近くの図書館に行くと必ずコロナ・ブックスを借りる。でも返すのが惜しくなってしまう。この本もそう。返却したら改めて買いに行かなきゃ。
- 作者: コロナブックス編集部
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2015/06/26
- メディア: 単行本
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登場するのは25人。
全部あげつらうのは嫌なので、特に印象的な人々5選。
高倉健
高倉健の定番コースは、夕食→サウナ→喫茶店。サイフォンを点てる時のコーヒーの香りが好きだった。逸話には「一日50杯」とも「冬の寒い日は続けざまに20杯」ともある。
「どんな風の中にあっても、僕に必要なのは珈琲の香り」
鴨居羊子
「カモイクッキング」より朝食風景の描写を一部抜粋。
酒豪でコーヒー好き。鹿児島から奄美大島へのクルージングの際単調な航海の繰り返しに「喫茶店へ行って、熱いコーヒーを飲みたい!」と願う。「酒は船の中でも楽しめるが、コーヒーはやはり喫茶店へ行かないとダメ
植草甚一
本なしのコーヒーなんか、僕には考えられない。徹夜で読書する時に何杯も飲む”常備茶”MJB。植草甚一と聞くと何故かタモさんの顔を思い出してしまう。
- 出版社/メーカー: 共栄製茶
- メディア: 食品&飲料
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- 作者: 植草甚一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/03/01
- メディア: 文庫
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高田渡
1日に何軒も喫茶店をはしご。
「珈琲不演唱」(←「自転車に乗って」カップリング)イノダコーヒを知った人は多い。
高田渡 コーヒーブルース - YouTube
安西水丸
「平成版 普通の人」「黄色チューリップ」「ランゲルハンス島の午後」が載っていた。もうあたらしい作品に出会えないと思うと哀しい。
ami-go45.hatenablog.com
懐かしのCM「違いがわかる男」シリーズ。
遠藤周作の他にも、北杜夫や岩城宏之、清家清、黛敏郎など多彩な顔ぶれ。
ネスカフェゴールドブレンド1972遠藤周作 - YouTube
おまけ
コメダになかなか行けないので買い置きしてあった又吉直樹のブレンディ無糖を飲みながら読んだ。最後の1本のパッケージは「懐かしいコーヒーカップで出された」なんちゃない、又吉が実家に帰った時の話。でもタイトルのつけ方がどれも片岡義男っぽかった。(※個人の感想です)
コロナブックス、こちらもどうぞ。
- 作者: コロナブックス編集部
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2013/10/29
- メディア: 単行本
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