよな。表紙だけでも。置き方の問題だよね。

幅:浅田真央ちゃんが好きなマダムが、フィギュアの写真集買おうと思っても、男性実用のバイク本の横にあって近寄りにくいとか。読者の目線ではなく、流通側の都合で本が並べられているので、読者目線に再編集するように工夫しないと、手に取ってもらえない。

本屋に行く時の極意

荷物を少なくする!
トイレに行っておく!
腹六分!
後に予定を入れない!
直感を大事にする!

直感で買っても読まなかった本は、無理に読んでも仕方ない。
トイレに置いておきます。
両手を伸ばした範囲の外側に行かないように。

幅:本棚って人を表すと思うんですよね。
たけし:友達んち行ったとき、本棚みるじゃん。どんな本置いてんのか。
ダンカン:松尾は、遅れてるんですよね。「なんとなくクリスタル」とか(笑)

この後、ダンカン、枝豆、たけしでブックディレクションに挑戦。

たけしセレクト

ネットワークに対する変な信頼を「そうじゃない」と。情報が新しい問題を解いたことはないし。

村上春樹をボロクソに言ってて。三宅裕司みたいな顔しやがって、とか。でもちゃんと読まなきゃいけないなと思って。かじっといてもいいんじゃないかな。

タイトルだけに惹かれた。

本に対する趣向的なアクセスを、もうちょっと、伝統的とは言わないけど著者の語ることを普通に聞いてみろ、と。

解いた解いたって言っても2.3人しかわからないんだから。だけど数学って意外に面白い。

幅允孝セレクト

たけしへのおすすめ本

この本の面白さは、数学者がどのように養成されたのか、世の中との距離を保つようになったのかってこと。

完全なる証明

完全なる証明

Amazon

対談集。数学は情緒である。要所要所に出てくる言葉の凄さ。「カンは知力である」など。

学生寮に住む4人の学者、という設定。

数学の本ではありません。中学生が読んでもわかる平易な言葉遣い。学ぶことをここまで厚く込めている本はない。
たけし:百科事典だと思ったほうがいい。これは面白いよ。一生もんとして持っておいたほうがいい。

たけし:旨い料理で旨い酒を飲むようなのと同じ感覚で本を読む。読書ってのは高級な娯楽なんだよ。なくならないし残るんだよ。一番知性的なのが読書。
   

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