別館.net.amigo

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

別館.net.amigo

メモ代わり。ジャンルも気まぐれ

SWITCH インタビュー 達人達 黒木瞳×遊川和彦 映画監督の話

映画監督は向いている

頭の中を伝える難しさ

黒木:編集して、音楽入れて、ものすごい細かい作業。
   自分が「できる」ではなく、性格に合っている職種だなと思う。
遊川:辛いなとは思わなかったの?
黒木:つらかったー(笑)やっぱり辛かったですよ。
   表現を伝える、私の頭の中を伝える作業がすごい大変でした。
   音で教えたりとか。「ミで入る」「ミから入って」とか...
   例えばですね、ナレーションで「受け入れることを選ぶようになっていた」の
   「なっていた」ミ ドドド
   よくやるんです。セリフを覚えるとき、うまくいかないときに
   ドミソだけの音階で、セリフを言わない。ちょっとここでフラットでやってみようかなとか
遊川:天海さんがやってましたよ。なんか納得しました。
   こうやって入っていけばいいんですねって言ってたから、なんとなくわかった。
   そういうことですね(笑)言った記憶が今よみがえりました。
   音楽やってらっしゃる方はそういうのがわかりやすい。
黒木:あたしたちは音楽学校出身ですから、ね。歌劇団ですからね

※「目に星入れてね、入ると思えば入るから」笑ってるじゃん吉田羊。
  ほとんど長嶋茂雄的感性。絵コンテが幼児の落書きみたいでかわいい
  カメラマンと助監督の倒れ方の表現がイメージと違ってたので
  自らがアスファルトで倒れて立ち上がったら「はい!毛布3枚」
  羊ちゃんは毛布の上に倒れる。スクリプターが「ま、監督ですから」

キャスティングの理由

黒木:まず年齢で決めた。その辺の年代の方がいい。
   誰にやらせたら一番イメージが近いかと。
遊川:この人やな奴だからやめるとかあまり思わない?
黒木:たぶん同業者で嫌な奴っていませんよ。嫌な人に会ったかな...会ってないと思う。いる?
遊川:そこがすごいですよね。そう思えるところが
   そう思うと思えば思えます。嫌な奴なんていないんです。
黒木:あたしはいつも、その人が好きか嫌いかじゃなくて。どうでもいいんです。
     興味があるのは、その人といるときの自分が好きかなんです。 

遊川:そう言うか(笑)
黒木:だって好きか嫌いかって、自分の勝手じゃないですか。
遊川:例題として難しいのは、嫌な奴だけど芝居ができるのと
   いいやつだけど芝居ができない、どっちを選ぶかって話になるじゃないですか。 
黒木:あ~、それは今の話と全然違いますね角度が

遊川:そうなんですか(笑)
黒木:言ってる内容、目指してる着地点が、多分今全然違うと思う。  
   遊川さんのは「いいやつだけど芝居が下手、好きじゃないけど芝居が上手い」
   やっぱ「芝居が上手い」かな~どっち選ぶって言ったら。どっちですか?
遊川:一生懸命だったら嫌な奴を選びますけど、一生懸命じゃなければ選ばない。うまい人も。
    それだったら下手な人とやる。

黒木:じゃあ二者の選択じゃない。今の質問は...今どっち?て聞いたら
   また別の方を言ったじゃないですか。
遊川:すてきですよね。このマイペースぶり。

今度やりましょうよ

遊川:これからは女優と監督、両方やるの?
黒木:いえいえ、私は女優です。
遊川:今度やりましょうよ。俺脚本で監督で。
黒木:え??(笑)今の音はミ!どういう組み合わせですか
遊川:ある種のテロリズム(笑)殴り込みですよね
黒木:主演は誰ですか?いい人ですよね(笑)
   いい人で芝居が上手い人、嫌な奴で芝居が上手い。
   芝居が下手で一生懸命、一生懸命じゃなく上手な人、どれがいいですか?
遊川:いい人で一生懸命だとかわいそうじゃないですか(笑)
   いじめみたいになるから、やっぱり強い奴がいい。嫌な奴で芝居が上手い人。
   いいんじゃないですか。叩き直してやる。

嫌な女 (光文社文庫)

嫌な女 (光文社文庫)

〇〇妻 (文芸書)

〇〇妻 (文芸書)

うわ懐かし
ADブギ DVD-BOX

ADブギ DVD-BOX

広告を非表示にする