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SWITCH インタビュー達人達 小日向文世×服部隆之 #真田丸

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真田丸ができるまで

縦の世界、横の世界

小日向:こないだ「真田丸」打ち上げで..僕も覚えてない
服部:話した内容は僕も覚えてない(笑)かなりベロベロで抱き合ったと思うんですよ。お互いにシラフはこれが初めて。僕の書く曲、ブレスの位置がないって言われるんですよ
小日向:そう「はーながかゆいのですなーぜかはながかゆいのですなぜか気になって気になって」
服部:1回も吸うところがない。だから当然歌ってる小日向さんは入れるじゃないですか
小日向:あれは僕が悪いね
服部:いや、僕が悪い   
小日向:出演者で初めて(楽譜を)僕が見る。捨てるんだったら僕に下さいよ
服部:メモがたくさん書いてある。どこで太鼓を入れるかは、五線でいう縦の世界に。メロディーは横なので。今あまり流行りじゃないんですけど
小日向:僕もそこそこ昔の人間なので、メロディーは大切。
服部:メロディーがちゃんとしてて、お客様にも届いて欲しいし、メロディーが音楽の骨格を作っていくと信じてる。今はあんまり「シェルブールの雨傘」「ムーンリバー」ヘンリーマンシーニのように
小日向:スター・ウォーズのジョンウィリアムズのように
服部:すぐ歌えるんじゃなくて、サウンド感とかリズムの印象的なことが全体の音楽の印象を決める。すぐ試したくなるじゃないですか。縦から考えて、音楽のトータルの色を決めてから横を書く

聚楽第(じゅらくてい)

小日向:大河ドラマが1年間通して作っていくように、音楽も注文が来るんですか?
服部:来ますね。1回目の録音で50曲ぐらい録ったんです。音響効果の方がマメで細かい人で。
 

発注表、曲作りに関するオーダー凄い。たとえば 

聚楽第
豊臣秀吉の栄華の象徴、聚楽第。完全に輝く城部の荘厳さと豪華絢爛さを表現する曲。秀吉の権力の黄金期を強調する場面で使用。
   
15話、秀吉が初めて登場するシーンで使用。

服部:聚楽第の豪華絢爛な感じは「朽ちゆく黄金」という曲になってくるんですね。秀吉が最後年老いて、だんだん錯乱状態になって、死へと向かう時に「聚楽第」をちょっとアレンジを変えて作った。滅びていくような古鐘の音というオファーが来たので、シンセサイザーで作った。最終章までの長いスパンで、曲を少しづつシフトしていく。普通の民放のドラマだとできないんですよ。長編小説書いてる感じ。最初に決まったテーマ曲が、だんだんひとりでに動いていく感じ。最初はちょっと辛いんですよ。あまりにも多いんで。でも、全部で4回録ったんですけど、だんだん楽しくなっていく。僕、なにかっちゃ、箸の上げ下ろしにいちいち音をつける必要はないから。ぶっちゃけた話

小日向:秀吉が登場する直前「聚楽第」が流れた時、すごい嬉しかった。秀吉の作り上げた世界がこんなにも大きいんだと、出る前にまずは紹介してくれる。あとはどんなに安い花がひらひらと出てきても、ずどーんとした世界をまず提示してくれたこと。大地のでかさを、しっかり音楽で表現していただいたということです
服部:テーマは「金」(きん)だったんでね。僕らは念入りに打ち合わせしてその人のテーマを作ってるんですけど、自分に対して作ってると認識していることを、なかなか聞く機会がないので今日はそれが聞けた。非常にやる気が出ますよ

基本的にミスタッチはない。
小日向:間違えなくてもセリフは噛みますよ。音楽家はその何十倍、何百倍の努力をするんでしょうね

後半

小日向さんのリクエストに応え、ピアノで「蘇州夜曲」を披露
祖父服部良一が作曲。
服部:僕ウルトラマンと同じで、ピアノの前にいられるの3分が限界なんですよ(笑)
小日向:いやあ、もうこれだけで、この番組十分ですね。
服部:環境で言えば絶対普通ないのが1個あって、就職先。僕が将来どういう仕事を選ぶか、例えば就職先だったら、歌手になりたい時もあったし、トラックの荷台で遊んでたこともあったから、トラックドライバー。でもその中に、オヤジが作曲やってますから、トラックドライバー、歌手、作曲家ってのが入ってくるんですね。無意識に。普通作曲って言うと、親御さんに怒られるでしょ。何言ってんだ、って。
小日向:ふざけんなとは言わないけど、無理でしょ
服部:親が作曲やってたんで、僕らが口走っても頭ごなしに否定はしないのね。ピアノは小さい子供にとってはなかなか面白くない。良さがわかるのに時間がかかる。  

自由劇場でも盛り上がってたふたり。

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