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サワコの朝 春風亭昇太 笑点メンバーでイエローカードは誰

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しょっぱなから座布団に座って

出囃子付き
落語家の春風亭昇太です
この手の番組に呼んでいただくとですね、だいたい結婚する気がないのかとかですね、いつ結婚するんかとかですね、どういう人が好きなんだ、ですね、結婚に関する話題を割としつこく聞かれることが多いんですが

今日はちょっと安心してます。そういうことを言える立場の人じゃない(笑)

よろしくお願いします。

※徹子の部屋の時は自宅公開。徹子さんは結婚に関する話題を割としつこく振っていたような

阿川:聞きますよ、聞きますよ、なんでしないのですか?
昇太:なんでしないのかと聞かれるとほんとに困るんですけど、気が付いたらこんな感じだったということしかないんですね
阿川:もうすぐ「気がついたら還暦過ぎる」から大丈夫
昇太:ぐふふふふ(笑)

今日は佐和子さんの身長が高く見える。

笑点の裏側

難しいですね。言うこと聞かないんですよ。歌丸師匠の時は番組の中で、歌丸師匠が一番の先輩だった。だから、みな言うこと聞いてたんですけど、僕になったら勝手に話し合ったり、立ち上がったり完全に学級崩壊な状態になってるんですよ

阿川:誰が一番態度悪いんですか?イエローカード出すとすれば

イエローの人ですね。自由なんで。

阿川:あの方は誰が司会だろうと自由でしょ?

ま、そうですね

阿川:一番カチンとくるのは?

そうですね、山田さんですね。「持ってきて」とか言ってんのに「滑舌悪くて聞こえなかった」とか時々反抗するんですよ。アシスタントって、そんな、司会者に反抗しますか?普通しないですよね。でもやっぱ山田さんも先輩だから。

ほんとにですね、笑点て、ずーっと、変わってないんですよね。やってること。ほかの番組はテレビの世界で進化して行ったんですよね。笑点だけが進化を止めて、いつの間にかガラパゴス諸島みたいな感じになった。他の番組ではないような不思議なモノだらけになってた。

阿川:最初は見慣れた動物だったのに、だんだん希少価値のある生き物に

コント赤信号の渡辺正行さん、あの人明治大学の落研なんですよ。志の輔さんの後輩。歌丸師匠が降りるって世間に広まったら、昇太くん次誰やるの?ってすごくしつこく聞いてくる。

「わかった、僕、昇太さんから聞いても他の人に喋らないから」

そんなわけないじゃないですか。・・言わないのも辛いしね・・

言うわけにもいかないので、ヒントだけ言っとこうと思って「渡辺さん僕は知らないんですよ。どうでしょう。笑点の司会って言ったらね、誰でも出来るものじゃありませんから。あのメンバーの中で、春風亭昇太がやるなんてこともあるんじゃないですか~」

渡辺さんが「それはないそれはない」(笑)かえってすごい腹たったりなんかして

記憶の中で今もきらめく曲

SHOGUN「男達のメロディー」

「俺たちは天使だ!」主題歌。79年。なつかし。日曜8時の日テレ。てっきりグループサウンズを持ってくると思っていたら意外だった。その後「鉄腕DASH」ソーラーカーでも使われた曲。
 
大学の時にレコード買ったんですけど、迷うわけじゃないですか。噺家になって大丈夫かな、入門して本当に成功するんだろうかとか。怖いわけですよ。その時ちょっと背中を押してくれた。

どうせ一度の人生、ってずっと思ってる。

落語家になるきっかけ

ラテンアメリカ研究部に入ろうとしたんですね。国の雰囲気が好きだったので。行ってみたら誰もいなかった。

隣の部室の人が「今ご飯食べに行ってるからうちの部室に来ればいいじゃないか」声をかけてくれて、入ったら、そこが落語研究会。先輩たちがずーっと冗談ばっかり言ってんですよ。部室にあったお酒なんか飲んでたりして。ゆるいんですよ。なんかこの人たちの方がラテンだなーと思って。(落語を聞いたことは)なかったです。落語、僕には念仏としか聞こえなくて。
とにかく一度見に行こうと聞きに行った。そしたらすごい面白かった。

