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メモ代わり。ジャンルも気まぐれ

BS12 ザ・カセットテープ・ミュージック #3 松田聖子 80年代名曲集 

青い珊瑚礁(1980)

パンクなパワーボイス

スージー鈴木(以下、鈴木)
僕ね、初期の1981年までの「夏の扉」までがいわゆる松田聖子の声
すっごいパワーボイス、声量が素晴らしくてピッチもいい

マキタスポーツ(以下 マキタ)
うちの昭和9年生まれのおふくろが「聖子は歌が下手だ」と言う
イメージなんです。
で、僕はそれで刷り込まれてるから聖子ちゃん歌下手くそだと思うんだけども
聴くたんびに心持ってかれてるし(笑)とにかく声が伸びやか
元気になるような感じなんですよ。
この歌がどこが下手くそとか、あれ、完全なバイアスでしたね。
しかも声域っていうか低いところも強く出ますね

鈴木:キーは高いんですけども低く響くんですね
   倍音てあるじゃないですか、低い倍音が響く
   青い珊瑚礁の最初、イントロも歌い出しもキーは高いんですけど
   低めの音がぶわっと響いている。天性の声。

マキタ:青い珊瑚礁以降、夏の扉までで聖子の型みたいなのが
    なんとなく完成して、それをまた増幅していくような感じに見えた
鈴木:夏の扉までは松本隆の作詞じゃないんですよね
   だから夏の扉第一期までがパワーボイスブンブン唸るパンクな感じで
   声も変わっていって、こっからはニューミュージックの才能が
   松田聖子を作って行って、ウィスパーボイスで高度な音楽をやっていくと。
   パンクからニューミュージックの最高峰に変わっていく。
マキタ:なるほど。青い珊瑚礁って言うとちょっとエッチな映画で。
    おじさんたちちょっと..
鈴木:どうでもいい話(笑)
マキタ:いつも自分の中で脳内でダブるんです←※ブルック・シールズw
    それはちら耳情報なんで

青い珊瑚礁といえば映画の他に「や!ゆ!ヨーレル!」

【懐かCM】1980年 Glico グリコ ヨーレル ~Nostalgic CM of Japan~ - YouTube

そしておか~さ~ん(泣)

松田聖子 青い珊瑚礁 初めて1位 - YouTube

小麦色のマーメイド(1982)

人魚って足がないのにどうして?

鈴木:AOR感
マキタ:時代の勢いを受けてるとしか思えねぇような地味なイントロ
鈴木:声が全然違いますよね。青い珊瑚礁からたった2年半しか経ってないのに
   全く曲の世界が変わってしまう。
   パンクでロックンロールなパワーボイスだったのがAOR。
   82年7月の発売で
   赤いスイートピー渚のバルコニー小麦色のマーメイドっていう
   松本隆呉田軽穂松任谷由実)のカップリングで
   すんごく上品で大人な感じ。
   81年「ルビーの指環」大ヒットしてちょっと大人っぽい音が流行って
   大滝詠一「A LONG VACATION」もありました
   ちょっと全体が音をしっかり作るってムーブメントがあって
   そこに聖子がぴょんと乗った感じがありますね

マキタ:僕、スージー子さんと同い年の兄貴がいて
    クレジットを気にしながら聴いてたの今でも思い出されます
    聖子ちゃんという場にいろんなミュージシャンがいて
    アレンジャーとか、そういった人たちがまるで入札してくるかのようにやってる
    聖子というすごいオリンピックみたいな場所、いってみればね
    楽しんでたんじゃないかと思いますね
鈴木:財津和夫松任谷由実松本隆大滝詠一佐野元春

   「裸足のマーメイド」て歌詞がありましてね、人魚に足あるのかって
   当時ちょっと話題になりまして。ザ・ベストテンである視聴者から
   「裸足のマーメイドっておかしいんじゃないですか」投書が来て
   それに松本隆が答えるのがありまして
   「ビートルズに 8days A Weekって歌があるでしょ。八曜日みたいなもんです」
   この質問どやねん!て話が(笑)それぐらいみんな歌詞を凝視してた時代
マキタ:こんな洒落てたものがスゲー売れまくって。一位だよこの曲。
    ハイジが野原で側転とかしまくってる、やたらめったら元気良さが
    青い珊瑚礁とかにあったんだけど、小麦色のマーメイドはだいぶ落ち着いてるし
鈴木:ハイジじゃなくて多分クララですね。小麦色になってますよねクララがね

