世界の哲学者に人生相談　妬み　ニーチェ　腹黒い自分　辻仁成

友人の嬉しい話、幸せな話を素直に喜べない。

「近所の子が志望大学に受かったのよ」という友人の話を聞いても「うちの子も合格したこと同じ高校だから頭がいいのよ」と自慢したいんでしょ、などと勘ぐってしまう。腹黒い自分。どうすればいいんでしょうか。

ああ付き合いたくないタイプ。自分の子が合格すると褒めてもらいたいんだ。やだやだ。

ニーチェ

ツァラトゥストラはかく語りき

神童。24歳で大学教授に抜擢。当時55歳のワーグナーと親友に。27歳で「悲劇の誕生」を出版するが、これが仇となり「才気ある酔っぱらい」「学問的に死んでいる」などと酷評される。なぜ理解されないのかと激しい妬みの感情に支配され、やがてニーチェとも訣別。職も失う。胃病・眼病・偏頭痛・不眠症に悩まされるように。

負の感情を乗り越えるには

祝福することのできない者は、呪詛することを学ぶべきだ。

ツァラトゥストラかく語りき (河出文庫)

作者: フリードリヒ・W.ニーチェ,Friedrich Wilhelm Nietzsche,佐々木中
出版社/メーカー: 河出書房新社
発売日: 2015/08/05
メディア: 文庫
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※呪詛（じゅそ）のろうこと、呪い。
山崎ハコ呪い - YouTube

高田　劇団みんなで飲んでて、そこにいないやつの悪口言ってると、酒がうまいですね（笑）
小川　相手を本当に祝福できないのだったら、自分を偽る必要はないじゃないか。もっと正直になったほうがいいってことなんです。
辻　　僕はよくやるんですけど、トイレットペーパーに嫌な奴の名前とか、嫌な出来事とかを全部書いて。筆ペンでしかも。丸めて流すんですけど、小じゃなくて大で流すんですよ。
高田　でもトイレットペーパーに書けるってことは、相当いいトイレットペーパー使ってる（笑）
辻　書いて流れる瞬間に、スッとします。やってみてください。
高田　パクラしていただきます
辻　ありがとうございます、光栄です（握手）