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【抜粋】SWITCH インタビュー 達人達 渡辺直美×ムロツヨシ 芸に込めた覚悟

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ムロツヨシ

ムロ流キャラクター

渡辺:笑いへのアプローチ方法があったら、是非とも知りたいんですけども
ムロ:観察まで行かなくても、人と接することが好きなぶん、人を見ているから
   しぐさ、体勢、佇まいが移ることがあるんですよ
   それは覚えとくようにします。
渡辺:その人の動きを真似する
ムロ:仲良くなったけど、こいつ話すときに
   「この話聞いてくれ」って時に二重になるなとか(笑)
   細かいところが気になっちゃうんですよ。しばらく自分に移してやったり
   高校の友達がうちでよく遊んでたんですけども、畳だったんですよ
   「なんでこの座り方しかしねえんだろう」
   それを群像劇で床の芝居で使ったりする
   人とは違うんです。僕にとってはいた人間だからすんなりやれるじゃないですか
   目立とうとしてやってるわけじゃなく
渡辺:じゃホントに今まで出会ってきた人たちの癖とか
ムロ:ありますね。仲良くなった人じゃないと入ってこない
渡辺:本人に言ったりしないんですか
ムロ:絶対言うわけないじゃないですか。癖が直っちゃうじゃないですか(笑)
   そのままにしときたい

芸人と役者の違い

ムロ:コントとか漫才は、4分5分の勝負
   僕らがやってきた喜劇は、90分・100分・120分の
   ひとつのストーリーの上に立っている。
   一言の力、笑いの取り方はお笑いの方にかなわないですね
   僕らは笑いの一つの量に対する受身、ツッコミを取るために
   5分必要かもしれないですね。伏線じゃないですけど
   こういう人間ですとお客さんに分かってもらうために必要。
   その違いは大きいと思う。

   恥ずかしながら、ネタ見せに行ったことがあるんですけど
渡辺:ええっ
ムロ:のちに「LIFE!」に少し乗せたんですけど
   サスペンダー兄弟と言いまして。恐ろしい悲劇がNHKで流れました(笑)
   内村さんが「意味がわからない」(笑)
渡辺:内村さんが言う時は、結構お手上げ状態
ムロ:言ってくれる時はまだいいんですよ。無表情でずっと僕を見る時がある
   それが一番怖い。怒ってはいないんです

結局作り上げた自分だから、嘘っぽいのが本当なんでしょうな、って。

何をしても暗黒だった時代

初舞台は一人芝居「あるひとりの青年」観客は身内。学芸会みたいなもので
誰ひとり笑わず「つよしかわいそう。でも見てあげなきゃ」みたいな
あの顔が忘れられない。
一年目「剛できるよ、絶対できる」二年目「下積み必要だよ」
三年目「まあまあまあまあ」四年目「ん~」五年目「あ~...」
六年目「ダメかなぁ」も言わなくなる。触れなくなる。俺のことに関して気を使って
どんどん僕は「これが結果か、現実か」「なんでオレ舞台やってんだっけ?」
なんで役者やってんの?自分に問いかけて何も答えられなかった。
カッコつけてて。

たどり着いた答え

26歳のある日に「なんでやりたいの?楽しいからでしょ?」と言ったら
「はい」って答えたんですよ。じぶんがね。
「楽しんでいいんだ」ってなった瞬間から、人が受けようが受けまいが
笑おうが笑わなかろうが、お客さんは楽しそうな人間を目で見て笑うんですよ
それが分かったら楽しくて楽しくて。
26歳の時のあの感覚をもう一度味わいたくて
舞台の袖で出番を待つじゃないですか。早く舞台に立ちたくて。
僕は喜劇が、笑い声が好きなんだって確認できた。

32歳の時、結局仕事がなかった。受け入れるしかない
まず「自分の面白いことはこれです」といって来たお仕事ほど
価値のあるものはないんじゃないかっていう
仕事のない事を受け入れて、よかったらどうですかという公開オーディション。

渡辺:お客さんの反応も含めての公開オーディション

また帰れる場所を作りたいという
いやでも調子に乗らずに済む。
自分の城を持っている人間、という裏の自信があった。

能舞台で公演したのは、初舞台へのリベンジ。

muro式は)やめたいってのはあった。継続ってこんなに難しいのかって
やるたいからやるもんなんです。

お堅い役をやったことがない。弁護士とか医者とか。
渡辺:弁護士とかやってる渡辺さん、ふざけてるんだろうなあ
ムロ:みんなが見ている表面から変えたい。「最近ちがくない?」と
   最後、50になったら本当の自分ですよ

ムロ本、

ムロ本、

渡辺直美

事務所は元小学校

教室を稽古場に。

追い込まないとやらないんですよ。結構サボり魔なんで。
ムロ:(インスタ女王は)すごくない?自分の中に日本一があるって
渡辺:プレッシャーはありますよ。自分の中の一部だったのが
   インスタの仕事が急に増えちゃって、
   インスタの女王って呼ばれてますけどって取材が増えちゃって。
   フォロワー数を見てフォローしてくる人もいるので
ムロ:ちゃんとやらなきゃ苦しくなるわな。私ここからインスタをやろうと思って
渡辺:なんでも聞いてください(笑)
ムロ:どうやったら綾野剛になれるの?
渡辺:(二人で撮って)クレイジーな夫婦感(笑)

母は一時期パチンコで生計を立てていた事がある。
勝った時はレストランでご飯、負けたらコンビニの弁当。
台湾のチャンネルのうち二つが日本のチャンネルで
志村けんのだいじょうぶだぁが3時間おきに流れていた。
ルミネよしもとを見たとき、ここに立ちたいと決めた。
何も知らずにテレビに出るのが嫌だった。
最初に出た時が暗黒だった。当時はこれじゃないと思ってた。
気持ちですよね。ホントはコントやりたいのにって。
いざ振られたら何もできない。
できることを一生懸命やろう、ビヨンセ伝統芸能にしようと。

ムロ:きっかけになった番組は

大喜利とか求められるんですよでも日本語があんまりうまくなくて悩んでて。
オリラジの中田さんに相談したら
「長所を誰よりも伸ばしたほうがいい」と言われて。

ムロ:飽きられることの怖さってあります?
渡辺:ありますね。
ムロ:仕事がむちゃくちゃあるときにNYに行くって
渡辺:この先自分の武器がねえなって思ったんですね。
   でも2年後の方が怖かった。表現者ならNYだなって思って行ったんです。
   eatとfoodしかしゃべれなかった。でも一番大事な言葉ですよね

現地でお世話になったニックに「人が助けてくれるのは直美の人柄」と言われた。

NAOMI (ヨシモトブックス)

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渡辺直美の撮る!  旅!  台湾!

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