台所までが遠く感じる。
いつからだろう。料理を作ることが義務になったのは。特に、弁当のおかずを考えるのが億劫。義務や惰性で台所に立つので、出来上がるまでの体感時間がものすごく長い。
こんな感じ
だる重。※2020年現在は深田恭子
吉瀬美智子 アリナミン CM 「夕方のだる重にAのチカラ」篇 - YouTube
近頃、ジェンダーだかなんだかで、CMに対しもやっとする事象が報告されていた(そうか?)でも、吉瀬美智子のCMだけは、何かわかる。買い物から帰ってきたが最後、もう何もしたくない。一日終わった感100%。材料じゃなくて惣菜を買えばよいのだが、毎回そういうわけにも行かない。ドリンク剤を飲んでもスカッとしない。一発頑張ろうとも思わない。アリナミンじゃなくてチオビタだからだろうか。いや、じゃ、ユンケルならバリバリテキパキ料理ができるのか。
だるいといえば
phaさん
だるいの大家、「キングオブだるい」
三十代でこんなに体が衰えてだるくなってるなら、五十歳くらいでだるみが頂点に達してだる死するんじゃないだろうか。
ならばワタシの寿命はあと3年。残された日々をどう生きよう。「だるさ」ではなく「だるみ」と書いてある。なにげに表現したのかもしれないが、ここ重要。テストに出ます。長年の「だるさ」の蓄積が「だるみ」となって体全体を支配するのだ。きっとそう。
だるい時
料理以外は、全くだるさを感じない。
何に対してもだるいわけじゃない。
気が乗るか乗らないかの違いかもしれない。勝手病なんだそうだそうだ。昔の人、親なんかに話せない。いい歳した大人が、老人に説教されるのは嫌だ。
ほかの家事、たとえば掃除洗濯などは億劫じゃない。仕事だってある程度の段取りのもと、体が動く。「あれ、きょうはなんか変・・」と感じたことは、ここしばらくない。
料理の記事を読んだり書いたりするのは好き。
小林カツ代のきょうの料理を見たあとに自分なりに咀嚼して、ブログを書く作業は大好きだが、小林カツ代のレシピを、自分なりに再現しようとは
これっぽちも思えないのだ。ホマレ姉さんの記事をぢっと眺めるのは大変楽しい。目の保養になる。いつもありがとうございます。
・・が、その通りに作ったことはあまりない。作れないわけじゃない。
そもそも「だるい」とは
「だるい」検索すると、ひゃくごじゅうはちまん件ヒット。こんな記事書いてる時も、世界のどこかでだるみを覚える民がごまんといる。ああ日本のどこかに、だるさで苦しむ人がいる♫
ちなみに「だる」で止めると、案の定この人が登場。
ダルビッシュ有 CM アサヒスーパードライ 「AT THE DINING」篇 Yu Darvish - YouTube
一字「い」と書き加えるだけで「怠惰の世界へようこそ」状態。
「料理うつ」で検索すると最初にこれ。やれやれなんてこったい。
7年前結婚して環境が変わったストレスからか、非定型うつ病みたいになりました。家庭うつです。...
どこかで「うつ」を否定したい気持ちがある。単に「料理が嫌いになっただけ」だと思いたい。暖かくなれば台所に向かう気持ちが起きると思いたい。長期戦になるなんて思いたくない。「だるい」ではなく「面倒なだけ」「気が乗らないだけ」だと思いたい。
追記 2015.4.15
過去記事本館にヒントがあった。
追記 2020.11.5
今はそんなにだるさを感じない。子供が家を出て大学生→社会人になったせいだろうか。環境の変化は人を救う(こともある)