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【感想・メモ】SONGSスペシャル 矢沢永吉×山田孝之

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背中が弱点

痛み止めなしではステージに立てない

長時間歌い続けると背中と腰が痛む。精神をどうやって維持するが一番のテーマ。

本当のこと言うと、俺キャロル、20代の時背中悪くしてんのね。ほんとは如何せん背中が弱いんですよ。今年66?そりゃ僕だって考えますよ。俺どうしたらいいんだろうとか。更年期なんて女性だけじゃないからね。男の人にもホルモンのバランスで、ちょっと切なくなったり、これでいいのかなと思ったりもするじゃないですか。だから そういうこともああいうこともみんなと一緒ですよ。でも いつまで出来るかわからないけど、そんなもん口パクなんかしたくないからね。声がちゃんと出ること。それでこの足腰が動いてくれるんだったら、最高のを見せなきゃ駄目ですよ。

矢沢永吉×山田孝之

永ちゃんの奥様が山田孝之のファン。
山田:なんなんだろその体力、と思って。
矢沢:僕は正直言って腰がかなりきつい時あったから。
   ダンサーに「君らあんだけダンスして大丈夫か?」っつったら
   「BOSS、俺たち自分たち全員坐骨神経痛です!」(笑)
   「じゃ、仲間じゃん俺達!」・・嬉しかった。嬉しくなったと同時に
   「あ、やれる」
   だから何言いたいかって、スポーツ選手、野球選手、
   サッカーもそうなんだけど
   その道その道で張ってる人は何もないわけないんだよね。
   どんなジャンルの人でもね。そう思ったら楽じゃない?
   だからねこれから地味なこといっぱい、
   たまに思う時あると思うんですけど
   それでいいの。予定通りなんだから。
山田:そうですね。続けるんだと思いますし、続けたい気持ちもあるんですけど
   ヒネクレ者のところがあって、役者よりもなんか面白いと思えるもの
   出てこないかなと思ってます。
矢沢:あのね、それ、すっごいわかる。
山田:ホントですか
矢沢:実はね山田さんね、40ぐらいの時ね、ずっと思ってたの。
   音楽以外になんかあると思って。
   つまんなかったのね。困ったな。
   音楽家が音楽つまんないと困るわけじゃないですか。
   なんで音楽今面白くないんだろと思って、苦しむ。
   なんでつまんないの?
   つまるようにしようと思うと、また新しいことやろうという
   エネルギーが出てくる。同じことですよ。
山田:僕と同じ人がいた(笑)宿命というのがあって、悔しいというか
   芝居を辞めたいとは多分僕一生思わないんですよ。
   そうなると自分の逃げ道として
   これしか僕の一生はないんだと思うとうぇえ、となるので
   「いつだってやめていいんだ」と。でもやめる気はないけど
    これよりももっとやりたいことができたら、そっちを選んでいいんだ。

矢沢:それが人よ。
   40代のアタマぐらいに、ほんとにこれでいいのかとか思いながら貫いてる。
   役者の道を貫くだろうし、矢沢もそうありながら
   音楽しかないもん、やっぱり。

   おセンチにカッコつけてる場合じゃねえやってぐらいに
   モノホンがいっぱいいるわけ、向こうに。
   日本に来たらスーパープレイヤーになるような者が、
   食べれないぐらいの三流にゴロゴロいるわけ。
   「ワーオ!ニッポンノヤザワエイキチ!」っての
   なんなのそれって思うぐらいにショックだったの。そこでまた気持ちを切り替えた。

31歳の叫び

「僕、カネ欲しいんすよ」安心感が欲しい。
底辺を固めないと。自分の信念を曲げてまで仕事しなきゃいけない。

山田:こんなの、おれ、できないすよ。
矢沢:ちょっと前にVTR見てみたんですよ。見れなかったね、恥ずかしくて。
   あんまりにも青くてとんがってる自分。「俺さぁやるしぃ」
   誰に言ってんの?バカじゃないの?って。
   でも、バカじゃないのって思いながらも
   「怖かったでしょ?」怖かったね。もう、吠えていたかったのね。
山田:矢沢さんは自分でケツ叩いてから行動起こすっていうね、ところあるじゃないですか。らしいというね。僕それが全く逆というかできないんですよ。
矢沢:じゃ、やりゃあいい。

矢沢:面白がっちゃえばいい。じゃ、やっちゃおうかみたいな。
山田:そうですね。やったことないんだったらやってみるのもアリですね。こええなあそれ。
矢沢:30の頃に「決めてやろう」がなかったら、だめですよ。いいところで落としどころでっての、それウソだから。僕は30代40代50代、メチャクチャ張ってきたから。今は違う。「何が何でも」じゃないってのに加わってきてSTILL ROCK INGER まだ現場。現場ですよ~。いんじゃないこれ、なかなか矢沢もいいねって思えるようになりました。山田さんも絶対そこ行くから。
山田:そうかな・・
矢沢:僕もまさか65、6まで現役で東京ドームでやってると思わなかったから
山田:夢がありますねすごく。先輩でうわーっとやってる人を見たら、あ、いいんだって、勢いというのか。まだまだやれるってのがわかって。
矢沢:そういう意味ね。いいですよ。矢沢の若い時をチラっと見てるような感じで。
山田:・・そうですか・・    
   

安物の時計 '91 - YouTube

作詞は松本隆山田孝之絶賛緊張中だった「矢沢は汗感唾感アナログ感」

俺は老けないよ、これからも老けないよ。