当時若手落語家だった春風亭小朝師匠だったんです。

落語っておじいさんがやるものだと思ってたんです。おじいさんがやって、おじいさんおばあさんが聴いてるもんだと。
客席行ったら若い人もいるし。「愛宕山」って噺をしたんです。すごい面白くて。

学生落語の大会に出場して優勝したりなんかして。大学4年生になってそろそろ就職を決めないといけない。何がいいかなと
落語やるようになって生の舞台が面白いことに気づいた。面白そうだなと思う生のものはもっと面白いんじゃないか。
漫才組んだこともあります。テレビ番組にも出たんですね。(ザ・テレビ演芸)
構成作家の方が僕の落研の先輩だった。その番組に出ろと。
そしたら優勝しちゃったんです。賞とかお金とか結構強いんです(笑)
いざコントなんかで一緒にネタ考えましょうっていうと、仲悪くなったんですよ。
人間関係大変なんだなと。(ケンカ別れ?)まあそんな感じです。
はたと気がついた。僕、落研なんだ。落語はひとりでやるから、煩わしくないんじゃないか。

阿川:結婚できない理由がだんだんとわかって(笑)

落語家に

阿川:売れるまで何年かかった?
昇太:意外と短かったです
阿川:あらごめんあそばせ。注目されてたもんね。

ラッキーだった。新作されてる方がすごく少なかったんですよ。なので見つけられやすかったんですね。春風亭柳昇師匠はすごくプロ意識の高い方で、とにかくなんでもやってみなさいと。やってみないといいか悪いかは分からない。ダメだったらやめちゃえばいいじゃないかって。実際「ストレスの海」をNHKの新人演芸コンクールに出ることになって書き起こした原稿を読んだら、うちの師匠が首をかしげて「あぁ~、ま、ま、初めてだから頑張ればいいよ・・」自信なくしちゃいますよね。原稿用紙に「こんな感じはどうだ」書き加えてくれて読んでみたら面白くないんですよ。ええ、これどうやったらいいんだって。
でも師匠が目の前でやって見せてくれたら、面白いんですよ。
面白いとか感動するとかはどういう「言葉」じゃなくて「誰がどう伝えるか」なんですね。
今ちょっとイイこと言いました(笑)

前座の頃はやめようと思いました。自由にできないから。当時、落語ファン=古典落語ファンだった。結構口うるさいおじさんとかいっぱいいたんです。若造の新作落語なんか大っ嫌いなんですよ。ほんとにネチネチ言われましたからね。町内会のおじさんみたいのが来て「お前下手だなぁ」って。そういう人に水割り作る悔しさ。「円生師匠みたいになれ」とかね。「なんとか師匠みたいになれ」とかね。でも僕は春風亭柳昇が好きで入門したんですよ。一応ハイハイ言って、ハートの中はムラムラしてて。
師匠は「売れればいいんだよ」と言いました(笑)売れたらそんなこと言われなくなるって。

弟子は9人。身の回りのことは自分で。

僕は僕でやりたいことがたくさんある。落語家としてまだ過渡期なんで、君に費やせる時間はない。僕は君を入れるのは嫌なの。嫌なんだけどそれでもいいって言うんだったらいいよ、と。

釣りも好きだし。友達と船に乗って海釣り。バンドもやってます。小遊三師匠と。僕はトロンボーン。別にグループサウンズのバンドも。六角精児君と飲んでた時役者ばかりいたんですよ。マッシュルームカットっぽいからバンド組んだら似合うぞって。お城もボクシングも。お城がない町はないんです。今想像してらっしゃるのはたぶん一国一城の・・

阿川:女の子と付き合ってる時に嫌なのはなんですか?

束縛されることですかね(爆笑)僕は誰よりも自分が好きなんです。春風亭昇太ファンなんです。昇太もっと幸せになって欲しい。

いま心に響く曲

もんたよしのり イエス・イエス・イエス

僕が今まで言って来たこと全部。

阿川:最期に残す言葉は?
昇太:あ~面白かった

もんたよしのり/桑名正博/塩次伸二/yes, yes, yes - YouTube

さいごに

昇太さんのサイン入り本を持ってる。木久扇師匠の落語会で笑点グッズと共に売ってた。

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