ドラゴンボールとの出会いは
オーディションで、鳥山明先生が選んでくださった。
役作り
原作は読みません。
オーディションの時は「どういう人(キャラ説明)」というのだけ言われるんですよ。
「世の中のことを知らない子で、山の中で暮らしている」それだけ。
自分は、マイクの前に行くまでに、すっと声が入る人なんです。
いろんな作り方があるんです。人それぞれ。
足立梨花:インスピレーションでの役作りは難しくないですか?
野沢:そのほうが易しいと思いますよ。自分で役作りをしていって、スタジオ入って画(え)を見て(イメージと)違ってたら、すぐ変えなきゃいけないでしょ?原作を読んで行っちゃうと、どういう人が出るのかわかっちゃう。それが嫌なんです。悟空と一緒になって入りたいから。度合いが違いますよね。自分の中ではキャラクターと一体化してる。
一人三役のセリフの録音の仕方
3つのキャラを同時にアフレコ、後輩に言われてるの。
「みんながやれると思われたら嫌ですから、やらないでくれ」と怒られた。悟空はみんなと一緒に録るんです。次に悟飯をひとりで録る。次にまたひとりで悟天を録る。あたしはひとりでやっちゃうから。反省だけでね。映像があったら、切り替われますね。何なんでしょうねえ、頭ん中。
嫌いな敵役は?
中川翔子:いろんな恐ろしい敵役が登場してまいりましたが、いちばん嫌いな悪役は?
野沢:フリーザ。だいっきらい。フリーザやってる人(中尾隆聖)は喜んでるんです。あたしがそう言うと。その言葉を待ってるんです。ホントは仲いいんですけど、やってる間は口聞かない。
変わらない声を維持する秘訣
声優になるための8つの基礎
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