あなたが認めたくないものはなんですか？それを認めれば人生は開けます。
次男が自殺した
47歳。同い年の内縁の夫と暮らしている。
長男（26歳）は結婚し、隣県に住む。
４か月前に次男（20歳）自殺。パチンコに使うお金を家からとっていってしまい、
内縁の夫にバレて「出て行け」と言われ半年前に家を出た派遣会社を転々としていたが、お金を使い切ってしまったのか自殺。
内縁の夫も悔やんでいる。私も後悔してまして
今まで育ててきて、最後の最後に相談をしてくれなかったのが辛くて
なぜなくなる前に一言言ってくれなかったんだろう....
息子にちゃんと子育てができたかというくやしい気持ちと、
後を追いたい気持ちでいっぱいです
この先どうやったら良いのか分からず、息子のところに逝きたいと
毎日毎日思っている
前を向くようになりたいなと思って電話しました
加藤：離婚したのはどのぐらい前？
相談者：18年前です。
加藤：かなり夫婦関係がうまくいってなかったわけですね？
相談者：借金とDVですね
加藤：いまの内縁の夫との関係は？
相談者：良好です
加藤：あなたもたいへんな、追い詰められた時に
きつい事を言うのはほんとに申し訳ないけど
この内縁の夫を信じています？この人好きですか？
相談者：はい、好きですね
加藤：好きと思わなきゃ生きていけかれないんじゃないの？
相談者：離れたほうがいいってことですか？
加藤：いや、そこまで言ってるわけじゃないけど
辛い人生の中にあなたの生きている意味を勝ち取らないと
あなたこれから前向きに生きていかれないんだよ
相談者：そうですねえ....
大原敬子：本来ここであなたに慰めなくちゃいけないんですけども
慰められないんですよ。きつく言います。
それがこの坊やちゃんの供養になればと思って。
他人がよくこんな事を言うなというのは承知で。
ご無礼を承知で。慰めて励ますのが常識だけど。言わざるを得ない怒りになってるんです
あなたの中に、息子さんと向き合った時には涙するんです。人間悲しいときは
何言われても悲しいんですよ。あなた自身の話になるとガラっと変わってしまうんです。
それがあなたの感情です。辛くて苦しいんだと言いましたよね？
ところが加藤先生とお話している最中に
「いいえ、夫が好きです」と言ってる。
私もいけないんだけど、責める気持ちがあってまともに夫の顔が見れない
今日の相談は、実は夫ともうまくいってない、
そういう執着があって電話したんじゃないですか？
夫と冷めかけているんです
でもあなたの体は夫が欲しいと思っている
お母さん違うじゃないかと言ってくれてもいいのに
自分はいい子になって、
お母さんだったら
義理のお父さんでも止めるだろうと、でも義理のお父さんに会わせちゃったよね
違うじゃないか今日の電話は、と息子さん思ってらっしゃる。
お母さんお父さんとうまくいってないんじゃないか、と。
それをあなたが認めないと息子さんが浮かばれない
もうひとつ御霊前で言ってほしいことは
この息子さんは別れた夫に似ている、その怒りをこの息子さんに向けたんですね
一番つらいのは別れですよね。なぜ人間は別れがあるのだろうと思うんですよ
ある方がね言ってたんですけども、別れる人が教えてくれるんですって
いま文句言ったりああだこうだ言ってるけども
こうして人はどんどんどんどん去っていくんだよ、と
そうしたらいま自分が生きてることを感謝しなくちゃね
別れの意味はこうして生きていることに感謝する気持を相手に託すこと
悲しみも苦しみも憎しみも時とともに風化されて、また傲慢な人間になるんですって
自分の気持ちを正直にしゃべることがひとつの供養になる
相談者：息子の前に座っても、嘘ついてました
そうでしょ？前の夫の憎しみをあなたにぶつけていたんだ
生きてあなたの供養をするよ、あなたに向かったときは決してウソをつかない
それで許して欲しい
絶対死ぬことを考えないって
必ず命日にはお花を...
人間はいくら後悔しても（涙声）
後悔は自分への慰めであって、相手に対する感謝ではない。
感謝は自分のホントの気持ち、誰にも言わないことを話したとき
初めて供養ができるんですね。
私はこの坊やちゃんの死をですね、無駄にしたくないんです。
ご主人様にはありのままのあなたで触れて欲しいと思うんですけども
加藤：最初からそうではないかなと思って。最後にほんとにあなたが素直になりましたからね
これであなた自身が救われてゆくと思います。
あなたが私に生きている意味を与えてくれた、ありがとう、なんですよ。
ここでいろんな人生の真実が分かって
これから生きている意味が分かるんですから
大原：幸せになってください
相談者：ありがとうございます....（泣）
感想
後悔は自分に対する慰めであって、相手に対する感謝ではない。
「後悔は自分に向ける慰めであって、相手への感謝ではない」いいフレーズではないかと思うのだが「坊やちゃん」て、なんだかなあ。つまりは別れろということか。内縁の夫と。 #テレフォン人生相談
— あみーご長嶋 (@amigonag) 2017年12月11日
呼称にはこだわらないが、きょうは聞いてて引っかかった。
なぜ内縁なのかだって？結婚という形に縛られたくないからじゃないか
