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【人生案内】雑誌や新聞ため続ける父 海原純子先生の回答

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雑誌や新聞の保管場所に空き家を購入したがる父(抜粋)

70歳を過ぎた父は自営業。終活をはじめる年齢だと思うのですが、いまだに週刊誌4誌、新聞2紙を購読し、ためつづけています。本来商品を置くスペースにも雑然と積まれていて、お客様への印象も良くないと感じています。

父は「週刊誌や新聞には保存しておくべき情報がある」と主張しますが、スクラップやインデックスを作っておらず、必要な情報は結局探せないままです。

どのように話せば空家の購入を思いとどまり、処分してもらえるでしょうか。

100人乗っても大丈夫な物置じゃダメかしら

百歩譲って物置とかレンタルコンテナならいいと返事してみたら。

それとも空家サイズじゃないとダメなほど膨大なのか。自分の場合は布製バッグひとつ分と、ダイソーで買ったファイル3冊にまとめてあるけど。もうそろそろ整理しなきゃと思いつつずっと放置。きちんとファイリングしてあるジャニヲタの人を見たことがある。70歳なら空き家より物置かトランクルームを勧めたい。

ランクルーム。

空き家問題

最古の週刊誌は何十年前のものだろうか。カビやホコリの点ではどうだろう。うちは80歳の父がもう家では暮らせなくなったので、徐々に整理をしている。でもやっぱ片付ける母の手が止まっちゃうんだよね。「一つ購入したら一つ処分する」を心がけるとうまくいくと何かで読んだ。現実は徹底できない。急死した叔父の家は、まだそのまま手つかずだな。

海原純子先生の回答(抜粋)

ご指摘はもっともだと思いつつ、自分の部屋を眺めてしまいました。文献・本・学会誌が雑然と積み重なっている状態です。引越しの時書籍を大量に処分したことがあります。
もう読まないだろうと思ったのですが、自分の一部がどこかに消えたような虚無感に襲われました。以来、本は捨てないことにしました。

必要な情報だけ選んであとは処分するのが望ましいと思います。しかし、読んだ本は情報のためだけにあるのではなく、その時の自分が刻まれた歴史のような気がします。

他人から見ると雑然とした山に過ぎませんが、本人は山のどのあたりに何があるかを記憶しているものだとも言われています。

父上とこうした視点を加えて話し合われてはいかがでしょう。もしかすると、そう遠くない将来、古新聞古雑誌が珍しいものとして値段がつくかもしれない。などと想像しつつ、終活をしないで購読を続ける父上の元気は素晴らしいと思いました。

昔、生活の足しにとこっそり実家にあったブルース・リーの特集雑誌が1冊五千円で売れたけど、母にめちゃくちゃ怒られた(←以後持ち出し禁止令が出た。

カズレーザーは読み終わった本はすぐ処分して、読みたくなったらまた同じ本を買う。「2回読みたくなったらまた買って、その作者の方にお金(印税)が入るのが正しいと思うんです」この発想はなかった。
70過ぎると余計意固地になるので、話し合いは平行線を辿るとしか思えない。思い切って何冊か本を持ち出してみて、バレなかったら少しずつ処分する方法を取るか、極論亡くなるまで処分を待つかのどちらか。自宅の整理もしなきゃあかん。いつ死ぬかわからないのだから。

今朝の人生案内は「隣人が挨拶をしない」
野村総一郎先生は「し続けるしかないけど有効でなければ、となりに宇宙人が住んでいる、とでも思うしかないでしょう」じゃうちのアパートは宇宙人だらけってことだな。

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