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【抜粋】ボクらの時代 吉田沙保里×瀬戸大也×奥原希望 オリンピック、駆け引き、賞金

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オリンピックの思い出

瀬戸:わくわくしました
吉田:最初はね
瀬戸:もっと寝れないのかなとか思ってたんですけど。全然寝れて。寝れた?
奥原:寝れました

吉田:1回目のアテネは、寝れたんだよね。だんだん、やっぱ二連覇三連覇...
負けたらどうしようってなって。変なプレッシャーもあって。
奥原:背負ってるから
瀬戸:寝れなかったですか
吉田:寝れなくなったね。オリンピックの前にワールドカップで負けたりして
同じアテネに出てきてるし、負けたらどうしよどうしよと考えて。
寝れなかったです。2時間3時間とか

奥原:私ほんとに吉田さんみたいな、絶対女王になりたいです。勝って当たり前の選手。
吉田:怖いよ~負けたらどうしようって。気持ちいいけどね。けどどっちにしろ緊張てあるじゃん。
負けて負けて、次勝ちたいって時も絶対緊張ってあるし。多分一緒なんだよね戦う時って
気持ちっていうのは一番大きく左右するから

北島康介の言葉

瀬戸:ずっと勝ってるわけじゃないですか。
もういいんじゃないかと思ったりとかはしなかったんですか?

吉田:う~ん...なんか「まだできる」が大きくて「もういいや」ってならないの
終わったら次の目標。勝ってる自分かいて。
アテネ終わってすぐ二連覇したいって、言ったからには成し遂げたい思いがあって。
康ちゃん(北島康介)とは同級生で。アテネの時はお互い全然知らなくて。
お互い金メダル取って、結構会うことが多くなって。
その康ちゃんが「有言実行」って。それでかっこいいなって。
自分が言ったことを成し遂げる、実現する人ってかっこいいなって思って
自分もはっきりと目標を口に出していうようになって。絶対勝つでしょと思ったから

瀬戸大也と荻野公介

奥原:同世代の選手の刺激を受けて
吉田:そうそうそう
瀬戸:同世代もいろんな選手がいて、
今回のんちゃんが世界バドミントン選手権で金とったのがすごい刺激になりました。
吉田:萩野くん、だっけ?ライバル視されてることがすごく
「あいつさえいなかれば」と思うかもしれないけど時間が経って終わってみれば
「あいつがいたおかげで」って言葉に変わっていくんだよ。
瀬戸:今もう、そうです。
吉田:いいね
瀬戸:今年三連覇なってて、成し遂げられなくて。今年負けたことによって
自分にとってはいい負けだったのかなと。
吉田:立て直し。どうしたらいいかってこと。

瀬戸:ケーキ食べて....もっとラフな話を
奥原:めっちゃ悩みました。チーズケーキかョートケーキかで。
吉田:あたしはチーズケーキかモンブラン
瀬戸:モンブランかショートケーキですね

https://youtu.be/TJZwoyvlR3I

子供の頃の話

吉田:家の中に道場があるの。しざるを得なかった。やめたかったんだけど。
友達と遊べなくて。遊ぼうって言われても5時には帰らないといけなくて
5時のサイレンが鳴るまでに家に戻ってないといけなくて。
奥原:ちょっと遅れて、5時1分とかは?
吉田:玄関ガチャっと鍵かけられて。お父さんはすごい怖かったね。お母さんはまあ優しかった。
でもレスリングに対してはすごい怖くて。日常も
瀬戸:レスリング中心に

吉田:練習終わってもレスリングの話ばっかり。土日も出稽古、試合があって。ほぼ毎週
そのビデオお母さんが撮るんだけど、流してずーっとレスリングの話...
奥原:やばい似てる(笑)高校の教師をしてたので、その高校にお邪魔させてもらって
学校終わって、おじいちゃんか、おばあちゃんに教えてもらって
終わったあとに、きょうだいもやってたんで、父がずっとノック出して3人で受けて
試合が母がビデオ撮ってた。負けた試合のビデオ見てこうだこうだ....
負けた試合は見たくないじゃないですか。すごい嫌な感じ

吉田:勝った時はいい動きだから、そんなに教えることがない
負けた時はどう負けたのかを見て、この時こうだったからこうなんだぞ、と多分言われて
水泳はタイムだからどうなんだろうね。ビデオとかで研究するの?

