自分の子に「ちゃん」付けは変
学習塾経営、40代女性
若いお母さんが私と話をするとき、自分の子供を「ちゃん」付けで呼ぶのが気になります。電話で「○○ちゃん、お熱があるので今日はお休みします」そこは「○○は熱があるので欠席させていただきます」というべきではないか。口頭ならまだしも、メールでのやり取りでも「ちゃん」付けで書いてきます。自分の子供を「王子」「姫」と話すお母さんにも抵抗感があります。
上司からは、お母さんたちとジェネレーションギャップを作らないために、精神的に歳をとらないように注意しなさいとよく言われます。努めてはいるのですがどうしても気になります。
お母さん達の良き理解者でありたいのに気になる自分が嫌になります。
そりゃおかしいだろうよ
保護者は教育困難校の卒業生かな?個人の考えとしては、ネット上での呼称は基本的に自由だと思うのさ。王子だろうと姫だろうと坊主だろうと。ブログなどで本名出したくないのなら夫だろうと妻だろうと旦那だろうと別に構わない。愚息愚妻宿六クソガキは嫌だ。愚息って違うものを想像する。
そういや「母」「ママ」っていちいち言うな問題があったよね。ああいう人たちも徒党組んで陰口言ってるのが多いからあまり好きではない。
ネットではなくてリアルの対人関係なら、公私分けろや。抵抗感を持つのは極めて正常。ジェネレーションギャップではなく、単に頭の中身がお花畑としか思えない。姫や王子と言われ育った子はかなりの高確率で、将来グレるぞ。
※近年「娘ちゃん」「息子ちゃん」もある。気にしないのが一番とはいえ、引っかかる。生きづらくなっていく。
鷲田清一さんの回答(抜粋
世間は身内ではない
あなたのような違和感を持つ人は少なくないでしょう。日本の家庭は、中心はいつも子供です。祖父母はおじいちゃんおばあちゃん、親はパパママと大人同士の間でもそう呼び合います。今は家の外でもそうなっているのでしょう。
けれども世間は身内ではありません。家の外でも家庭内のように振舞っていると、子供は次第に王子や姫のような気分になり、能力以上の存在感を自分に対し抱くようになります。つまり何でも思い通りになるという全能感です。それが普通になると、思い通りにならなくなった時、逆に過剰なまでの無能感にさいなまれるのです
あなた自身が保護者の方を「お母さん」と呼ぶのをやめ、生徒にも成人に語りかけるように丁寧な言葉で話しかけたらいかがですか。もちろん「ちゃん」ではなく「さん」付けで。
かつて私も大学でそうしました。教室の空気がさらーっと気持ちよくなりました。
学校でも低学年の教室でちゃんづけする先生がいる。早いうちから「さん」付にし、特別扱いしないのが肝要。
追記 2022.8 娘ちゃん、お孫ちゃん、お嫁ちゃん。
呼称警察ではない。が、近年の傾向がどうしても受け付けない。
お孫ちゃん、お嫁ちゃん、娘ちゃんと呼びだしたのはいつからだろう。申し訳ないが本当に苦手。もう、身内に「お」「ちゃん」付けする時点でなんだかねえ。しかも文章化してしまうなんて、むずかゆくてごめんなさい。
— あみーご長嶋 (@amigonag) August 24, 2022