人魚って足がないのにどうして?の質問に聖子さんの回答
松本隆の談話はテロップで
松田聖子 小麦色のマーメイド - YouTube

スタ誕。なぜか北酒場を歌う前半。そしてこのお子さんは一体。
https://youtu.be/MQqmsQjxB5U

ガラスの林檎(1983)

フレディ・マーキュリーに歌わせたい名曲

マキタ:ブライアン・メイ
鈴木:ギターうるさい。初期の松田聖子で最も売れたシングルなんですけども
マキタ:あっ、そうなんだ
鈴木:細野晴臣というクレイジーな才能が殴りこみをかけますね
   松任谷由実が大人っぽい上品な作品に対して
   細野晴臣が好き勝手やってる
   松本隆細野晴臣は言うまでもなくはっぴいえんど
   はっぴいえんどが不遇の時代でバンド活動終えて10年後に
   さっき言った松田聖子という舞台があって、好き放題やってるっていうのが
   この曲の聴きどころですね
マキタ:これ白井良明さんなんだ
鈴木:白井良明鈴木茂。クレジットないですけど白井良明さんじゃないですかね
   ムーンライダーズの。この音は
マキタ:だって最初は漠然とクイーン?て思ったもん
鈴木:ブライアン・メイっぽいですよね
マキタ:聖子ちゃんじゃなくてフレディが歌ってるっていう(笑)
鈴木:レオタードでね

マキタ:これだけ実験性があるのに売れてたっていうのが面白い
鈴木:やりたい放題ですね。
   歌詞も松本隆の書きっぷりがかなり好き放題なってて
   僕好きなのは大サビ、あの聖子ちゃんがこんなことまでするんだっていう

愛しているのよ かすかなつぶやき
聞こえないふり してるあなたの 指をかんだ

   ※おお、案の定そうきたかw

鈴木:かんじゃいましたよ!あの聖子ちゃんが指を噛みましたよ!(笑)
   もっとやりようあるだろ!聞いてよ聴いてよって、やればいいのに
マキタ:だいぶサイコパスですよね(笑)
    あなたの噛んだ小指が痛いなんてのありましたけど
鈴木:小指の想い出 伊東ゆかりさん。日本二大指噛みソングですね(笑)
  
松田聖子 ガラスの林檎 - YouTube

夏の扉(オリジナルカラオケ)

チョッパーベース!チョッパーカモン!
いやあフレッシュでした
マキタ:カラオケ音源始まって、まさかスージーさんが歌うとは思いませんでした
    チョッパーベースが入ってるの結構聞き過ごしてるし
    サウンド重視で聴かせるようには作られてないんですよね
鈴木:一生懸命いいミュージシャンを呼んで、いいプレイで聴かせる。
   音楽に妥協しないのが松田聖子の特性

いちご畑でつかまえて(1981)

鈴木:なんだろこのへんなメロディはっていう
   松本隆大瀧詠一っていう、こんな奇天烈なメロディで
   世の中に出てるっていうね。してやったりな感じじゃないですか
マキタ:風立ちぬってアルバム自体も結構売れたんじゃないですか
鈴木:「A LONG VACATION」のヒットの勢いで
   注目したいのは間奏のところで松田聖子のくしゃみが入ってる
   これが萌えるんですよ。深夜に萌えたいと思います(笑)
   少年時代を思い出します

(カセットガールにくしゃみさせて)加トちゃん寄りw

バックダンサーに注目
松田聖子 Seiko Matsuda*いちご畑でつかまえて - YouTube

正調くしゃみ入りアルバム

風立ちぬ

風立ちぬ

ピンクのモーツァルト1984

鈴木:なんだこのタイトルは、何でもアリじゃないか
   音も細野晴臣の早すぎた渋谷系みたいな
   分数コードでバリバリで掴みどころのないメロディに掴みどころのない歌
   ピンクのモーツァルト ねえ感じてる? 何感じとんのや(笑)
マキタ:松本隆さんも色々聖子ちゃんで遊んで、やり尽くして抽象度が上がって
鈴木:どうせ何やっても売れるんだから、面白いこといろいろやってみようじゃないかって。
   赤いスイートピーもなかった、裸足のマーメイドも。

カネボウ秋のバザール CM
松田聖子041 - YouTube

松田聖子 ピンクのモーツァルト - YouTube

1984年の歌謡曲 (イースト新書)

1984年の歌謡曲 (イースト新書)

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