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久米書店 最終回? 特別編 村田沙耶香

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父からのメール

壇蜜:店長と話したほうがよかったのにな。特に何か不満はなかったのですか?
村田:特に不満はないです。
壇蜜電子書籍でも上位に入ってて、表紙の奇抜さみたいのはある。所々人の手が出てるんですよね。ちょっと怖可愛いような
村田:そうですね。
壇蜜:実際にこれ何なんだろう。なんだかわからないけど完成してる感じが
村田:私いっつも装丁は編集さんに丸投げで作ってもらってるんですが。自分の感性が入っていない表紙に包まれるのが嬉しい。
壇蜜;ご家族とかご両親はどんな反応を?
村田:両親は結構候補になった時点から、父は友達が多いので、父のところにすごく連絡が来ていたらしく・・うーん。当日も「私は落ちるから期待とか全然しないでくれ」と告げてあったのですがニュースで見たらしく、メールで「対応に追われるだろうが冷静に対処するように」と。
壇蜜:司令官みたい(笑)受賞された時はお喜びのメールとかはなかったんですか
村田:「安物のワインを買って待つ 父」みたいな
壇蜜:最後まで司令官ですね
村田:ちょっと嬉しかった。
壇蜜:祝杯みたいのは
村田:「友達と飲むので帰れません 娘」(笑)兄と飲んでたらしいです。

コンビニ人間

壇蜜:主人公の年齢もきっと私と近いでしょうし、色々言われてることも共通してることがあったので、おんなじことを言われる人がいるんだという思いで主人公を見ることができました。
村田:すごく嬉しいです。私も主人公とは多分同い歳なんですが自分自身は言われたことのない言葉をいっぱい書いた気がするんですね。この作品では初めて「働く肉体」を書けた気がして
壇蜜:だから恵子さんに対して動きを感じた24時間毎日気を抜かずに生きてる感じがしたんですね。今を生きる描写を与えられた気がして。それ以外の人たちは逆に生きてないような。思考が停止してる描写だからこそ生えてる気がしました。恵子さんだけが前をむいて歩いてる思考を与えられてて。後の方々、妹さんにしろコンビニの同僚にしろどこかで止まってるような
村田:店員としても成長しようとしてる。変な部分でもあるかもしれないけど「なんでなの?」(普通ではない)と聞いてくる人の方がグロテスクな感じがしました。主人公側にカメラを置いて普通の人々を見るとグロテスクに見えたり。でも自分は普通の人側がやってることを言っちゃうかも知れない。そういうグロテスクさは自分にもあるかもこの小説を書いてる時特有の感じがあったんですけど、なんかあちこちにカメラを置いてる感じがしました。 

皆が不思議がる部分を、自分の人生から消去していく。それが治るということなのかもしれない。

村田さんの一日

21時に寝て午前2時に起床、執筆活動は6時まで。今日やることリストを机の上に書いてあるので、寝ぼけた頭でパンとか食べて、リストの通りにコンビニ行くまで終わらせるぞって感じで。1日の間に締め切りがあるような。
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総集編+久米さん抜きの村田沙耶香。何の前触れもなく終わった感があってなんでなんだ。 

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壇蜜:皆様にお伝えしなきゃならないことがあるんですよ。あの、久米書店、引っ越します。店長戻ってきた
久米:そうなんです。10月から、金曜夜11時半に引越しです
30分時間凝縮(短縮)、雑誌も取り上げるとのこと。

最終回じゃなくてリニューアルじゃん

追記

2017.4.1
本当の最終回はこちらです。31日が後編。
   

ami-go45.hatenablog.com