マキタスポーツ
歌詞の語尾はその人の印(ハンコ)である。
マキタ:長渕剛さんの「~しちまった」勝手な被害者意識みたいな。裏町の片隅で、倒れる予定はなかったけど倒れてしまった「倒れちまったぁ」
TAKURO:予定ではなかったんですね
マキタ:でもうっかり倒れちまったと。俺が倒れちまったら東京のバカヤローだみたいなこととか、被害者意識がにじむんですけど
TAKURO:その人そのものであり本当。覚悟の上なんですね。今お話聞いてて、僕も似たようなことやってて最初詞からスタートしたんですよ。中学生の頃、抑えきれない衝動みたいなものをギター始めて間もないんだけど、やっぱり今書けないから曲は諦めて。THE MODSの「激しい雨が」に曲をつけようって。歌詞を抜いて書くうちに「あ、型ってあるな」って。佐野(元春)さんだったら8小節の中の文字量の多さってすごいでしょ。(山下)達郎さんは少ない。サザンの桑田さんは何言ってるかわからない。英語みたいに聞こえるけど日本語だったんだ。これだったら曲は書けないけど詞は書ける。いわゆる替え歌ばっかり。無限大の作曲家を抱えた売れっ子作詞家ですよね。いろんな人たちのメロディーが体に染み込んで、昇華されてようやく1曲目ができたんですけど。
The Mods-激しい雨が(80's Festival) - YouTube
作詞作曲モノマネ
マキタ:きっかけになったのは長渕剛さんのラジオ。中3の時に4つ上の兄の友達がカセットで録音した番組を聞かせてくれて。すげー面白いんだよ、と教えてくれたのが「ギター講座」「ボブ・ディランならこんな弾き方、歌い方をしますよ」って。そっから入ってって。尾崎豊、浜田省吾、佐野元春、サザンがすごい好きで。友達の前で「浜田省吾がアニメソングを歌ったら」を披露したりして。
共通する言葉
圧倒的に多いのは ツバサ サクラ トビラ キセキ
マキタ:僕オリジナルとか作ってるけどほぼパクリですよ
TAKURO:告白しますけど僕も同じですよ。膨大なライブラリの中から「いつか使ってやる」「あのフレーズにリズム乗っけたらどうなるかな」一番最初に作る曲は「誰々風」それを100回推敲すると純度の高い魂だけが残って。それをうちのギターのHISASHIに投げてかっこよくして、おれの思うままのGLAYサウンドが出来てありがとうって。
マキタ:パクリを肯定したいんですけど、ドレミファソラシド、音の組み合わせが8の8乗、16777216通りできる。16分音符で4小節、8の64乗62阿僧祇7710恒河沙1700極通り←あそうぎとかなんなんだよ。我々がポップスとして慣れ親しんでいるメロディーはごく一部。パクリだなんだって言ったってしょうがない。アーティストはそんな思いで曲を作ってるわけじゃない
TAKURO:オリジナリティーはイコール覚悟ってこと。
マキタ:僕が最初にGLAYを認識したのは「BELOVED」ビジュアル系の人たちがフォーク歌ってると思った。いいメロディで覚えやすい
TAKURO:自分のルーツは長渕剛、浜田省吾、オフコース、チューリップ。最初は「青春の影」みたいなの作ろうと思ってた。
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SUGIZO:基本変態なので。野球とか全然できなくて、好きなものはガンダム、考古学。中学の時僕が惚れた人が「ストップ!!ひばりくん」初めて口紅付けたの中2の時 #マツコの知らない世界
— あみーご長嶋 (@amigonag) January 3, 2023
SUGIZOのお母さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!まさかの真矢とラルクのKenとゴルフ友達🤣🤣 #マツコの知らない世界 pic.twitter.com/FdrtK1ynmv
— ごま油が決め手🐰 (@3km_NET) January 3, 2023