別館.net.amigo

別館.net.amigo

メモ代わり。ジャンルも気まぐれ

【メモ】団塊スタイル 五木寛之 養生法 嫌老社会 

僕の読者は団塊の世代が多い。同世代よりちょっと下。

「ダンディの秘密を知りたい」という質問に

あまり気を使わないこと。適当に。
今履いているズボンは70年代のもの。
ちゃんとブラッシングしてます。
洋服なんか全然買いませんね。

うなされるほどの衝撃を受けた「進撃の巨人

養生について

人間の体は複雑で微妙です。
その体が発する信号「身体語」を
日々、正しく受け止めること。
それが養生の第一歩です。

歯を磨くときは片足で立つ(重心を下腹部にする意識で)
洗面所で顔を洗う時、スクワットのように膝を曲げる
(腰は伸ばしたまま)
寝る前は吐く息で自分の好きな文句を唱えると
呼吸が楽にできる、などなど。
五木さんが唱えているのは正信偈(しょうしんげ)。

養生のヒント

養生のヒント

一時期30代から40代、メディアに酷使されてた頃は腱鞘炎になって。
万年筆が握れないような状況になったこともあってね
これはその頃の遺物ですけど、
ボールペンとか万年筆に、テニスラケットのグリップに巻くような
・・こんなふうにわしづかみにしてやっと書いてたことが
10年ぐらいあってね。

自分の手をケアすることから始めて
揉んだり刺激をしたりしてたらいつの間にか
いつの間にか腱鞘炎が消えてた。感激ですよね。

旅に持参するのはネパール産の岩塩。
ふらっとしたりぼんやりしてる時に舐めると
一瞬、ピリッと気持ちが引き締まる。

好きでやってることばかりですから
書く仕事も、頼まれてグラビアに出る仕事も、
テレビもラジオも講演も対談も
ゴシップまでね、場合によってはその時代に発信する
その人の表現の仕事ですから
大事にしたいと思ってるし
書く仕事を一番だとは思ってません。

1日1食の時もあるし、不規則。
これで生きてるんだからねえ。
1日3食規則正しく食事しろとか
バランスよく野菜を食べろとか、あてになんないよねえ(笑)

「健康」よりは「養生」って言葉が好きなんです。
健康法は一つのテクニック、技術、ノウハウのような気がする。
養生は心構え。どんなふうに日々生きていくか。一人ひとり違うんです。
血液型が違うように、人間は全然違う。
自分がどう生きたらいいか、一生懸命観察したらどうですか。

例えば癌は放置してもいいという説が相当広まっていてね、
医学界では散々警鐘を鳴らしてるわけですが、
早期治療早期治療が良かった人も、放置してよかったという人もいて
世の中様々です。
自分への問い掛けで決断するしかない。だから難しい。自己責任ですよね。
おしっこして臭いを嗅ぐとかね(笑)
努力じゃなくて楽しみでやらなきゃ。面白いからやる。

嫌老社会を超えて

嫌老社会を超えて

休筆とエゴ

途中で投げ出す癖があるんですよ
ま、いいやと思って。
そういう感じになることがしょっちゅうある。
子供の時から家族と一緒に、
国民全体で信じてきたひとつの物語が、敗戦で一気に崩れ去って
「何のために生きてたのか」
「お国のために生きてきたんだ」
それが一挙に崩れたあと、その中で生きてた人間としては
どうでもいいやという気持ちになったんです。
人間の明として、努力してもできないことがあるんだっていうのを
否応なしに少年時代に感じてきたわけですから。

家族だけでなく、引き揚げ体験や戦争があると
人間は自分のエゴを守るためにあらゆることをしますよね。
そうした人間は生きて帰ってくる。
一人しか乗れないボートに三人が手をかけて
「お先にどうぞ」って人に勧めた人は帰ってこないんですよ。
ものすごくエゴが強くて
人を足蹴にしてでも、頑張って前へ出る人は生き残って帰ってくる。
自分は帰ってきたわけですから。
悪人ていうのは、悪いことをする人じゃなくて、
生きてる人間は、他を犠牲にして生きてることが見えてくると
やっぱり全て生きてる人間は
悪を背負って生きているという、後ろめたい思いがあるわけでしょ。
生き残った人間は悪人だという思いが
少年時代からずっと付きまとってきた。
どっか心に一点、人を蹴落として生き延びてきたという
後ろめたさを抱えて生きてきた。
病を抱えて生きてる人に対して、申し訳ない気持ちが心の底にある。

僕らの戦後世代、野坂(昭如)さんとか大島(渚)さんとかは
後ろめたさを必死で守ろうとして生きてきた人たちなんですよ。
大手を振って道の真ん中を歩くような人間じゃないんです。
敗戦の中を生きてきた人間は。

嫌老社会

嫌老感はまず自分に向けて芽生えるのだ。

嫌老社会を超えて

嫌老社会を超えて

このところずっと、高速道路逆走したとか、
コンビニに突っ込んだとか見るとね
80でとかって年齢書いてあるんですよ。やだね~(笑)
みんな高齢者じゃないか
ホントに僕はクルマ好きでしたからね。
レーシングチーム作って。
だからハンドル握らなくなった時は、
なんか自分の人生が半分終わったような。寂しかったですね。
他人の命がかかってるからね。
かといって高齢者が
自分で軽トラック運転しないと、診療所にもコンビニにも行けない。
そんなことはいっぱいあるんですよ。
その人たちにとっては生きる術なんです。
高齢者の中にも格差が甚だ多い。
1%か5%の富裕層がいて、あとは年金でもやっていけない人、
下流老人て言葉が最近出てるじゃないですか。たくさんいるわけですね。
格差を世代の中で改正していかなきゃいけないのが提言。
なるべく他の世代に負担をかけずに
我々の中で問題を解決できないか。

死ぬのが怖い、不安だ。諦観できない58歳

五木さんは自分の最期をどんな風に考えていますか?

死ぬことなんか考える必要ないですよ。
向こうから必ずやってくるんですから。
嫌だっつっても来る。

死は 前よりしも来らず
かねて後に迫れり(徒然草

後ろからぽんと叩かれてくるんですから

長生きのコツは
部屋を汚くしとくこと。
僕らの仕事部屋は信じられないほどのゴミ屋敷。
死ぬに死ねない。あれを見られちゃ死ねない。
どんなに苦しくても、あれを片付けるまでは死ねない。

※前記事がゴミ屋敷の話だったんだが。
テレビでゴミ屋敷特集とか絶対嫌なんだけどな。

広告を非表示にする