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メモ代わり。ジャンルも気まぐれ

SWITCH インタビュー 達人達 田口トモロヲ×松尾スズキ ラブシーンを撮る苦労(抜粋)

前半の会話が・・

松尾:こんな大勢の人の前で二人で話すってないですよね
田口:こんな羞恥プレイ、この年になって・・・いやっ・・・
   脱腸になっちゃって
松尾:脱腸に??ズボンの中、大変なことに
田口:まぁ一応押さえてはいるんですけども。この年になるといろいろ
   故障が出てきますね。

「植物男子ベランダー」アドリブ

松尾:「ベランダー」すごくポップですよね。
田口:めっちゃ貫禄出ましたよね
松尾:・・すいません
田口:そこ、謝るところじゃないと思うんですが
松尾:貫禄ってのはどういう意味で
田口:若い時から知ってるから。いい意味でのビジュアルの変化。男としての。
   確実に年上感が(笑)違和感なく先輩って呼べますし
松尾:最近、来る役くる役60歳。52歳なんだけど。

松尾:いやぁ花屋ってホントにね・・道に迷いますよね
田口、そういう問題じゃないでしょう。
   ああいう(アドリブ)のは瞬間的なんですよね?
松尾:どこでもそうやってるわけじゃないです。声を大にして言いたい。
   「使いづらいな」と思われるのはシャク
田口:あと「やりすぎ」だってね、思われたくない。
松尾:僕らにとってね「いい俳優」って、「言われたことを考えなしにやってくれる人」
   考え無しじゃないですけどね、そうありたいなと思います。

※望月一秩(脚本・監督)
人物が勝手に動き出す面白さ。現場に関してはすごくストイック。
たまにパンクの血が出てきちゃうときがある。
たぶん「台本通りなんてやってられるか!」ってパンク魂が
芝居とかモノローグの収録の時見え隠れして。
そのへんが素敵な役者さんですね。

最初自分がインタビューされるもんだと思ってた松尾スズキ
気づいて仕切り直し。

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ピースオブケイク

松尾:「恋愛モノを撮りたい」欲求はあったんですか?描いた人も女性だし
    女性目線じゃないですか。
田口:25歳の女子の恋愛ものって、そのテーマだけで苦労じゃないですか。未知の領域。
松尾:田口さんってもっと男な感じがしてた。女性ものに興味があるんだって。
   僕は自分の中に女がいるんで(笑)女性目線の映画を撮ろうかと。
田口:自分の中の全女子力を(笑)パァ~って吸収して、バーっと出しました。
   「男目線じゃない?」と言われたくなかったんですよね。出来上がったものが。
   いろんな映画を見ていて「これは男から見た女性像だよね」って作品もたくさんあるので
   意図的にそういう風に作ってあるんだなと思いますけど。

   原作を読んでリスペクトしたので、そこを表現できれば、すくいあげられればってところを
   すごい苦心しましたよね。

多部未華子
監督の他の作品も見たんですけど、すごく情熱的な撮り方をする方だと。
一発本番ぐらいの勢いで、現場も先頭切って熱い人なんだろうなと。
私の意見とか「多部ちゃんの中のしのちゃんってどんなの?」
「なんでこんなこと言ったと思う?」
一つ一つ掘り下げて細かく考える方。勢いだけじゃない
漫画を読んで感じることだったりとか
映画でそのまま生かせたと思うんで。


映画『ピース オブ ケイク』予告編 - YouTube

松尾:らしくないものを撮ったなっていう・・
田口:そんなにらしくないですか?
松尾:ラブシーンも結構多いじゃないですか。
   トモロヲさんって割と恥ずかしがって撮らない方だと思ったんですけど。
   それが恋愛なのか快楽を伴ってなのか流されてなのか
   いろんなタイプのキスを見て物語が作られていってる気もして。
田口:キスってこんなに変化が出るんだと。
   キスっていう行為がラブシーンの中では過激な行為として描写できる発見がありましたね。
   許されてる表現
松尾:ハリウッドなんかのキスシーンは流れるように見るんですけど、日本人てね
   キスって結構ショックな映像。
田口:キスを見せるって文化がないですもんね。しかもかなり濃厚。
   男ってなんでナイーブになるんでしょうね。女の人のほうがえいやっていう
松尾:すぐ素に戻れる。
田口:男は余韻に浸る(笑)
松尾:気遣い方も半端ない。
田口:ある種アクションシーンですよね。
   最初にR指定にしたくないって枠組みがあったので。その中でできるだけ攻めた。
   演出部が男4人だったので。くんずほぐれつしてムービーに撮って。
   知り合いのADさんに見てもらってご支持いただいて。
松尾:やっぱり腰を動かしたらアウトですもんね。カット割りをいっぱい入れて。
   手をついたりベッドから落ちたりいろんな小細工をして
田口:両方を同時に揉んじゃダメとかね。揉み方とか(笑)
松尾:揉み方もあるんですか
田口:男優さんも力入っちゃうと。「ダメだダメだ!そこダメだ!」

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運転免許証を捨てた

松尾:幼稚園の頃、足を複雑骨折して入院してた時期があって
   入院先に漫画の本があって赤塚さんのがいっぱいあった。
   「もーれつア太郎」小学生で「天才バカボン」が始まって
   クラスの中で「レッツラゴン」読んでるの俺だけ。
   「クラスの中で赤塚不二夫を好きなのは俺だけだ」って変なエリート意識があった。
    萩本欽一さんが好きで。えんえん二郎さんをいじめるっていう。
    「欽ドン」ではなくて。サディスティックで自由な感じの。
   九州の田舎だったからアングラとか全然知らないし。
   野田さんとかいつも寄り目でノってるんですよね。

※小6の時描いた「じじいと二人」誰か出版化して欲しい。

レッツラ*ゴン (小学館文庫―赤塚不二夫名作選)

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田口:ちょっと話はそれますけど「就職してた」ってのがすごいですよね。
   芝居の内容からするとワイルドサイドを歩いてきたのかなと。違うんだ。
松尾:東京に出てきて
   運転免許証を川に捨てたんですよ。

   車も持ってないし、これから先も二度と持つこともないだろう。
   演劇なんかを始めたんだから。
   「俺はこれからアウトローになる」って
田口:覚悟ですね
松尾:今から考えるとなんて愚かなことをしたんだろう、って。

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