アスペルガー症候群とは
コミュニケーション障害。興味の偏りが見られる先天性疾患。脳に原因があるとされている。人口のおよそ0.3%に見られる。
原因は脳にある
※子供の頃(あくまでも一例・ADHDの症例も含む)
木下(旧姓・中村)直子さんは、アスペルガーとADHDを抱えていた。
読み書きを覚えるのが早いが、運動神経が鈍い。ダンスなど、人の動きを真似る動作が苦手。
匂い(たとえば隣のクラスの墨汁など)が気になってしまう。
聴覚が鋭い。時計の音が気になって眠れない。
学校で使うマットや跳び箱が苦手。
興味があることへの情熱はすごい。一度気に入った本は何回も読む。
変化を嫌う。(←学校での突然の日課変更なども含む)
暗記科目は得意だが、算数など応用を必要とする科目は苦手。苦手な授業はじっとできない。
場の空気を読まず、自分の言いたいことをズケズケ言う。人の気持ちがわからない。
言ってはいけないことが判断できない。
なぜ怒られているのか理由がわからない。(分かるまで時間がかかる)
自分で決めたルールには厳格に従う。場をわきまえない。例えば図書室などでも突然笑い始める
掃除・片付けが苦手。教室でも机の中はぐちゃぐちゃ(理由:片付いたあとをイメージできないため)
片付けるとは押し込むこと。
毎日何かしら忘れてしまう。忘れ物が多い。
やってしまってから過ちに気づく。
こだわりが強い
社会に出てからの苦悩
約束を忘れ、デートなど待ち合わせに遅れる。
結婚後も部屋はぐちゃぐちゃ。片付けてもすぐに散らかす。
なんでもやりっぱなし。
状況に合わせるなど、臨機応変に対応できない。枠内に字をおさめることができない。
結婚後
家事などの優先順位をつけることが苦手。直子さんは、幼稚園の先生への寄せ書きには明確な期限が決められていなかったためずっと忘れたままで、先生に渡すことができずママ友から無視される。それだけでなく、遠足のお弁当も作り忘れてしまう。参観日で子供が発表しただけで大はしゃぎする姿に、一瞬、某体操選手の母親を思い出した。
いくつか当てはまるからそうかもしれない、と思ったり、身近な人間に対して根拠もないのにアスペルガーだと決めつけるのは良くない。
誤診もあるし、アスペルガーでなくてもママ友との関係に悩む人は多いもの。
自戒も込めて。家族や周囲の人が読むなら
アスペルガーチェック法(サリーとアン)
サリーはバスケットを持っています(アンは箱の横に立っています)
サリーはボールをバスケットの中に入れました。
サリーは外に散歩に出かけました
アンは、サリーのボールをかごから取り出すと自分の箱に入れました。
サリーが帰って来ました。彼女はボールで遊びたいと思っています。
サリーがボールを探すのはどこでしょう?
正解:サリーはバスケットを開ける。
対策
家族でスケジュールを共有する
苦手な片付けは家人にやってもらう
ケータイのアラーム機能を活用する
マインドマップを利用する。
病気って知らないと優しくなれないて、変じゃないですか?←ウエンツも素朴な疑問をぶつけてくるね・・実際、娘さんだって診断がおりてすぐは母親のことを受け入れてなかったよね。「そんなの言い訳じゃん」だってさ。