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SWITCH インタビュー 達人達 菅田将暉×板尾創路(抜粋)

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用意したサプライズは、バーレスクの漫才。

板尾:まだ1年目。吉本風の2人。まったく同い年でコンビで頑張る
菅田:コンビ名なんでしたっけ?忘れた(笑)
板尾:もっと見てみたいなあ
菅田:しょっぱなの成宮寛貴さん、事務所の先輩なんですよ
板尾:それちょっと引っかかった?
菅田:あと、もともと数学の先生を目指してたんですよ。あのネタたまたまかな
板尾:すごいな。
菅田:いろんなことが気になって笑えなかった(笑)

笑いについて

菅田:こないだ松本人志さんにお会いしたんです。その時に「こんだけお笑いが好きなんです」話をさしてもらったら「なんでお笑いに行かんかったん?」言われましてその感覚は毛頭無かった。先天的にはお客さん。
板尾:おれ今でもそうやけど、永ちゃん大好きやん。昔やんちゃやった。ヤンキーだったから。CAROL時代から好きで、好きすぎて会いたくないのん。
菅田:すごくよくわかります
板尾:矢沢さんが段差でつまずいたりするの見たくない(笑)松本さんだけ?浜田さんは?
菅田:両方会いました
板尾:どうでした?まじまじと見て
菅田:すっごいかっこよかったです。優しくて。でも怖かったです。
板尾:芸人さんって怖いもんな
菅田:俺にとって怖く居てくれるのは嬉しいことでもあるんですけど
板尾:猛獣も怖いやん(笑)確かに猛獣やからな。上方の。怖いけど面白い
菅田:板尾さんも同じカテゴライズ。オモバカ。芸人さんたちが1分間ずつ笑わしあって対戦する・・
板尾:そんなんでたっけ
菅田:出てましたよ(笑)

これかな。原西と(switchではゴルゴと) 動画参照

板尾:涼しい顔してたと思うけど、頭ん中はものすごいフル稼働。笑いに関して言えば、その時に出せる奴が強い。生のバラエティとか事前に考えようがない。そこで集中した時に、数十秒、数分しかない間にワーッと考えて半分苦し紛れみたいな バッと出たものって、新鮮さもあるしリアリティもある。そら、スベる時はとんでもない。そういうリスクもあるけど、そこがすごく、笑いがいちばん輝く瞬間な気がする。誰も予期してない事を言える。とんでもない角度から球を投げれたり、とんでもない空気にさせるのはそういう瞬間。
菅田:どうやって考えるんですか?普段から?
板尾:うん。あまり俺ね、普段から・・ネタもそうやけど、アイデアを常に書きとめてストックしておいて何かやるってのが性にあってない。その時やりましょうってなった時に考えるとか、現場行って考えるとか、じゃこうしよう、これどうっていう方が性に合ってる。
菅田:瞬発力
板尾:う~ん。うまくいけば瞬発力。ダメな時もあるけど、事前に考えるのが得意じゃない。何もしてないかっていうとそうではないと思うよ。無意識に生きている上でいろいろなものを見て影響受けて、頭の中で整理して残っていること。その時に今あるものをグッと出す。笑かすって難しいな。笑ってくれた相手を見てしまう。やっぱり笑ってくれないと。笑ってくれたらこっちも幸せになる。本能的にあるんでしょうね。だから人を笑かしたい。 気持ちいい。笑ってくれると。

悩み

菅田:寝る間も惜しんで、できるだけ仕事をして行けるところまで上を目指そうという期間。どうしたって、7年ぐらいやって、ちょっと疲れてきた。人間の限界というか、なんぼでもやったろう、いろんな戦略があったんですが。そろそろ頭も回ってこなくなりそうなのが怖い。
板尾:次の段階に行くまでに、ちょっと休んで、何か吸収するとか、1回冷静なって、これからのこと考えるとか、そういう時期に来たんじゃないですか。
菅田:1週間後には違うこと思ったりするかもしれないけど
板尾:それでええですよ、別に。みんな真面目すぎるからね(笑)言うたことに責任持とうとするから(笑)俺めっちゃ優柔不断やから。「絶対この方向性」「これが真実で間違いないやり方」何年かするとまた変わるし 好きなもんが嫌いになったり、嫌いなもんが好きになったりする。多分人間はそういう生き物。覚えてない。言われた方は覚えてるから「言うたやないか」言われるけど、そんなん気にしてたらあかん。矛盾して無い奴なんておれへん。絶対おれへん。そんなん気にすると「こんなこと云うてもうたからでけへんわ」そんなん思うとつまらん
菅田:安心しました。有言実行で全部やりたかった人間なんで
板尾:ああ、そらきついわ。
菅田:それに心地よさも感じてて
板尾:できるからや自分。自分だけの事やったら、変わってもいい。ええやん変わったってそんなもん。じゃないとしんどいし。いい言い方をしたら成長やし、そんな悪いことやないと思う。10年間日記を書いて、すごく楽になった。

さだまさしの青春時代をすだまさきが演じたのは見た。グレープの頃はちょっと似てた。