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【感想】30年前の高校生が本気出して考えてみた。

まず最初に断っておきますが

・説教するつもりは毛頭ありません
・ワタシも高2の時退学届を書いて結局出さずに卒業しました。
・ウチの息子も高校生です。ただし偏差値は低いです。
・あくまでも覚書のつもりですので気にするな
・アナタは我々よりもずっと頭がいい


今年最後の「こころ旅」を見ていたら視聴者の方の手紙に

一生懸命勉強して受かった私立を「おとなの事情」であきらめました。中学の卒業式になっても進路が確定せず、定時制高校には間にあったので、バタバタと就職先を決めました。私立に行かせることのできなかった親の気持ちはどんなにか切なかっただろうと今になって思います

「当時の彼と見た探偵物語」とあるから、たぶん同い年ぐらいかな。ちなみに「時をかける少女」は高1の時だった。
火野正平がチャリオに乗って映画館を探していた。

ふとPCを開くと
情報科の授業は教養に過ぎないという話 - 東京工業大学附属科学技術高校編 - yosida95's hatenablog 情報科の授業は教養に過ぎないという話 - 東京工業大学附属科学技術高校編 - yosida95's hatenablog
ヨシダくんはちゃんと学校名を出している。そして就職も決まっている。よかったな。だからこそ、このエントリが書けた。いい時代になった。どっかで書いたけど、我々のころなんてこんなこと書いても雑誌に投稿する時代だし掲載されるとも限らなかった。何よりこんなの書いたら昭和ひとけた生まれなんて説教するにきまってる。

30年前、ワタシは親の希望を聞き入れ、行きたくもない高校の普通科に合格し不吉な予感が当たって、いじめで不登校になり、進路も卒業後しばらくたってようやく決めた。バブルの頃だったのに。いま思えば、中学時代成績が中の上で惰性で決めた高校なんてそんなもんだろうと。

30年経って、むすこは高校生になった。その高校を受けるのは最初反対した。違う高校から声がかかっていたからてっきりそっちを受験すると思っていたし、なにぶん私立に行かせるお金が「大人の事情」で難しいのではと判断したからだ。
ところがむすこは頑として親の意見を聞かなかった。自分が活かせる部活はその高校じゃないと無理だ、何より俺が行くのだからと。あわてて奨学金制度にすがった。結構な借金だ。そして去年の今頃、中学の学校推薦に見事落ちた。一般入試だった。
で、情報科の授業はもちろんあるけれど、ウチのようなバカ息子には楽しいらしい。「授業」ではなく「教養」だから。
ただ、この高校に在学していることについて、時折後悔することがあると昨日話してくれた。
遅刻はもちろん、勝手に教室を出て行く生徒がいたり、何より中退者も毎年一定数いる。うちのクラスも既に数人いなくなった。

中退後に通信制に行った者もいるが「書く」ことが苦痛なら絶対に続かない。おまけに時間配分なんて子供の頃の「夏休みの計画」ができなかった奴はそこ克服しとかないと無理。

レポート提出と月1のスクーリング(←スクーリングの回数は差がある)すら、めんどいからだりーからと言い出して結局そこもやめてまう。

ヨシダくんは

中学生向け 進学先高校についてよく調べましょう

と言っているが、最大の原因は学校推薦制度にあると思う。あれ、我々にはなかった。親を安心させ、子どもが楽をし、なにより中学の先生に有利なだけの制度なんて、本人が高校をよく知らないままに進学するんだから危険極まりない。行くのは自分だから、そこをよく考えて、先輩から口コミ情報をよく得るなり学校見学の日以外にも出向くなり(←できるかよっ)しておくように。

高校生向け ・次の進路が見えているなら、退学は立派な選択肢です・外の世界を見ましょう

※ただし退学後に「やめるのやめればよかった」的後悔はカッコ悪い。
ウチの坊主も「30ぐらいになった時、やめなくてよかったと言ってみたい。なにより3年間●●の部活で頑張りました”は面接の武器になる」(←と信じて疑わないので黙って聞いといた)ワタシが中退をとどまったのは、違うクラスの子に説教されたから。教師じゃありません。だから今があるのです。

辞めるも辞めないもアアタの人生です。15歳以上になったら、自分の意思をしっかり持つことが大事です。一休さんなんか10歳で母親と離れたんだぜ。選択ミスのない人生などありません。でも人生は1回しかありません。自己責任という言葉を大事に生きて行ってほしい。
ご清聴ありがとうございました。