山田詠美6選
明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち(2013)
最近読んだ。成長した息子が突然死んでしまったら。やっぱりラストがいい。わかい頃に読んでも理解できなかっただろう。
明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち (幻冬舎文庫)
ぼくは勉強ができない(1993)
ご本人に無断でセンター試験に出題された。しかも正答率が低かった。「選択肢の中に正解がない」と言われてしまった。
96年映画化。見てから読んでも、読んでから観てもちょっと違和感が。映像と原作は別物と考えた方が良い。
ベッドタイムアイズ(1985)
のちに映画化された。樋口可南子のPVとして、よくできてる。作品自体は自伝だよね。のちに文庫・Kindle化された中には「ジェシーの背骨」が収録されている。恋人の連れ子の話。こちらもおすすめ。
放課後の音符(1989)
あとがき「若いと云う事ははっきり言って無駄な事の連続です。けれど、無駄遣いをしないと良い大人にはならないのです。いかに素敵な無駄遣いをしたか、そのことだけが いろいろな問題を解決できるのです」とある。ものすごく腑に落ちた。もうちょっと無駄遣いすればよかった。