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メモ代わり。ジャンルも気まぐれ

SWITCH インタビュー 達人達 平井堅×増田セバスチャン やさしい毒(抜粋)

世代やキャリアを始めた年が同じ(95年デビュー)など、共通点がある。

平井堅

魔法って言っていいかな?

半径1メートルぐらいのふたりだけの合言葉、
エピソードを盛り込むことが
たくさんの人に愛される曲になるんじゃなかろうかと思って
ともすればラブソングとしては「帰り道の犬の鳴き声」って
いちばんギリギリな言葉っていうか
自分としては際際を攻めたつもりで書いた曲。

かわいいの妖怪

おしゃれはしすぎない 普通妖怪
弱さの使い方 熟知爽快
媚びた瞳 明日を探す

合コンで男子にウケる可愛さを最大限演出してる女性達を
揶揄しながら応援している曲。
ちょっと毒をアルバムに入れたい
でも、あれですよ
セバスチャンさんの”カワイイ”とは違う。もっと凡庸なかわいさ。

増田:歌詞を読んでると、平井さんの人柄がよくわかる
   アンチ的な部分、毒みたいな部分でもしかして共鳴できるかなって。
平井:いきなりトップギアですね
増田:平井さんってバラード多いじゃないですか
   それでいて「POP STAR」みたいなアゲアゲの曲もある
   この比率みたいなのは自分の中であるんですか
平井:自分自身の中でそんなに差異はなくて、
   バラードはここぞという時に投げる勝負球。
   アップテンポとか毒を孕んだ曲とか色々出して
   バラードで落ち着かせる。両方ないと不健全。
   でもアップテンポの方が単純に楽です、歌ってて。
   バラードは緊張。固唾を飲んで聴かれるから、
   歌詞まちがえたらどうしようとか、毎回緊張して
   「ここちゃんとしなきゃ次高い音になるから音がひっくり返らないようにしよう」
   必ずひっくり返るんですよ。皮肉なもん、人生だと思うんですけど。

増田:どんなもんですか、コンサートの当日、リハーサルから本番までの流れ
平井:完全に五郎丸化してて、ルーティンが決まってる。
   1個でも外れたら不安で仕方がなく
   だから全く同じことを毎日繰り返す。ツアーの時は。
   入ってケータリングのご飯食べて発声、ストレッチ、会場ウォーキング、
   リハーサル、全部順序が決まってて、最後うがいして。
   鏡見て「大丈夫大丈夫」って念じて出る。
   緊張は異常にするんだけど、僕の2割長所、8割短所
   ものすごい冷静だし冷めてるというか、自分をコントロールしようと思ってる。
   「ライブは自己解放だ」そういうの皆無なんで。
   それがストレスなんだけど、自分を審査、査定しながら歌ってる。

   「今ピッチずれた」とか。それがクオリティコントロールにもなるし
   歌がうまけりゃいいなんて全然思ってないけど
   僕がコンサート見てても、100%楽しそうに歌ってる人って魅力を感じない。
   100%日なたみたいなものに対してちょっと拒否反応がある。
   今日も楽しかったね、はい、終わり、引き返しませんって
   うらやましいけどそういう人とは友達になりたくない(笑)

増田:平井さんに惹かれるのは職人的な要素があるから。
   僕が仲良くなるアーティストは、結構表になるために生まれてきた人が多くて、
   ライブでも5分前まで寝てていきなりバッとスイッチが入る。
   自分は裏方でこうやってテレビ出さしてもらってるけど
   自分も本番までに3時間前からテンション上げていくタイプ。
   クレイジーな作風なのできちっとやってかないと説得力がない。結構似たタイプかも。

平井:僕は真面目な人が好きなんです。
   5分前まで寝てる人は、うらやましいけど、いつか失敗しろと思う(笑)

新しい人と新しいものを作ってかないと、新しいものが生まれない。
自分の想像をはるかに超える、斜め上を行くものに出会った時の
あのときめき、高揚感に出会うためにやってる。
CDのテイクと同じように歌うことを心がけている。
リスナーとして聴いた時、ヒットした時のその歌をずっと音源として聴く。
変わっていくのはしょうがないけど、ベテランにありがちな
ためる、妙にフェイクしだす、原曲わかんないぐらいメロディー変えていっちゃう・・
学生の頃ライブ見に行って「あれ、このサビじゃないのに」って思ったことがあって。

「みんな大好き!」って、もう、ほんっと、大っ嫌いです。

Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 歌バカ (通常盤)

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徹子の部屋 平井堅 ソレデモシタイ/桔梗が丘 母の話(抜粋): .net.amigo

増田セバスチャン

世界観

増田:僕の作るものは強烈な世界観が多くて、引っ張られる人が多い。
平井:真逆な感じだけどやってみたい。
   あのカラフルな中に平井堅が入っていく気持ち悪さ。
増田:気持ち悪くない。いい意味の違和感、新しい感じで行くんじゃないかな。

「カワイイ」ってのは欲望に忠実なものなんじゃないか。
作品のテーマとしては欲望なものが多い。

増田:平井さんが、言葉が先、詞が先と言ってたじゃないですか
   実は僕も。言葉から入る。

夜な夜なぴかぴか光る夜行性のキノコ
何度も実験を繰り返す深海のプランクトンたち

平井:文章から入ってますけど、もう出来てますね。
増田:僕がこの世界に入ろうと思ったのは寺山修司
平井:寺山修司に憧れてこの仕上がりになるっていうのが。
   自由度、感化されて咀嚼して。
   自分を通してこんなものになるというのは、寺山さんも嬉しいでしょうね。
増田:A型ですか?
平井:A型です
増田:やっぱりそうだ~A型だ!聞こうと思ってたんです
平井:さっき「3時間前から準備する」と言ってて、聞こうと思ったんです。
   でもA型でこんなことできる人いるのかな
   こういうことできる人ってBかABだって勝手に決めてて。

増田:20歳ぐらいの自分は落ち込みましたね。そっから20年かかった。
   その頃には復習リストというのを作ってて(笑)
平井:ぼく、いまもありますよ。

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