100円で買えるもの
※多分税抜き価格
鉛筆:3.35本
消しゴム:2.7個、ティッシュ358枚分
キャビア:0.4g
六本木の土地:0.4cm2←ほぼ鼻くそ
※40年前ならポテチ
「マツコの知らない世界」で流れた。
1977カルビーポテトチップ 藤谷美和子 - YouTube
「お金」を考える。
佐藤:お金って言うとね、なんとなく「価値」について考え始めたんですけど、すぐ「お金のことばっかり」とか、経済が最優先するような世の中になっちゃってるので、お金が悪者のように言われるんだけれど、人の営みにとっては血液のようなもの。お金が世の中で流れないと、いろんな物事が進んでいかなくなる。
この後、自分にとって価値のあるものたちの紹介。ボールペン、ネタ帳、iPhoneなどなど。佐藤さんはアンティークショップでみつけたモノたち←碍子(がいし)など。を披露。「何に使ってたかわからないけど、何故か惹かれるもの。見立てって言葉がありますけど、そこに自分で価値を見出すことが嬉しくて」
田中卓志:人の”価値あるもの”を見るときの「なんだそれ?」(って気持ち)。
見立て
見立てとは 選定、鑑定、診断。
ワークショップとして自分で線を書き、隣の人に渡す。一本の(他人の描いた)線から、続きを描く。
田中の絵がめっちゃ味わい深いw「山根と鍾乳洞にいる絵」
グッドデザイン
一つでは価値が計れない例、ブロック。あらゆる造形に変化できるグッドデザイン。ブロックは1949年、デンマークで発売開始。
デザインの未来
千宗屋さん登場(茶人)、茶の湯の見立て。
100円茶碗(1ユーロ)をイタリアの蚤の市で購入。わたしの15代前は千利休なんですけどその前に、お茶の道具っていうのは国産品がなかったんです。中国、あるいは朝鮮半島。いわゆるインドネシアとか、外国のものを「珍しい」と持ち込んでどんどん取り入れ、楽しむ場としてお茶を作り上げた。ところがだんだん、モノに対して意識が行き過ぎて、一種のマネーゲームのようになってきた。それに対して利休が「日本人のための日本のお茶」という価値観を作るため、職人に命じて、全部自分の好みの器を作るようになった。利休によって初めて「器のためのお茶」から「茶のための器」になったってところが日本の歴史の中でも大きな功績なんですね。
利休は漁師のかごを拾ってきて、政治的権威のある人の部屋に置いた。(← 一歩間違ったら天下人をおちょくる行為)自分の目と美意識を信じていた。人と人とが交わることは、お茶の間の一番じゃないかというのが利休が目指したお茶の世界。
前半ワークショップ、後半は講義。100円からの広がりを感じるような、全く別物のような。