役者の夢追う彼女に反対(抜粋)
フリーターの20代男性
彼女が先日、仕事を辞めました
学生の頃からの夢、役者の道に進みたいというのですが
私は反対です。
彼女は以前、人間関係などで壁にぶつかり
その夢を諦めています
それが最近になって、役者熱が再燃したのです
具体的な解決策を見いださない限り、轍を踏むだけです
趣味としてやるぶんにはかまいませんが
プロを目指すとなると話は変わります。
私自身、作家志望の夢追い人で
フリーターだったり無職だったりを繰り返しています
お互いに結婚も意識し始めており
彼女に手放しで頑張れというのは無責任な気もします
私がとるべき選択肢は二つ
一つは彼女と別れて、別のパートナーを見つけること。
もう一つは、手堅い仕事に就き、彼女が失敗しても
最低限の仕事を保証すること。
しかし、別れるのは辛く、自分の夢を諦めるほどの決断力もありません
おまいう...
ちなみに「轍を踏む」とは
kotobank.jp
ここで使って用法合ってるのかな。ちょっと気になった。
いつだったかの
水曜日のダウンタウンに出てきた
芸人の彼女たちの爪の垢でも煎じて飲めば良い ※あくまで例え
自分は作家志望なのに役者志望を諦めろとは随分な言い分。
取るべき選択肢は二つ ←分かってるのなら相談する意味などないのでは。
手堅い仕事に就きつつ作家を目指すのは思いつかんかった?
そしてこれは悩み?ネタ?愚痴?わがまま?
鷲田清一さんの回答(抜粋
あなたに彼女の夢を諌める資格はないと思う
「彼女が先日、仕事を辞めました」とあなたは言います
ということは、
役者になることをあなたは「仕事」と認めていないということですねだったら彼女にも「作家志望の夢追い人」として
創作に取り組んでいるあなただって
「仕事」をしていないと言い返す権利があるはずですこのあと取るべき選択肢は二つとあなたは言います
(中略)
それができるのであれば即刻お別れなさい
.....
でもなぜあなたが支えるのですか?
ともに夢が叶うまで支えあうのがパートナーというものではありませんか?あなたは(少々きつい言い回しですみませんが)
気楽な夢追い人なのに
なぜか彼女にだけは保護者のような顔をしたがっている
そのことで、自分がフリーターであることを免罪したがっている
私にはそう見えてなりません
きつい言い回しどころか、怒り裁く回答。
保護者何人もいらないよね。
どんな仕事なら認めてもらえるのか。この頃時々考える
自分の仕事は一体なんだろう。
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