ダルくない?
いつの間にか、おやじ・おふくろと呼ぶ人
子供の頃はパパ、ママ、お父さん、お母さん。
確かに「おやじ」「おふくろ」と呼んだほうが重みがあり、それっぽいのですがなんだか無理をしているような気がしてしっくりきません。そもそも「おやじ」「おふくろ」と呼ぶ瞬間は、いつなのでしょうか?そして呼ぶときには「今日は呼んでやろう」と意気込んでいるのでしょうか?
また呼ばれた親は「ついに呼ばれた!」と感動しているのでしょうか?ちなみに私はお父さん、お母さんと呼んでいますが、マツコさん有吉さんはどう呼んでいますか?
有吉:ま、俺は「おふくろ」と呼ぶ。
マツコ:昔から?
有吉:おやじ、おふくろ。ある時期を境に。それまではお父さん、お母さん。この人が思ってるような時期は、僕ははっきりしてて。高校卒業して、お父さんお母さんの存在を忘れるぐらい自分の仕事とか、生きていくことに夢中になってる時期があって。お父さんお母さんが見えない、自分だけ。で、目の前にいる人たちのことグーっと見てて、ある程度働いたりいろんなことが落ち着いて「あれ、親元気かなあ」思った時に、「お父さんお母さん」て呼ぶんじゃなく、 なんかちょっと距離があって「おやじ」と呼ぶようになった。直接その人を(お父さんお母さんに)言わないよ。人に言うとき。
マツコ:アタシもう、呼ばない。「ねぇ」とか「ああもしもし」もう2人しかいないわけだから。どっちかが出たら「いる?」って。恥ずかしいから呼べない。アタシもお母さんお父さんって呼んでたけど。人に言う時も「ジジイ、ババア」
有吉:そうだね。人に言う時は「うちのババアが」
マツコ:照れ隠しよ。
有吉:だからまだ、この人は、一生懸命生きたことがないんじゃない?(笑)親にべったりで。ずーっと親の庇護の下生きてんじゃない?
マツコ:「お父さんお母さん」って言っただけでそこまで言われちゃうの?
有吉:自分のタイミング考えるとそうだったなって。
マツコ:ちょっとわかるわ。今日はこの人の言ってること。ずっとわかる(爆笑)
夏目:私も呼ばないです。下の名前で「○○さん」と呼びます。
マツコ:すごい距離ね。
有吉:他人に言う時はどうする?
夏目:「父」「母」
マツコ:親どう思ってんのかね。呼ばない娘息子に対して。
有吉:おふくろ!って直接呼ぶ人いるよね。
マツコ:おやじおふくろって呼ぶ人ってカッコつけてない?直接そう呼ぶ人って。
20~60代男性、母親の呼び方
1位 お母さん 44%(20~50代)
※60代の1位は「おふくろ」(42%)
20~60代女性、父親の呼び方
1位 お父さん 65% 2位 パパ 11%(20~50代)
1位 お父さん 64% 2位 父ちゃん(16%)
40代男性、母親の呼び方
1位 お母さん 34% 2位 母ちゃん 18% 3位 おふくろ 8%
有吉:女の人で「オヤジ」って呼んでんの、今井美樹さんしかいないもんね。かっこいい。
マツコ:みんなパパ、ママって呼ばしてんね。ひっぱたくけどな、そんなの
有吉:直接「おやじ」「おふくろ」って呼ぶ人は、基本家業継いでるね。家業継ぐから周りは不良ばっかりなの。ホントはお父さんお母さんの関係が変わらない。
パパの歌 忌野清志郎 - YouTube
※パパの歌、作詞は糸井重里。
配偶者の呼称については、昔から定期的に話題に登るようですが、飽きました。ネットが普及する前からありました。母も義姉に「名前で呼ぶなんておかしい、主人って言いなさい!」って泣くまで言われたし。←昭和だし田舎だし頭古いし。もう死んだからいいようなもんですが。
今でも「主人」が抵抗あるなあ。その時のことを思い出すので。「オット」「夫」「旦那」って呼ぶ人のことをあれこれ言っちゃいけない気がするんですよ。
外国に住む人のブログには、「ダー」って言い方が度々登場するけど、あれもやな人いるんでしょ?
呼称にこだわる人って何なんでしょう。
ダルくない?てか、うるさい。以上。
うちの坊主(16・高2)
夫が倒れて救急搬送される時、救急隊員の人と運ぶのを手伝った。
後日「いや~、まさか俺がさ、おやじを運ぶなんて思わなかったよ」
なぜか「おやじ」だけトーンが下がった。一瞬照れがあったんでしょうね。
こいつはパンツのゴムもだるんだるんが好きなんですよ。脱いで寝るし。開放感がイイらしい。ワタシのことは「か~さん」日頃夫のことは「あんさ~」って呼んでる。「お」母さんとは呼ばないし「アンサー」って何?何かの答え?親の顔が見たい。幼児の頃からパパママではなかった。とーしゃんかーたんだった。カータンってピンポンパンのカッパじゃねえんだよ。
親元から離れて暮らす男2名(38歳・40歳兄弟)
会話中「おやじ」「おふくろ」って出るんだけど、一瞬、目線外したり下むいたりするんだよね二人共。むずがゆいのかな。
夫
「あもしもし、かぁやん?」
とおやんは死んだったので。
「母ちゃん」の「ち」が抜けてるんですね。ち抜き言葉。血抜き。
原田芳雄さんの(2011年没)、息子さんは「芳雄」と名前で呼んでたらしい。モッくんちの息子さんは、祖父である内田裕也サンを「裕也が来る!」←確かはなまるにモッくんが出たときその話が。ずいぶん前だが。
うちの父は孫の坊主に「じい」ってジジイみたいで嫌だ。アニキって呼べって強制してたけど無視されてた。
他人と話す時も文章に書くときも「父」「母」だな~。
なんか「おふくろ」って響きは、カンガルーとか有袋類連想しちゃって。70年代のドラマは、息子のことを「せがれ」って言ってたけど、みのもんたが会見で使った以外は聞かなくなった。
おふくろの語源
室町時代から見られる。語源は諸説あり。
お袋(おふくろ) - 語源由来辞典
※おやじは「おやちち」が転じたもの。
親父(おやじ) - 語源由来辞典
高校生、何気なく「ダルい」って言葉を多用する(ウチの周辺は特にそう)「説明するのダルい」「ああもうダルい」じゃあもう黙っとけ。うっせえわ。