瀬戸:もう毎回撮ってもらって。ちっちゃい頃は泳ぐたびにベストだったんで
吉田:あらっ!!(笑)
奥原:天才だったんですか?(笑)
瀬戸:違う違う。初めて同世代で日本一になったの中学二年生
奥原:あ、一緒
瀬戸:ライバルの萩野とかも小3からずーっと。
吉田:テレビ見てて思ったんだけど、水泳選手てさ、自己新記録結構立たない?
奥原:あたしもそれ思いました
吉田:そんな出るもんなの?て思いながら見てたの(笑)世界新とかさ
そんなにボンボン出るもんなの?みたいな。毎年毎年更新されてるじゃん
奥原:陸上とかそんなにでないじゃないですか
瀬戸:やっぱり(水の)抵抗が有る種目なんで、陸よりは水中の方がまだ改善点とか
吉田:一回水着の改良とかあったよね
瀬戸:はい。今はもう決まってるので

吉田:あたしは小学校の時から全国優勝して、けど、その中でも男子の部女子の部があって
3年生ぐらいから女子の部ができて。
女子の部は勝っちゃうから男子の部に出さされてたの(笑)中学校ぐらいまで。
やっぱり力強くなってくるから負けたりもしたんだけど、男子に勝ったりしながら
奥原:嫌ですよね
吉田:相手がね(笑)俺負けたんすよ、とか会って
たまに言われるんだけどもう覚えてないから
向こうの方覚えてるから「恥ずかしいっすわ」言われて

駆け引き

瀬戸:ご両親とかに言われて一番印象に残ってる言葉ってあります?
吉田:レスリングは「とにかく攻めろ」だよね。「攻め続けろ」
父もレスリングやってて、最後、オリンピックの最終選考で負けたのね
父は投げ技が得意で、ずっといいとこいたんだけど、最後の最後に
相手にタックル入られて負けたんだって。
それを自分が子供できた時に教える時は「絶対タックルを制する者は世界を制する」
タックルでポイントを取れる者はは世界に通じると教えられて
ほんとに、もう、数え切れないね。
3歳からだからどんだけタックル入ってるかなと(笑)
瀬戸:今でもタックルは基本?
吉田:もちろんもちろん。絶対大事。たまに投げも出たりするけど
タックルは研究されにくいてのがある
奥原:反応できないですよね、速すぎたら
吉田:フェイント入る、とか、入ったふりして落とす、とか、それは駆け引きだよ
駆け引きがあるから面白いんだけど
奥原:今すごい顔が生き生きしてます(笑)
吉田:妄想しちゃった、ごめんなさい。水泳は駆け引きないよね?
瀬戸:....ありますね
吉田:ごめんねごめんね、知らずに
奥原:あたしもそう思った。だって記録出せばいいのかなって

瀬戸:連戦とかしてて、いっぱいレースに出る時は
隣のコースによって。隣に先に行ったりさせて、その波に乗って
吉田:乗れるんだ。逆に波があって泳げないのかと
瀬戸:波の乗れるところがあって
奥原:へえ~。おもしろいね
吉田:おもしろいね
瀬戸:最後にターンするときに潜って
吉田:それ言っちゃって大丈夫?回されるよ
瀬戸:海外のレースの時。バドミントンなんか駆け引きは
奥原:それぞれどの選手もそうですけど、
同じメンバーが同じ大会に出てるからわかるんですよ。得意とか
得意なところをわざと出させて待つのか、出させないか
吉田:一緒だね、レスリングと。1対1の戦いだから手の内分かってくるもんね
来ないのか、こっちか!て。違う競技のこと聞くとすごいね、楽しいね。

賞金

吉田:賞金がある戦いはひとつだけ。ゴールデングランプリ。今年から無くなったのかな
奥原:優勝したらどうなります?
吉田:えとね、1位が100万ぐらいかな
瀬戸:レースは、ぽつぽつはあります。世界水泳は優勝すれば200とか
奥原:え、世界水泳出るの?賞金
瀬戸:出てる。国際水泳連盟
吉田:あたしなんか200万200万...やばいよね。いいよな~それ。
ま、お金だけじゃないからね。お金は
奥原:海外の選手は
吉田:そっか
瀬戸:賞金レースに出るようになってから稼がなきゃいけないって思っちゃって。
でもお金のために競技に出るってなったら、やっぱり上に行けない感じがします
それだと、邪念とか入って、完璧に競技に集中できない。
そう考えるとバドミントン
奥原:テニスみたいな感じです。国によって、すごい人気のあるインドネシアとかなら
高いですし、そうじゃないフランスは相当低いです。グレードでも違います
瀬戸:プライベートとか、無くね?
奥原:ないないない。試合終わって、1日オフで、すぐ練習。リカバリしないとやってけない
吉田:私も1日オフですぐ練習なんだけど、買い物行ったりカラオケ行ったり
奥原:カラオケ行ってるの見る。楽しそう
吉田:今度行きましょ

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