勉強をほめてくれる先生に精神的に依存
成績は小学生の頃から中の上。中学に入ってから、家では得意な教科は全く褒められず、苦手な教科のことばかり指摘されてきました。勉強以外でも怒られてばかり。
妹ばかり褒められ、悔しい思いをしてきました。でも今年になってから、学校の先生に良い教科を褒めてもらう事が増えました。
頑張ってくれることも認めてくれます。塾の先生も同じ。そのためか学校や塾の男の先生を好きになってしまいます。いけないことだと分かっていても、自分の存在価値を認めてくれる先生に依存してしまうのです。先生がいると心が安定します。
今後卒業して会わなくなったら、自分がどうなってしまうか心配。
どうやって先生から離れていったらいいでしょうか。
一瞬、恋の悩みかとおもた。
男の先生を好きになってしまって困っている。読解力が不足しているのか、そうとしか読み取れない。それとも承認欲求の強さ?
教師を好きになることなどなかったが妹のほうが出来が良く、親には好かれていたような記憶しかないので、この悩みはなんとなく理解できる。「姉妹分け隔てなどしていない」と母は言い張る。だけど理数が極端に苦手で、妹よりワンランク下の高校に嫌々行った自分は、15歳前後の家庭内の記憶を今でも鮮明に思い出せる。大人のおかげで心が安定したことなどない。むしろ逆だ。
増田明美さんの回答
純粋な性格がよくにじみ出ているお手紙。出来る教科は全く褒められず。なんて、かなり厳しい家庭で育ったようですね。だから褒められる事に慣れていないのでしょう。
世の中には「褒める役」「厳しくする役」の両方があります。褒められてばかりだと調子に乗るし、厳しいことばかりだと滅入ってしまいます。両方のバランスが大切なのですよ。
家庭で厳しくされたのは、「中の上」に満足せず、さらに上に行って欲しいと思う親御さんの愛情。学校や塾で先生が良い点を褒めてくれるのも愛情。今あなたの周りはバランスが取れています。
依存してしまうと心配していますがそう思えること自体、あなたが自分に厳しい証拠。認められ褒められて安心するのは、依存でなく信頼。信頼できる先生に好意を持つのは自然なこと。高校へ進んでからもあなたを認めて励ます人に必ず出会えるでしょう。ときには叱咤する人もどちらも大切にあなたの栄養にしてくださいね。
甘えるな、頼るなと言われて育つと=依存と思い込んで苦しくなるんだよね。回答うまい。増田さんに座布団10枚持ってきて。