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【ローカル】【RKB】TEEN! ! TEEN ! 又吉直樹×東山彰良

ピースさんぽ

キャンパス内をピースが歩いていたら綾部完全無視放置状態。ガチですねていた。近所の喫茶店に集うおばちゃん達ですら「(熟女好きの)綾部は気持ち悪くて又吉さんの方がいい」だし。又吉「さん」だからな。

東山さんは西南学院大学中国語講師。学生(の一部)は先生が本を書いていることを知らなかった。

特別企画 芥川賞作家×直木賞作家

天神のラーメン屋さん「Shin Shin」で。
綾部:視聴者の方からしたら、おれが邪魔になってんじゃねえかっていう・・
受賞してからの変化は?

東山:直木賞決定が7月16日で、まだ1ヶ月経ってない(収録当時)マスコミに出だしたのは2、3週間なので変わった感は又吉さん以上じゃないかと・・
又吉:そうですね
東山:前からテレビに出ていらっしゃったので。僕は初めてだから。

受賞の知らせは?

東山:担当編集者の電話にかかってきました。
綾部:ご自身で受けたわけじゃないんですか?
東山:僕、携帯電話持ってないんですよ。 
綾部:えっ!?
東山:持ってないんで、担当編集者の電話を回してもらう・・1回家を出たら、連絡しないです。 
綾部:じゃ、たまに公衆電話とか使うことがあります?
東山:めちゃくちゃあります。テレホンカード持ってます。
綾部:なんでですか?
東山:え、なんでってことはないですけど・・
又吉:困るしたことはないんですか?
東山:待ち合わせとか、道に迷った時、たどり着けなかったりしますね。
綾部:めちゃくちゃ困ってるじゃないですか、たどり着けなくて。
東山:まえに、ミステリーの大物作家さん、大沢在昌さんたちとみんなで座談会することになって、僕は福岡から東京に行って飛び入りで参加するはずだったんですけど、あまりにも迷ってしまって、みんな帰ってしまった(笑)

一番最初に受賞を報告した人は?

東山:次男が電話に出て、「ニコニコ動画で見たよ。みんな又吉のことしか言ってねぇ」(笑)「パパのことなんにも言ってない
又吉:出版界ではすごいですよ。東山さん。直木賞の選考委員の方がいるんですよ。で、候補作品をみんなで読んでやるんですけど、東山さんの作品は満場一致で決まったらしい。
東山:又吉さんが取られて、業界全体が活気づいて。多分あまり本屋に足を運ばなかった層がどんどん来てるから、周りの作品もつられて売れてるんですよ。

流

流

後編 2015.8.25放送

綾部:直木賞を目指して書かれたりするんですか?
東山:全然。自分が(直木賞に)かかるとは全く思っていなかったのですごいびっくりしてます。
又吉:わりとみなさん(受賞すると)言ってたんじゃないですか?
東山:売れない時代が長かったから、お世辞じゃないけど、鵜呑みにしたら痛い目にあう。僕の作品は今までそんなに売れてなかったので、本を出し続けるためには、編集者が説得する材料が必要なんです。賞を取るのは、その説得材料になると思って。すごく嬉しいです。
綾部:何百万部と売れなくても、本を出し続けさせてくれたという・・
東山:そうですね。それが一番。又吉さんは太宰が大好きだと、いたるところで言われてるんですけど、まず聞きたいのは、海外の小説は読まれるんですか?
又吉:あんまり読まないんですよね。というのも、中学から読み始めて、ドストエフスキーとかカフカとか、どっから手ェ付けていいか分からず、とりあえず日本の近代文学を20代で読んで。30代なったら、海外の小説を読もうと思ってたんですけど、遅れてっていま35ですね。
東山:僕は逆に日本の小説を全然読んできてなく、最初に読み始めたのも、英語の勉強の一環で読んでたんです。すごくおもしろくて。たとえばエルモア・レナードタランティーノが「パルプフィクション」で賞とったあとエルモアに電話して「自分は子供の頃、あなたの本を万引きしました。だけど私は、あなたの本を映画にするために生まれてきた」って言って、ジャッキーブラウンが撮られたという。

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ラム・パンチ (角川文庫)

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東山:海外の作品でこれが凄いというのは?
又吉:名前あやふやなんすけど、タイトルが「香水」とにかく鼻がむちゃくちゃいい主人公が、殺人犯していくけど天才的な嗅覚でっていう。すごく面白かったですね。

香水―ある人殺しの物語 (文春文庫)

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又吉:発想は尽きないものですか?
東山:ある程度のところまで行くと、ほんのちっちゃなところからでも広がっていくような気がしますね。物語がいっぱい飛んでるような気がする。自分に体力と筋力があれば捕まえられる。ずっと書き続けていかないと捕まえられない。そのうち足腰が弱くなって、僕が捕まえられなかったものをもしかしたら違う人が捕まえるかもしれない。 僕にはまだ捕まえる筋力がある。
綾部:めちゃくちゃわかりやすい話じゃないですか。次回作のハードル、プレッシャーとかはありますか?
東山:「流」を出す前に次を書いてて、来年のやつはあるので、次回作に関しては不安がない。
又吉:早く書きたいですね。書かないと不安になる。

東山さんは PUNK IPAをいつも飲む。ビールとテキーラが大好き。日本テキーラ協会で資格を取ったテキーラエストロでもある。